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小説の再編集とか、資料とか、必要な諸々を置いておくブログ
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《恋人達以外のクリスマス》





クリスマスはカップルだけのもんじゃねぇだろ?

なんて、いいがかり。
ただ単に面白そうだから着いて来ちゃったんだ。


隣で目を潤ませて、いい感じに酔ってる彼はやっぱり綺麗で。
友人がうらやましくなったりもする。


まぁ、内緒の話だけど。


彼が誕生日だったって知ったのはもうちょっと後のこと。
そして、俺が帰った後は大変に激しく情熱的だったとニノが語ったのも、もうちょっと後のこと。


結局俺は良い仕事したんじゃねぇか。
2人の熱い夜を演出したんだから。


なぁ、ニノ?


*****



「スッキリをご覧の皆さん、クリスマスなんて大ッ嫌いだ!小栗旬です」




「お疲れ様でした~」


コメント撮りが終わり、小栗はスタジオを後にする。


世間はすっかりクリスマス。
なのに俺は仕事がぎっしりだ。
口を吐いて出るのはため息と愚痴。


さっきのコメントは本音だ。
まぁ、彼女のいないヤツの恨み言と言われりゃそれまでだが。


そう思いながらテレビ局の廊下を歩いていると。


「あれ?あそこにいるの・・・・」


見覚えのあるシルエットに見覚えのあるシチュエーション。
前と違うのは、どうやら電話中みたいだ。


『うん・・・後ちょっとで終わる。にのは?もう終わってるんだ?え?迎えに来てくれんの?うへへ・・・うん、待ってる。ありがと!くふふっ、うん。じゃあね、あとでね。ばいばい』


電話を切ると嬉しそうに携帯を握り締めた。


「デートのお誘い?」
「ひっ!あ、おぐりくん・・・?びっくりしたぁ。今日は仕事?」
「うん。相葉君も?」
「うん。どうぶつ園の収録なんだ。小栗君は?」


首を傾げて上目遣い。
相変わらずツボをついてくる人だな。


「俺はね・・・番宣のためのコメント撮りと取材。相葉君、にのとはどう?」
「え?う、うん・・・まぁね」


あ、赤くなった。
可愛いな。


「終わったら会うの?さっき約束してたよね?飯でも食いに行くの?」
「うん・・・。迎えにね来てくれるって」
「へぇ・・・」


嬉しそうにはにかむ。

明日はクリスマスイブ。
今日はお泊りですか?
うらやましいことで・・・・。


・・・・・よし!


邪魔しちゃお♪


「相葉君、何時に終わんの?」
「えっと・・・5時かな?あ!おれ、そろそろ行かなきゃ。小栗君またね?」
「ああ、うん・・・また」


笑顔で手を振って去っていく相葉君を見送った。




「・・・・・で、何でお前がいるわけ?」
「えへ」
「『えへ』じゃねぇ!!」
「まぁ、固いこと言うなよ。飯、行こうぜ!」
「はぁ!?」
「いいじゃん。ね、相葉君?」
「え・・・?う、うん」


断りきれないことは一目瞭然。
ごめんね相葉君、俺って意外と嫌なやつでしょ?


これ見よがしにため息を吐いたニノに近づき、囁いた。


「淋しい1人者にも愛を分けてくれよ」
「・・・・・」
「飯食ったらちゃんと帰るよ。それくらいいいだろ?」
「・・・・当然です。」


迷惑そうに承諾する友人に、苦笑いを返した。



そしてやって来た居酒屋の個室。


「相葉君、飲んでる?」
「うん、飲んでるよぉ。くふふ、この間ね、小栗君のドラマ見たんだぁ。ね、にの!」
「・・・ええ」
「カッコ良かったよね。おれもあんなのやってみたいなぁ」
「相葉君にはヒロインのが似合いそうだよ」
「へ?」


良い所でニノの邪魔が入る。


「相葉さん、それ取ってくれる?」
「え?うん、はい」
「どうも・・・」


「ニノ・・・・どいてくんない?」
「嫌です」
「俺、相葉君と話したい」
「どうぞ」
「お前挟んでじゃ話しづらいっての!」


そう言ったら睨まれた。
よっぽど警戒してんのね、俺の事。

まぁ、しょうがないんだけど。


そんなこんなで時間が過ぎて。
友人と飲むのはやっぱり楽しくて飲みすぎた。


「俺、ちょっとトイレ行ってくる」


ニノが席を立ったので、ちゃっかり相葉君の隣に移動。
お酒が入ってぽやーっとしてる相葉君は何だか色っぽい。


パーカーから少し覗いてる肩が色気を醸し出していて・・・。
俺の悪い癖がムクムクと疼き出す。



ああ・・・・噛み付きたい。



「あいばくん・・・・」
「ふぇ?」
「ちょっと良いかなぁ?」
「え?な、なに・・・・お、おぐりくっ・・・ひゃぁっ!」


おもむろに相葉君のパーカーをズラすと、肩口に噛み付いた。


あ、良い声。
感じちゃったの?


「あっ、ちょっ!はなしてっ!んっ」
「何やってんだよ!!」


首根っこを掴まれて引き離された。


ちっ、帰ってきたか。
相葉君の肩気持ちよかったなぁ。


「お前・・・死にたいの?」
「えへ」
「だから、『えへ』じゃねぇっ!」


「に、にのぉ・・・」
「・・・あんたも、俺以外のヤツには警戒しろっていつも言ってるでしょ?」
「ごめんなさい・・・」



ニノが超怒ってる。
何だか笑えて来た。



「・・・お前完全に酔ってんな。だから隣にしたくなかったんだよ。帰れよ、もう」
「はいはい・・・そろそろね、邪魔者は消えますよ。相葉君ごめんねぇ、びっくりさせて」
「え・・・うん。小栗君・・・吸血鬼かと思った」


噛まれた肩口を擦りながら、真っ赤な顔で言う相葉君にまた笑った。


「ははっ。ホント可愛いね相葉君は」


そろそろホントに帰らねぇと、ニノが切れるかな。
じゃあ・・・最後に。


「んじゃ、帰るわ。あ、相葉君・・・・」
「なに?」


手招きする俺に、なんの疑いもなく耳を差し出す。
だからホッペにキスしてやった。


ちゅっ


「へっ!?」
「あーっ!!おまっ・・・・」


ニノが叫ぶが気にしない。


「じゃあね。良いクリスマスを・・・・」


固まってる相葉君に囁いて、店を出た。



後は知らない。





おわり



《大好きな手》




「ねぇ・・・せんせい?」
「何?」
「おれが・・・助かる確率って・・・・どのくらい?」



小さい頃から心臓が悪かった。
運動もほとんどしたことなくて。
成長するにつれ、症状はひどくなる一方で。
早急な手術が必要だった。

でも、難しい手術を引き受けてくれる医者はなかなかいなくて。
ようやく見つけたせんせい。

若いけど、腕は最高でおれにとってはこの世でたった一人の頼れる人。


「んー・・・、25%かな?俺が執刀しない場合はね」
「じゃあ・・・せんんせいが、しゅじゅちゅしたら?」
「んふふ、『しゅじゅつ』だろ?まぁ、限りなく100%に近いよ」
「ほんと?」
「ええ・・・」


髪を梳いてくれる小さな手。
気持ちよくて安心する。
この手がおれを救ってくれるの?


大好きな大好きな手にそっと自分の手を重ねた。


「相葉さんは・・・治ったら何がしたい?」
「おれはね・・・・せんせいとえっちがしたい」
「んふふ・・・それは是非治ってもらわないとね」


笑って、せんせいがキスしてくれる。
そうするとおれは幸せで、なぜだか泣きたくなるんだ。


「せんせい・・・おれのこと、すき?」
「・・・うん、愛してる」
「おれが・・・死んだら、悲しい?」
「俺がやる限り、あんたは死なないよ。でも、もし・・・・」


せんせいがおれのホッペを撫でてくれる。
 

「もし、あんたが死んだら・・・・俺も一緒に逝ってあげる」
「・・・・もし、助かったら?」
「そん時は、一緒に生きていこう?」


せんせいが笑うと、胸が痛い。
これは病気のせいじゃなくって。
嬉しいからだね。


「うん・・・・。じゃあ、頑張らなくちゃね。せんせい死なせるわけにいかないもん」
「んふふ、俺はどっちにしたってあんたと一緒だよ。だから安心して・・・おやすみ」


せんせいの言葉にだんだん眠くなる。


「次に目を開けたら、きっとあんたは元気に走り回れる。その時は・・・さっきの願い叶えようね」

「う、ん・・・にの・・・みや、せん・・・せい。だい・・・すき・・」
「・・・おやすみ。愛してるよ・・・・」


にのみやせんせい。
大好きな大好きなにのみやせんせい。


次に目覚めた時には恋人にしてね。


それまで・・・・おやすみなさい。




おわり



《教えて先生》



いつの時代にも問題児ってのはいるもので。


「はぁ・・・また・・・」


穢れを知らない少女のように真っ白なそれをひらひらと振ってはみても、どうなるわけでもないと、相葉はため息を吐いた。


「今日は白紙か・・・。もう・・・なんでかなぁ?あ!もしかしてあぶり出しとか!?」
「そんなわけないでしょう?馬鹿ですか、あんた」


相葉のささやかな現実逃避を、ばっさりと切りつけたのは紛れもなくその張本人だ。



「お前ね、先生に向かって「あんた」って何だよ!ちゃんと先生って呼びなさい」
「先生ね・・・あんたの事先生なんて思ったことないし・・・」


しれっときつい事を言うのは二宮和也、高校2年生。
相葉の担当するクラスの問題児。


相葉が担任になってから、テストで一度もまともな答案を出してこない。

しかも相葉の担当する英語だけだ。
いつも白紙か、デタラメな答え。


白紙はまだいい。
もう一方の答えが相葉を悩ませていた。


その答えは決まって、いつも。


『It loves.(愛してる) You want it.(あなたが欲しい)  Only you are necessary.(あなたしか要らない)
It is not possible to live without you. (あなたなしでは生きていけない)』



そんな言葉が並ぶ答案を前に何度崩れ落ちたことか。


それからというもの、毎回こうやって呼び出している。
それでも一向に改める気配もなく、相葉は困り果てていた。



「なんで・・・・お前はいつもおれの時だけそんななの?本当は英語だって出来るんでしょ?おれが嫌いでも、英語はちゃんとやりなさい。」



どこか悲しそうに言う相葉に、二宮はこれ見よがしにため息を吐く。



「・・・はぁ、ホントつくづく馬鹿だよね、相葉先生って」
「なっ!おれはお前の将来を思って・・・・」

「・・・・将来ねぇ。先生・・・俺にやる気出してほしいの?」
「え?う、うん」
「何で?」
「だってお前やれば出来るのに、もったいないじゃん」



二宮の英語以外の成績は、ほぼトップクラスだ。
現に1年の時は英語も成績が良かった。


それなのに。
担当が相葉になった途端。


自分の何が気に食わないのか、さっぱり検討がつかない。
相葉は頭を抱えるしかなかった。


「頼むよ二宮・・・」
「・・・・俺がやる気出したら・・・先生、何してくれます?」
「・・・は?」

「俺ね、目の前にニンジンぶら下げないと頑張れないタイプなの」


だからご褒美下さいよ。


「ニンジンって、お前ね・・・・勉強は自分のためにするもんでしょ?何で俺がご褒美やらなきゃいけないの!」
「・・・ふーん。じゃあ、いいや。英語出来なくても何とかなるし。」
「ちょっ、二宮!どうしてお前はそういうこと言うの!!自分の将来が掛かってんだぞ!?」


もっと真剣に考えろよ!


「・・・俺は至って真剣ですよ。自分の将来が掛かってるからこそ、先生に聞いてるんです。今までのこと、ただふざけてるなんて片付ける気じゃないですよね?」



「な、なにがだよ・・・?」
「ほら、とぼけた。これだから大人はずるいんだよ・・・分かってるくせに」
「・・・・・」

図星だから何も言えなかった。


二宮は苦手だ。
時々ひどくオトコの顔をする。
いつもはあどけない少年のような可愛らしさが、一瞬にして大人のそれに変わる。
そして、おれが目を背けてることを直視しろと責めるんだ。


「俺の事、心配してくれんでしょ?だったら・・・俺がやる気になって、もしテストでいい点取ったら・・・先生は俺の言うこと、聞いてくれます?」
「言うことって・・・・なんだよ?」

「・・・今は秘密。ねぇ、せんせ。ニンジンくれるよね?」



「・・・分かった。そこまで言うんなら、その条件呑んでやる。ただし、満点取ったらな!!」
「・・・望むところです」


そう言って笑う二宮は、やっぱり高校生とは思えないくらいに大人びていた。



そして行なわれたテスト。
その答案用紙を前に、満面の笑みの二宮と顔を曇らせたおれ。


結果は言わずと知れたこと。


「約束覚えてますよね?」
「やっぱり、やればできんじゃん・・・」
「んふふ、そりゃ俺の将来掛かってますから」
「で?おれはどうすればいい?」



最初から負け戦。
だって分かってたんだ。

二宮が出来るってこと。
なのに話に乗ったのはおれ。


それが意味すること。


おれが目を背けていたことを直視するべきか・・・。
教師としてどうかと思うけど。


教師だって人間だ。


満面の可愛らしい笑みを、大人びた妖しい笑みに変えた二宮がおれの耳元で甘く囁いた。




「I love you....You are mine.」



もう、どうにでもなれ。






おわり


《想いの重さ》



自分の生まれた日をこんなにも恨んだことはない。


生まれて12年、自分の誕生日は大好きだったし、その日は当然のごとく俺が主役だった。
それが一瞬にして崩れ落ちた日。


幸せそうなアイツとあいつ。


神様、どうして俺とアイツを同じ日に授けたのでしょうか?
どうして、俺とあいつと出会わせたのでしょうか?


あいつと・・・・相葉ちゃんと出会わなければ、アイツと・・・ニノと出会わなければ・・・俺は自分の誕生日を恨んだりはしなかったのに。



*****


『ごめん、風間。その日はちょっと・・・・約束あって。あ、でも!次の日とかなら大丈夫だよ?それでもいい?』
『外せない・・・用事?』
『う、うん・・・ごめん』
『ううん!いいよ、気にしないで。ただ、ちょっとどうかなって思っただけだから』


本当に申し訳なさそうに、相葉ちゃんにそう言われた日。



俺は知っていた。
ニノと過ごすんだろ?


誕生日だもんなぁ。
アイツの。


そして、俺の・・・。



きっとこれから、俺は一生自分の誕生日を愛せないだろうと感じた日。



『風間ぁ、これ誕生日プレゼント!お前財布欲しいって言ってたでしょ?高いのなんて買えなかったけど・・・』
『俺に?ありがとう・・・大切にするよ』


笑ったあいつは可愛くて綺麗で。
抱きしめたかったけど、出来なかった。


その代わりに財布をぎゅっと抱きしめたんだ。






『風間ぁ、まだそれ使ってんの?ボロボロじゃん』
『ああ、でもまだ使えるし』
『おれは嬉しいけど、こんなにも使ってもらえて。プレゼントした甲斐があったていうかさ』


そんなこと言われたらまた、捨てられなくなっちゃうじゃん。
ボロボロで汚くて、愛しいそれをまた、抱きしめた。


『おめでとう!!すごいじゃん!やったね、風間ぁ。おれ毎週見るよ。欠かさず見るよ!くふふ、楽しみだなぁ。風間はどんな役なの?』
『相葉ちゃん、喜びすぎ。俺より興奮してんじゃん』
『だって!!すげぇことだろ?風間頑張ってたもん。おれ絶対受かると思ってたよ!風間も金八ファミリーかぁ』


俺が金八のオーディションに受かった時、自分の事のように喜んでくれた相葉ちゃん。


俺はこの時、1つの事実を隠していた。
いや、俺だけじゃなくアイツも。


ニノもオーディションを受けていたということを。
俺と同じ役。
受かったのは俺。


相葉ちゃんは本当に嬉しそうで。
俺はニノの事は言わなかった。

言ったら、一瞬にしてこの時が終わると分かっていたから。
俺の事を喜ぶより、きっと彼はアイツの事を気遣うだろうから。


もう少し彼を・・・彼に俺だけのことを考えてほしかったから。



*****


―数年後、6月初旬


「相葉ちゃーん!」
「おう、風間ぁ。久しぶり!元気だった?」
「ああ。相葉ちゃん、全然連絡くんねぇんだもん」
「はは・・・、ごめんねぇ。ちょっと忙しくって」



嘘だ。
分かってるよ。
アイツのせいだろ?


何時からかなんて知らない。
知りたくもない。


ニノと相葉ちゃんの関係が変わったことに気づいてた。
アイツを想って笑う相葉ちゃんは本当に綺麗で。
笑い合って、寄り添う2人は幸せそのもの。


勝ち目なんかないと、入り込む隙はないと分かってた。



それでも諦める事なんて出来ないんだ。
彼を想う気持ちはきっと、ニノにだって負けないから。



「ねぇ相葉ちゃん・・・」
「んー?なぁに?」
「今年の・・・俺の誕生日、一緒に祝ってよ」
「・・・え?」


ほら、その顔。
昔と全然変わらないね。
そして俺も、あの頃と全く変わらない。



「あの・・・ごめんね?その日は・・・・」
「・・・・分かってるよ。ちょっと言ってみただけ。」


困った相葉ちゃんの顔を見て後悔。
だったら、言うなって話だけど。


「ねぇ、相葉ちゃん。俺の誕生日・・・祝ってくれる?」
「も、もちろん!当日は無理だけど・・・でも、ちゃんと祝うよ!!」



そう言ってくれるだけでも、俺は嬉しいんだよ相葉ちゃん。
でも、それじゃあまりにも俺の誕生日が可哀想だろ?

だから、ちょっとだけ・・・・いいよな?


「じゃあさ・・・・今年の12月23日の夜を、俺に頂戴?」
「え・・・・?」


自分の誕生日よりも大切な相葉ちゃんの誕生日。
その日を迎える瞬間を俺に下さい。


多分、相葉ちゃんは深く考えない。
そして、俺への申し訳ない気持ちも相まって・・・・彼はきっと。


『うん!いいよ?約束ね!』


そう言うんだ。
間違いなく。


分かってて言う俺はやっぱり性質が悪いでしょうか?


でも、ちょっとくらい許してくれよ。



「どうかな?相葉ちゃん。12月23日予約入れて良い?」
「・・・うん、分かった!いいよ、約束ね!!」
「・・・ありがと」



どうせ、心までは貰えやしないんだから。
せめて、彼を祝う時間くらいくれたって良いだろ?


なぁ、ニノ?




おわり
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