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小説の再編集とか、資料とか、必要な諸々を置いておくブログ
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卍 不都合な真実 卍 (仁亀)
1  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:02

(粗筋・キャッチなど)

初めまして、卍寺といいます。
この板で書くのは初めてで、緊張してます。
誤字脱字など読みにくいところもたくさんあるとおもいますので、
はじめに謝らせてください。
結構小心者なので心の広い方、もし良かったら読んでみてください。

卍 内容

仁亀メインで、仁が亀に対してちょっと酷いかもです。

また亀は両性体設定にしてます。
妊娠等する可能性もあります。
そうゆうのに嫌悪感示す方は、絶対に読まないで下さい。

両生体についても実際とは違ったり、仁や亀の時間設定もずれてたりします。

あくまで妄想小説です。

また前半はHシーンほぼ無いですが、後半はちょろっと痛い系のHシーンでてきます。
現実と区別つきにくい方も読まれないほうがいいと思います。

最終的には確実ハッピーエンドです!!

(作品傾向:純愛)(方式:長編)
(★このスレは簡易削除モードに設定されました)

2  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:05


<現在>

卍 Kサイド

楽屋のドアを開けると赤西が帰る準備をしていた。

「他のメンバーは・・?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

・・シカトかよ・・・・・まぁいいけど、いつものコトだし。




3  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:09


気まずい空気の中、オレも帰る準備を始める。
今日に限ってマネに呼び止められ、オレだけ仕事の打ち合わせが長引いてしまった。

もう皆帰ったと思ったのに。
よりによって赤西がまだ残ってるなんて、ついてない・・。

「・・亀梨・・・明日オフだろ?・・オレはこの後Pとメシ食いに行ってくるから、オレのマンションへ帰ってて・・。」

赤西は事務的にそれだけ言うと、ポケットから家のカギを取り出し、オレに渡す。

「・・わかった。・・じゃぁ・・迎えは・・何時くらいに行けばいい・・?」

手渡された冷たい鍵をきつく握り締め、ジーンズのポケットへ突っ込んだ。

「いちいちさぁ・・めんどくせぇこと聞いてんじゃねぇよ・・。」




4  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:11

赤西はイライラと自分の髪をかき上げながら、楽屋のドアを乱暴に開ける。

「・・ごめん・・・」

オレはこれ以上赤西を怒らせないように、さっさと着替える。

赤西はドアを開けたまま、しばらく立ち止まっていると、いきなり着ていたジャケットを脱ぎはじめた。

「・・これ・・帰ったらクローゼットに掛けといて・・。
たたんだりするとシワになるからさ・・着ていけよ・・。」

「・・わかった・・。でも・・外・・」

最後まで言い切らないうちに、赤西はさっさと楽屋を出て行った。


冬がすぐ目の前に来てるような寒い夜だった・・。

「・・・なんで・・変なとこ優しいんだよ・・・。
なんで憎ませてくれねぇんだよ・・。」

胸に抱いた赤西のジャケットは、当たり前だけど赤西の匂いがして・・。
心が苦しくなった。




5  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:14


卍卍卍

赤西のジャケットを着込んで、駐車場へ向かう。

外は本当に寒くて、吐く息が白かった。

「・・あいつ寒がりなのに・・。」



6  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:16


車の中に流れてくる赤西の好きな洋楽を聴きながら、
にぎやかな街のネオンを見つめる。

あの頃から変わることのない、この街のネオン。


「カメ・・・絶対TOPアイドルになろうな!!」

「おう!!当たり前。仁とオレなら世界征服も夢じゃねぇーよ。」

「・・プッ・・お前の夢はでかすぎ・・。
でもKAT-TUNを一流にしよな・・。」


変わったのはオレ達の関係・・。

あの頃は良きライバルで、親友だったのに、
今はKAT-TUNのメンバーであると同時に赤西専属のマネージャーのようなコトをしている・・・・・・。

「・・・・ジン・・・・・・・・」

オレしかいないこの密室で、呼ぶことの無くなったあいつの名前を呼んでみた。




7  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:19

<過去*回想>


卍 Kサイド


オレの身体には誰にも言えないヒミツがある。




8  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:20

15歳の誕生日を迎えてすぐだった。

ダンスのレッスンの最中、腹部の鈍痛に耐えられなくなってしゃがみこんだ。

「・・カメ・・!どうした?」

仁が心配そうに覗きこむ。

先生もオレに気がついてダンスを止めた。

「亀梨・・どうした。」

「先生・・カメ・・腹が痛いみたいです。」



9  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:23


ジッとおれの様子を伺っていた先生は、仁に楽屋まで付き添ってやれ。
とだけ言い再び他のジュニアと共にダンスを再会した。

「・・カメ・・行くぞ・・。」

「・・ごめん・・・練習の邪魔して・・・」

「気にすんな・・むしろちょっとサボれてラッキー・・」

クスと笑いながら仁の肩に捕まり、楽屋へ向かう。

楽屋へついたとたん、オレはソファに倒れこんだ。

「・・・・あ!!!血・・血が出てるじゃん・・カメ!」

仁はうつ伏せに丸まってるオレに指を刺す。




10  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:26

「・・え・・・・どこ・・・?」

「ジャージのズボン・・・・ケツの辺り・・」

言われた辺りを触ると、本当に手に血がついたので慌ててズボンを脱いでみた。

トランクスが血で紅く染まっていて、あまりのショックに泣きたくなる。

「・・ど・・・ど・・・しよ・・オレ・・死・・・・

「うわー!!カメが死んじゃう・・っ・・・・・・ど、どうしよう・・。
あっ・・・・・カ、カ、カメ・・・早く病院行こうっ・・ね・・・オ、オレも一緒に行くから・・。」」

オレが泣く前に、仁があまりに動揺するので、逆に慰めるはめになった。

「・・仁・・大丈夫だよ・・・。」

「ちょっと待ってて・・・。
あっ、そこにオレ新しいトランクスあるから使って」

そう言うと慌てて楽屋を出て行く。



11  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:28


しばらくして、息を切らした仁が戻ってきた。

「はぁ・・はぁ・・・行くぞ・・カメ・・・。
事務所からお前の保険証貰ってきた・・。病院行くぞ・・。」

こうゆう業界だ、何か事故が起きたときすぐ病院へ向かえるよう、
全員分の保険証を事務所で預かっているのだ。

あまりに急なことで、病院へ行くのが恐い。




12  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:30


「・・え・・・明日行くからいいよ・・・・・・」

「何言ってんだ!!何かあったらどーすんだよ!
早めに行った方がいいんだよ!」

強引に手を引かれ、近くの総合病院へ向かった。






13  卍寺  2007/10/29(Mon) 02:34

卍●卍●卍

えっと・・こんな感じの内容です。
今回の更新はこの辺りで・・・。

心臓ばくばくしてます。

内容の細部について、細かい突っ込みはご勘弁を(><)

それではおやすみなさい。

●卍●卍●


14     2007/10/29(Mon) 02:44

おもしろいですよー
続き楽しみです!


15  名無しさん  2007/10/29(Mon) 06:27

卍寺様 面白そう!続きが楽しみです!



16  黒狐  2007/10/29(Mon) 10:02

腹部に鈍痛…血…も、もしやあれですか!!??
亀ちゃんの身に何が起こってるんでしょう!?
続きが気になります!がんばってください♪


17  卍寺  2007/10/29(Mon) 20:58

☆14さま  すごい元気の出る言葉、ありがとうございます♪


☆15さま  少しでも期待にそえられるよう、努力します♪


☆黒狐さま  アレですね(笑)
読みにくいとこも沢山あるかもしれませんが、頑張ります。




18  卍寺  2007/10/29(Mon) 21:01

 

●卍 続きを書かせていただきます 卍●


19  卍寺  2007/10/29(Mon) 21:02

検査は結構長い時間かかった。

病院へついてから6時間・・・医者に挨拶をして会計へ向かった。

仁は長いすにもたれかかって眠っている。

オレはこの検査結果を伝えるのが、恐かった。



20  卍寺  2007/10/29(Mon) 21:04

会計をすませたあと、仁の隣に腰をおろし、
しばらく気持ちに整理をつけていた。

外も薄暗くなり、病院の中も人がだんだん少なくなってくる。

オレは仁を揺すって声をかけた。

「・・・ん・・・・あ・・カメ・・・・」

「・・・・・仁・・・待たせてごめん・・そろそろ行こうか・・・。」

帰り道、二人の間にしばらく沈黙が続いた。

仁がチラチラ様子を伺っているのがわかっていたが、
何て説明していいかわからない。

「・・カメ・・・大丈夫・・・だった?」

「うん・・・・生死に関わる問題ではなかったけど・・・・」

「けど・・・・・・?」

「・・・・・・・・・・・・・。」

言葉を選んでいるうちに、また沈黙が長くなっていった。


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