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小説の再編集とか、資料とか、必要な諸々を置いておくブログ
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あー、相葉さんに触りたい・・・。



と思っていたときには、すでに手が出ている自分はすごいと思う。




「ちょっと、にの!なにしてんの!?」




「何って・・・言わせるんですか?」




分かってるくせに。





「今日はだめだって言ったでしょ?明日早いんだから、もう寝るの!」




やっぱり分かってんじゃん。





「だって、相葉さんのココ、とってもおいしそうなんだもん。俺に食べてほしいって言ってる」




スウェットの裾から手を差し入れ、肌を撫でる。




「こらっ!!乳首を触るんじゃない!」




第一、乳首がしゃべるわけねえだろっ!




「まあ、乳首だなんてはしたない。もっと可愛らしく言えないの?『胸の飾り』とかさ」




「言えるか、ばか!!乳首は乳首だろうが・・・って、ケツを撫でるなぁ!!」





「ココも熟れてておいしそう。俺、食べたいなあ・・・」





「っ!!ケツが熟れたらびっくりするだろ!!そんなことば、どこで覚えてくんだよ、えろばか!!」






「もう・・・ホントに情緒のない人ですね。もっとこう・・・官能的に出来ないかなあ」






「かんのーってなんだよ?わけわかんない。とにかくおれは寝るの!!」




ちっ!




おっと、いけない、いけない。





危うく舌打ちしちゃう所でした。




こうなったら・・・・。




「・・・・・・」





「な、なに急に黙っちゃって・・・」




「・・・分かりました。相葉さんは俺に触られたくないって事ですね」





声のトーンを暗くして、俯く。





「え?ちょっと、にの?」




俺の態度の急変に、ついて来れないで、パニクッてる。




もう少しかな?





「もういいです。俺、今日は帰りますね。ここに居たら、もっと嫌われる事しちゃいそうですから・・・」





「まっ、まって!!やだよ、にの。どこいくの?」





「相葉さんのいないトコ」




「どうしてぇ?」





あ、泣きそう。





歪んで不細工になった顔が、これまたかわいい・・・じゃなくて、あと一押しだな。





「だって相葉さん、俺に触られたくないんでしょ?」





「そんなこと言ってない!!」




「でも、今日はダメだって・・・。俺、相葉さんの事好きだから、一緒にいて触らないでいる自信ないし・・・」





だから、帰るよ。





「にっにの!!」





ベッドから立ち上がった俺の腕を相葉が掴んだ。




9割成功。




ここで、何も気づいていないふりで一言。





「相葉さん、離して?帰れないよ」




「・・・から!」




「え?」





「触ってもいいから、そばにいて!!」





はい、落ちた。




でも、もう少し・・・




「ホントにいいの?明日つらいかもよ?」





「いいっ!!にのがいない方がつらいの!」





「あいばさん・・・」




心の中でガッツポーズ。




「にの、はやく」





「はい、相葉さん。愛してます」




柔らかい花びらのような唇に口付ける。





「ん、おれもぉ・・・」





もちろん相葉さんにはきっちり、官能的な世界ってやつを見せてやりましたよ。





んふふ。




お馬鹿でかわいい俺の恋人。





ごめんね、相葉さん。





所詮俺なんて、こんな奴ですよ。








おわり
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