小説の再編集とか、資料とか、必要な諸々を置いておくブログ
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自分は意外と寛大な方だ。
滅多に怒ることはない。
アイドルなんてやってると、誹謗や中傷はしょっちゅうで。
そんなことに慣れたくはないけど、いちいち真に受けてたら身が持たない。
だから、別に知らない人に何を言われようと、掲示板とやらに変な書き込みをされようとどうって事ない。
まぁ、言ってるだけで実際は気にもなるし、傷つくんだけど。
でも、そんな事はどうでもよくって。
「・・・ねぇ、相葉さん、相葉さん!」
「・・・ナンデスカ?」
「何で片言!?」
「・・・・・」
自分で言うのもなんだけど、寛大な方。
でも、今日ばかりはちょっと無理。
と、いうわけで。
相葉雅紀、怒ってます!!
「もう、相葉さんってば!!何に怒ってんのよ?」
あなたにですけど、何か?
「相葉さんって・・・・もう、おいこらっ!相葉!!」
大きな声を出したにのを思いっきり睨んだら、少し身を引いた。
ふん、いつもお前の言う通りになんかなんねぇんだからな。
「ねぇ、相葉さーん。こっち向いてよー」
今度は泣き落としにかかった。
ぜってぇ、落ちねぇよ!!
「・・・・分かった。じゃあ、ヒント!ヒント頂戴!!ね?」
「自分で考えろ、ばか」
「あんた・・・・いつからそんなキャラになったよ?」
「うるさい、ばか宮。分かんねぇなら帰れ。帰って、キャプテンのトコでも行けよ」
ほんっと、むかつくんだよ。
「・・・・ああ、そういうこと」
おれのひと言で、どうやら怒ってる原因が分かったらしい。
ニヤって笑う顔がカッコいいなんて、ほんとどうかしてる。
「もう、可愛いねぇ・・・あんたって」
「可愛くねぇよ。こんなオトコマエつかまえて可愛い言うな・・・」
「だってぇ、ジェラシーでしょ?」
ほんと、うざいったら。
「おれよりキャプテンがいいなら、そう言えよ・・・」
「心外だなぁ。そんな事思ってないですよ」
「・・・・うそだね。食べちゃいたいくらい好きなんだろ?」
今だって考えてるのはキャプテンのことなくせに。
「やっぱり・・・それで怒ってたんだ。ホント、可愛い子だこと」
「だから、可愛いって言うな!」
おれだってね、怒るわけですよ。
自分の恋人が他のオトコに惹かれているなんて、いい気がしないでしょ?普通。
そっぽを向いたおれに、にのがくっついてくる。
「相葉さーん」
「・・・・」
「ねぇってば、俺は別にあんたの事よりキャプテンを好きになったわけじゃないよ?」
「・・・でもすきでしょ?」
じゃなきゃ、あんなにひっつかないだろうが。
おれだって2人の、いつものいちゃいちゃくらい何てことないよ。
でも、誕生日にあれはないんじゃない?
女みたいって言われるかもしれないけど、誕生日ってやっぱり特別じゃない?
その日にメールで「もう、食べちゃいたいv」って、ハートマークまでつけて?
どんだけだよ!!
ああ、うざい!!
怒って当然でしょ?
むくれるおれに、にのはあっけらかんと言う。
「だって、俺キャプテンのことは好きですけど、キャプテンとはせっくす出来ないもん」
「・・・なにそれ」
「だぁから!あんたとはせっくす出来るけど、キャプテンとは出来ないって。あんなこと、あんたとしかしたいと思わないもん」
他のヤツとなんて、考えただけでも気持ち悪い。
「なんか・・・あんまり嬉しくない」
「何でよ?最高の口説き文句でしょ?あんた、最高に気持ちいいもん」
「・・・・」
「それに!あんただって人のこと言えないでしょうが。いつも翔ちゃんに頼るくせに」
「翔ちゃんは、そんなんじゃない」
「でも、好きでしょ?」
「・・・・すき」
「ふん・・・、じゃあ翔ちゃんとせっくす出来るのかよ?」
翔ちゃんとせっくす・・・・。
「むり!!」
「だろ?同じことだよ」
「・・・」
黙ったおれのおでこにチュッとした。
それだけで機嫌が良くなる自分が憎い。
だから、ちょっと憎まれ口。
「せっくすが基準かよ・・・最低だな」
「・・・最低だけど、最高でしょ?」
そう言って、んふふって笑うにのは、やっぱり最高にオトコマエ。
「さ!機嫌が直ったところで、相葉さん。せっくすしましょ♪」
ほんと、最低。
でも、結局それに乗っかっちゃう自分も同じ穴のムジナ。
「・・・満足させてくれんだろうな?」
「んふふ、もちろん。ココロもカラダも満たしてあげる・・・」
こんなにのに付き合えるおれって、やっぱり寛大なオトコだと思う。
おわり
滅多に怒ることはない。
アイドルなんてやってると、誹謗や中傷はしょっちゅうで。
そんなことに慣れたくはないけど、いちいち真に受けてたら身が持たない。
だから、別に知らない人に何を言われようと、掲示板とやらに変な書き込みをされようとどうって事ない。
まぁ、言ってるだけで実際は気にもなるし、傷つくんだけど。
でも、そんな事はどうでもよくって。
「・・・ねぇ、相葉さん、相葉さん!」
「・・・ナンデスカ?」
「何で片言!?」
「・・・・・」
自分で言うのもなんだけど、寛大な方。
でも、今日ばかりはちょっと無理。
と、いうわけで。
相葉雅紀、怒ってます!!
「もう、相葉さんってば!!何に怒ってんのよ?」
あなたにですけど、何か?
「相葉さんって・・・・もう、おいこらっ!相葉!!」
大きな声を出したにのを思いっきり睨んだら、少し身を引いた。
ふん、いつもお前の言う通りになんかなんねぇんだからな。
「ねぇ、相葉さーん。こっち向いてよー」
今度は泣き落としにかかった。
ぜってぇ、落ちねぇよ!!
「・・・・分かった。じゃあ、ヒント!ヒント頂戴!!ね?」
「自分で考えろ、ばか」
「あんた・・・・いつからそんなキャラになったよ?」
「うるさい、ばか宮。分かんねぇなら帰れ。帰って、キャプテンのトコでも行けよ」
ほんっと、むかつくんだよ。
「・・・・ああ、そういうこと」
おれのひと言で、どうやら怒ってる原因が分かったらしい。
ニヤって笑う顔がカッコいいなんて、ほんとどうかしてる。
「もう、可愛いねぇ・・・あんたって」
「可愛くねぇよ。こんなオトコマエつかまえて可愛い言うな・・・」
「だってぇ、ジェラシーでしょ?」
ほんと、うざいったら。
「おれよりキャプテンがいいなら、そう言えよ・・・」
「心外だなぁ。そんな事思ってないですよ」
「・・・・うそだね。食べちゃいたいくらい好きなんだろ?」
今だって考えてるのはキャプテンのことなくせに。
「やっぱり・・・それで怒ってたんだ。ホント、可愛い子だこと」
「だから、可愛いって言うな!」
おれだってね、怒るわけですよ。
自分の恋人が他のオトコに惹かれているなんて、いい気がしないでしょ?普通。
そっぽを向いたおれに、にのがくっついてくる。
「相葉さーん」
「・・・・」
「ねぇってば、俺は別にあんたの事よりキャプテンを好きになったわけじゃないよ?」
「・・・でもすきでしょ?」
じゃなきゃ、あんなにひっつかないだろうが。
おれだって2人の、いつものいちゃいちゃくらい何てことないよ。
でも、誕生日にあれはないんじゃない?
女みたいって言われるかもしれないけど、誕生日ってやっぱり特別じゃない?
その日にメールで「もう、食べちゃいたいv」って、ハートマークまでつけて?
どんだけだよ!!
ああ、うざい!!
怒って当然でしょ?
むくれるおれに、にのはあっけらかんと言う。
「だって、俺キャプテンのことは好きですけど、キャプテンとはせっくす出来ないもん」
「・・・なにそれ」
「だぁから!あんたとはせっくす出来るけど、キャプテンとは出来ないって。あんなこと、あんたとしかしたいと思わないもん」
他のヤツとなんて、考えただけでも気持ち悪い。
「なんか・・・あんまり嬉しくない」
「何でよ?最高の口説き文句でしょ?あんた、最高に気持ちいいもん」
「・・・・」
「それに!あんただって人のこと言えないでしょうが。いつも翔ちゃんに頼るくせに」
「翔ちゃんは、そんなんじゃない」
「でも、好きでしょ?」
「・・・・すき」
「ふん・・・、じゃあ翔ちゃんとせっくす出来るのかよ?」
翔ちゃんとせっくす・・・・。
「むり!!」
「だろ?同じことだよ」
「・・・」
黙ったおれのおでこにチュッとした。
それだけで機嫌が良くなる自分が憎い。
だから、ちょっと憎まれ口。
「せっくすが基準かよ・・・最低だな」
「・・・最低だけど、最高でしょ?」
そう言って、んふふって笑うにのは、やっぱり最高にオトコマエ。
「さ!機嫌が直ったところで、相葉さん。せっくすしましょ♪」
ほんと、最低。
でも、結局それに乗っかっちゃう自分も同じ穴のムジナ。
「・・・満足させてくれんだろうな?」
「んふふ、もちろん。ココロもカラダも満たしてあげる・・・」
こんなにのに付き合えるおれって、やっぱり寛大なオトコだと思う。
おわり
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