小説の再編集とか、資料とか、必要な諸々を置いておくブログ
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エピソードⅡ.「六人目の嵐」
何だかんだと波乱含みの大野の妊娠だったが、幸いに健康そのもので子供は産まれた。出産へ向かう大野より付き添った櫻井の方が余程悲壮だったのは、ご愛嬌だ。
マタニティブルーも育児ノイローゼもどこ吹く風で、妊娠中に作った作品で開催した個展は、再び好評の内に終了した。産休を取っている割に、いつも通り忙しそうだった。
産まれたのは女の子。「嵐って名前にするんじゃないの?」と真顔で問うた相葉は置いておいて、家族も含め皆で考えた赤ちゃんの名前は「陽向」。
これまた再び、「ようこう?」と問うた相葉は放っておく……事は出来なかった。「ひなた」と読むんだよ、と教えたのは松本だった。
産休もあっと言う間に終わり、大野が健康なのを良い事に、嵐は相変わらず嬉しくもコンサートの日々で忙しい。
「ひーなーちゃーーーん! ミルク飲む? 飲むよね? お腹空いたよね?」
「相葉さん、うるさい。姫が泣いたらどうすんの」
「泣かないよ。仲良しだもん。ねー、ひなちゃん」
何だかんだと波乱含みの大野の妊娠だったが、幸いに健康そのもので子供は産まれた。出産へ向かう大野より付き添った櫻井の方が余程悲壮だったのは、ご愛嬌だ。
マタニティブルーも育児ノイローゼもどこ吹く風で、妊娠中に作った作品で開催した個展は、再び好評の内に終了した。産休を取っている割に、いつも通り忙しそうだった。
産まれたのは女の子。「嵐って名前にするんじゃないの?」と真顔で問うた相葉は置いておいて、家族も含め皆で考えた赤ちゃんの名前は「陽向」。
これまた再び、「ようこう?」と問うた相葉は放っておく……事は出来なかった。「ひなた」と読むんだよ、と教えたのは松本だった。
産休もあっと言う間に終わり、大野が健康なのを良い事に、嵐は相変わらず嬉しくもコンサートの日々で忙しい。
「ひーなーちゃーーーん! ミルク飲む? 飲むよね? お腹空いたよね?」
「相葉さん、うるさい。姫が泣いたらどうすんの」
「泣かないよ。仲良しだもん。ねー、ひなちゃん」
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