小説の再編集とか、資料とか、必要な諸々を置いておくブログ
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なに、なに、なんなの!!
一体あれはなんなんだよ!?
今日はね、宿題くんの撮りで、今まさに収録中なワケですよ!
で、なんでおれが怒ってるのかっていうと・・・・あ、おれ相葉雅紀ね。
だってさ!!
今日のゲストは香里奈さん。
女優さんだけあって、超かわいいし、細くて柔らかそうで、良い匂いがして。
気さくな感じで、良い人っぽい。
それはいいんだ。
たださ・・・・なんなの、今日のにのの食いつきようは!!
なんだか異様に盛り上がって、彼女に質問しまくってんの!
収録中だけならまだしも、収録の合間にまで話し込んでる。
なんで!?
今までどんな子が来たって、にのから積極的に話しかけることなんてなかったじゃん・・・。
「相葉ちゃん?どうしたの、ボーっとして」
セットのソファーでボーっとにのたちを見ていたら、松潤が話しかけてきた。
「まつじゅんのばか・・・・」
「何だよ、急に」
「だってぇ、まつじゅんがバンビーノだから・・・・」
「はぁ?どういうことだよ」
「まつじゅんがバンビーノだから、ゲストに香里奈さんが来たんでしょぉ・・・・」
「ああ・・・そういうこと。相葉ちゃん、妬いてんだ。香里奈ちゃんに」
話し込んでるにのたちを見て、ニヤリと松潤が笑った。
なんだよぅ、その顔。
憎たらしい。
「ちがうもん。ばかじゅん」
「バカ潤って・・・お前なぁ。でも、心配することねぇよ。ニノは面白がってるだけだから。
俺が香里奈ちゃんがお前に似てるって言ったから、共通項見つけて楽しんでるんだよ」
「うー」
「そんなに睨むなよ。なに?そんな自信ねぇの?」
自信なんて・・・あるわけないだろ。
いつだって、綺麗な女優さんと仕事してるにの。
俺なんかが敵う相手じゃねぇじゃん・・・。
ただでさえ、男だという絶対的に不利な立場にいるのに、俺と同じような価値観持ってる
女の子なんて・・・・圧倒的におれ、勝ち目ないじゃん・・・。
俯いて唸っていたら、松潤が頭を撫でてくれた。
ああ、それ落ち着く。
「なぁ、相葉ちゃん。もっとさ、自信持ったら?ニノはそんなに馬鹿じゃねぇし、軽い男でもねぇだろ?
それにさ、俺は確かに相葉ちゃんと彼女は似てるって言ったけど、彼女は似てるだけで、お前じゃないんだからさ」
そんなこと、ニノは分かってると思うぜ?
「うん・・・」
おれだって分かってる。
にのはそんなヤツじゃない。
分かってたけど、誰かに言って欲しかったの。
心配するなって。
ちょっとだけ心が晴れた気がした。
「ありがと、松潤。だいすき」
松潤の肩に頭を預けてお礼を言った。
「そりゃどうも。でもさ、離れてくんない?でないと、俺の命がない」
は?なに言ってんの、松潤。
不思議に思って松潤の顔を見ようとしたら、すごい力で松潤から引き剥がされた。
誰だよって思って見ると、そこには思いっきり不機嫌そうなにの。
「あれ?にのがいる。なんで?」
今さっきまで向こうで話してたのに。
「なんで?じゃねぇだろ。ずっといるでしょうが、撮りの最中なんだから」
顔をしかめたまんまのにの。怒ってる?
「にの、こわい。なんか怒ってる」
「・・・だって、あんた。潤君といちゃついてるんですもん。ちょっと目を離すとこれだから」
そう言ってため息を吐いた。
む。
なんだよ、自分だって楽しそうに話し込んでたくせに。
文句でも言ってやろうとしたら、松潤が割り込んできた。
「どうだったニノ?随分お話、弾んでたじゃん」
松潤てば、面白そうに聞いちゃって。
やっぱり、ばかじゅんだ。
「ええ、まぁ・・・でも相葉さんじゃないからね」
後ろから、にのにぎゅっとされた。
「観点が似てたって、本人には敵わないでしょ?やっぱり相葉さんじゃなきゃね?」
「にの・・・」
さっきまでの怒りや不安が、にののひと言でスーってなくなっちゃうから不思議。
残ったのはふわふわした心地よい感覚と、にのを大好きな気持ち。
松潤を見たら、「良かったね」って優しく笑ってた。
えへへ。
「松潤、松潤。」
「何?」
「くふふ、だいすき!」
「サンキュ」
「ちょっ!何?どういうこと!?あんた、何潤君好きとか言ってんの!?」
にのが慌ててる。
「にのには内緒!ね?」
松潤と顔を見合わせて笑った。
それを見て、またにのが大声を出した。
おわり
一体あれはなんなんだよ!?
今日はね、宿題くんの撮りで、今まさに収録中なワケですよ!
で、なんでおれが怒ってるのかっていうと・・・・あ、おれ相葉雅紀ね。
だってさ!!
今日のゲストは香里奈さん。
女優さんだけあって、超かわいいし、細くて柔らかそうで、良い匂いがして。
気さくな感じで、良い人っぽい。
それはいいんだ。
たださ・・・・なんなの、今日のにのの食いつきようは!!
なんだか異様に盛り上がって、彼女に質問しまくってんの!
収録中だけならまだしも、収録の合間にまで話し込んでる。
なんで!?
今までどんな子が来たって、にのから積極的に話しかけることなんてなかったじゃん・・・。
「相葉ちゃん?どうしたの、ボーっとして」
セットのソファーでボーっとにのたちを見ていたら、松潤が話しかけてきた。
「まつじゅんのばか・・・・」
「何だよ、急に」
「だってぇ、まつじゅんがバンビーノだから・・・・」
「はぁ?どういうことだよ」
「まつじゅんがバンビーノだから、ゲストに香里奈さんが来たんでしょぉ・・・・」
「ああ・・・そういうこと。相葉ちゃん、妬いてんだ。香里奈ちゃんに」
話し込んでるにのたちを見て、ニヤリと松潤が笑った。
なんだよぅ、その顔。
憎たらしい。
「ちがうもん。ばかじゅん」
「バカ潤って・・・お前なぁ。でも、心配することねぇよ。ニノは面白がってるだけだから。
俺が香里奈ちゃんがお前に似てるって言ったから、共通項見つけて楽しんでるんだよ」
「うー」
「そんなに睨むなよ。なに?そんな自信ねぇの?」
自信なんて・・・あるわけないだろ。
いつだって、綺麗な女優さんと仕事してるにの。
俺なんかが敵う相手じゃねぇじゃん・・・。
ただでさえ、男だという絶対的に不利な立場にいるのに、俺と同じような価値観持ってる
女の子なんて・・・・圧倒的におれ、勝ち目ないじゃん・・・。
俯いて唸っていたら、松潤が頭を撫でてくれた。
ああ、それ落ち着く。
「なぁ、相葉ちゃん。もっとさ、自信持ったら?ニノはそんなに馬鹿じゃねぇし、軽い男でもねぇだろ?
それにさ、俺は確かに相葉ちゃんと彼女は似てるって言ったけど、彼女は似てるだけで、お前じゃないんだからさ」
そんなこと、ニノは分かってると思うぜ?
「うん・・・」
おれだって分かってる。
にのはそんなヤツじゃない。
分かってたけど、誰かに言って欲しかったの。
心配するなって。
ちょっとだけ心が晴れた気がした。
「ありがと、松潤。だいすき」
松潤の肩に頭を預けてお礼を言った。
「そりゃどうも。でもさ、離れてくんない?でないと、俺の命がない」
は?なに言ってんの、松潤。
不思議に思って松潤の顔を見ようとしたら、すごい力で松潤から引き剥がされた。
誰だよって思って見ると、そこには思いっきり不機嫌そうなにの。
「あれ?にのがいる。なんで?」
今さっきまで向こうで話してたのに。
「なんで?じゃねぇだろ。ずっといるでしょうが、撮りの最中なんだから」
顔をしかめたまんまのにの。怒ってる?
「にの、こわい。なんか怒ってる」
「・・・だって、あんた。潤君といちゃついてるんですもん。ちょっと目を離すとこれだから」
そう言ってため息を吐いた。
む。
なんだよ、自分だって楽しそうに話し込んでたくせに。
文句でも言ってやろうとしたら、松潤が割り込んできた。
「どうだったニノ?随分お話、弾んでたじゃん」
松潤てば、面白そうに聞いちゃって。
やっぱり、ばかじゅんだ。
「ええ、まぁ・・・でも相葉さんじゃないからね」
後ろから、にのにぎゅっとされた。
「観点が似てたって、本人には敵わないでしょ?やっぱり相葉さんじゃなきゃね?」
「にの・・・」
さっきまでの怒りや不安が、にののひと言でスーってなくなっちゃうから不思議。
残ったのはふわふわした心地よい感覚と、にのを大好きな気持ち。
松潤を見たら、「良かったね」って優しく笑ってた。
えへへ。
「松潤、松潤。」
「何?」
「くふふ、だいすき!」
「サンキュ」
「ちょっ!何?どういうこと!?あんた、何潤君好きとか言ってんの!?」
にのが慌ててる。
「にのには内緒!ね?」
松潤と顔を見合わせて笑った。
それを見て、またにのが大声を出した。
おわり
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