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卍 不都合な真実 卍 (仁亀)
21 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:09
「・・仁・・今日・・・泊まって行ける・・?」
「も、もちろん!!ちょ・・・おかんに電話しとくわ。」
仁は慌てて携帯を取り出すと、親に連絡をする。
オレも親にメールで仁が泊まるコトを伝えた。
仁になら・・、いや、仁には話しておいた方がいいと思った。
・・でもこの選択は間違いだった。
オレはこのことが、仁を壊してしまった原因だと知ったのは、
ずいぶん後だった。
22 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:11
家につき、二人分の夕飯を部屋に運ぶ。
仁は愛想よくオレの家族に挨拶をすると、
そわそわとオレの後について来た。
「なんか・・久しぶりじゃん・・カメの家に泊まるの・・。」
「そうだな・・・とりあえず、夕飯食べちゃおう。」
夕飯はカレーだった。
話すタイミングがつかめず、ただ黙々と時間が過ぎていく。
「美味しいな・・カレー・・・♪」
仁は気まずい雰囲気の中、ひたすら夕飯を誉めていた。
オレは腹部の痛みで、食欲が無い。
23 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:13
「・・仁さ・・・オレのことどう思ってる?」
いきなりの問いに仁は飲んでいた水を噴出した。
「ゴホッ・・・ふぇ・?いきなり何・・?」
「・・オレは仁を親友だと思ってるし、一番信頼してるよ!!」
「お、おれだってカメを親友と思ってるし、大切な存在!」
「オレさ・・もし普通じゃなくても嫌いにならない?」
「当たり前じゃん!!
もしカメが悪いことをしたとしても、
オレはカメを嫌いになんてならないよ。信じて・・・」
やっぱ、仁には言っておきたい。
24 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:14
「よし!!今から一緒に風呂はいろ・・?」
「え・・狭くない?・・・男二人だよ?・・。」
「いいから・・・来いよ・・。」
仁はちょっと困惑した顔をしていたが、頷いた。
25 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:15
とりあえ先に風呂へ仁を入れ、
仁が入ったのを確認してから服を脱ぎ始めた。
血のついたトランクスをナイロン袋に入れ、ゴミ箱へ捨てる。
気味の悪いオレの身体・・・。
やっぱり言うのは不安だった。
風呂に入り、身体をお湯で流してから、
仁と向かい合わせになり浴槽へ沈んだ。
お湯がザバァーと排水溝へ流れていく。
「おお!!わりかし広いな・・カメの風呂。」
仁は無邪気に喜び、水鉄砲を手でつくりオレの顔に飛ばしてきた。
「わ・・やめろ!子供か!!お前は・・。
もういいから背中流してやる。出ろよ!」
「ほ~い。」
仁はイスに腰を下ろし背中を向け、
上機嫌に鼻歌を歌っていた。
26 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:17
オレはスポンジに泡を立てながら、
まだ成長仕切れてない仁の身体を隅々洗う。
「お客さ~ん。痒いとこありませんか?」
「ありませーん。」
「では・・今度は前洗いますね~。こっち向いてください・・。」
「アホ!前はいいよ!!ほれ・・今度オレが洗ってやる。
スポンジ貸して。」
仁はオレからスポンジを取ると、反対向いてと言ってきた。
なかなか反対を向かない俺に仁は頭を傾げる。
オレはどうしても調べてみたかった。
もしかしたらオレだけじゃないかもしれない。
「仁!ごめん!!」
仁に怒られるのを覚悟で、思いっきり仁の足を持ち上げた。
27 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:19
「わ・・・何すんだよ!!危ねぇなぁ!」
後ろに転ぶ寸前、オレは仁の手をとり足を下ろした。
少ししか見る時間なかったけど、
仁のケツと睾丸の間には何もなかった。
仁が怒ってるのがわかったけど、どうでも良かった。
やっぱショックすぎる。
「・・マジで何考えてるんだよ!恐かったぁ
・・・って・・カメ・・・お前・・・なんで泣いてるの?」
自分でも気がつかないうちに涙が零れていた。
不安で不安でしょうがない。
恐くて恐くて・・気が変になりそうだった。
28 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:20
「仁・・やっぱオレ・・違う。
どうしよう・・オレ・・気持ち悪いよ・・どうしよう・・。」
「・・何が?・・言って?俺は絶対お前を裏切らないから!!
誰にも言えないことは、死んでも誰にも言わないから・・。
そんなに辛いならオレが少しでも負担してやるから・・。」
「・・・・・・・オレ・・両性体なんだって・・・・」
仁は意味がわからなのかキョトーンとしていた。
29 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:22
「・・え?・・・どうゆうこと?」
「オレ男なんだけど、女でもあるみたでさ・・、
あの血・・生理だった。」
「・・・・は?・・・え・・・よくわからない・・」
オレは意を決して、足を広げ片足を胸に抱えた。
「・・まだ見てないんだけど、どうなってる?オレのココ・・」
いくら男同士といえ、あまりの恥ずかしさに顔が赤くなる。
それにも関わらず、仁は嫌な顔一つせず、そこを覗きこんでいた。
30 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:23
「え・・・?あっ、本当だ・・これ・・女の子のだ・・・・。
普通の子よりはちょと小さいかな?・・触ってみてもいい?」
「え・・・?でも・・・・」
「・・大丈夫・・入れないから・・。」
露骨な言い方に、いっそう顔が赤くなりのぼせそうになる。
仁の指がソコを優しくなでていった。
「・・あっ・・・っ・・」
小さくもれた自分の声に、慌てて唇を噛締め、足をおろす。
「・・恥ずかしい・・もう・・いいだろ。」
オレは慌てて立ち上がり湯船に浸かる。
31 名無しさん 2007/10/29(Mon) 21:30
凄いーーーー!
大好きな感じで頼みです!頑張て下さい!
楽しみにしています。
32 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:30
卍●卍●卍
すんごい途中なのですが、今日はこの辺で・・。
進み具合が悪いですね・・(><)
それでは失礼します。
●卍●卍●
33 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:32
☆31さま 拙い文章ですが、また読んでください。
ありがとうございます。
34 ゆめ 2007/10/29(Mon) 21:34
なんか新感覚の設定がいいですね!!
それにしても亀ちゃん・・・辛いんだろうな・・・
そこはしっかり仁が支えないと!!
でも現在の仁は、今の仁じゃないし・・・
とにかくハッピーエンドを祈ります♪
次の更新、楽しみに待ってます!
35 あか 2007/10/29(Mon) 21:47
続きが読みたいです!!!!!!!!
36 名無しさん 2007/10/29(Mon) 21:52
うわぁ~素敵ですよー!
上手いの一言ですー♪
ドキドキで…す…
早く続きがまちどーしーです。
37 名無しさん 2007/10/29(Mon) 23:59
続き気になります(*○>UAGE!!
38 2007/10/30(Tue) 02:08
すっごい気になる!
続きが楽しみ~
39 黒狐 2007/10/30(Tue) 16:03
卍寺さま、またお邪魔させていただきました!
まさかのりょ、両生体ネタがっ!!
ファンタジーやSFじゃ良く見かけるこのネタで仁亀小説を読めるなんて…
卍寺さま有難うございます!!(笑
うはーこれからどうなるんでしょう!?めっちゃ続きが楽しみです♪
40 卍寺 2007/10/30(Tue) 21:38
☆ゆめさま ありがとうございます。
もちろん最後はハッピーエンド確実ですよ(^^)
☆あかさま 続き書かせていただきます。
なかなかHシーンまではじれったいかもしれませんが(--;)
がんばりますVV
☆36さま ドキドキ・・・私もドキドキ(><)
☆37さま AGEありがとうです♪
続き書きますが、まだなかなか進まないかも(汗)
☆38さま わぁ~ありがとうございます♪
☆黒狐さま 二度目のレスありがとうです(^^)
両性ネタ・・ずっと書きたかったのです(苦笑)
読んでくださってうれしいです。
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卍 不都合な真実 卍 (仁亀)
21 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:09
「・・仁・・今日・・・泊まって行ける・・?」
「も、もちろん!!ちょ・・・おかんに電話しとくわ。」
仁は慌てて携帯を取り出すと、親に連絡をする。
オレも親にメールで仁が泊まるコトを伝えた。
仁になら・・、いや、仁には話しておいた方がいいと思った。
・・でもこの選択は間違いだった。
オレはこのことが、仁を壊してしまった原因だと知ったのは、
ずいぶん後だった。
22 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:11
家につき、二人分の夕飯を部屋に運ぶ。
仁は愛想よくオレの家族に挨拶をすると、
そわそわとオレの後について来た。
「なんか・・久しぶりじゃん・・カメの家に泊まるの・・。」
「そうだな・・・とりあえず、夕飯食べちゃおう。」
夕飯はカレーだった。
話すタイミングがつかめず、ただ黙々と時間が過ぎていく。
「美味しいな・・カレー・・・♪」
仁は気まずい雰囲気の中、ひたすら夕飯を誉めていた。
オレは腹部の痛みで、食欲が無い。
23 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:13
「・・仁さ・・・オレのことどう思ってる?」
いきなりの問いに仁は飲んでいた水を噴出した。
「ゴホッ・・・ふぇ・?いきなり何・・?」
「・・オレは仁を親友だと思ってるし、一番信頼してるよ!!」
「お、おれだってカメを親友と思ってるし、大切な存在!」
「オレさ・・もし普通じゃなくても嫌いにならない?」
「当たり前じゃん!!
もしカメが悪いことをしたとしても、
オレはカメを嫌いになんてならないよ。信じて・・・」
やっぱ、仁には言っておきたい。
24 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:14
「よし!!今から一緒に風呂はいろ・・?」
「え・・狭くない?・・・男二人だよ?・・。」
「いいから・・・来いよ・・。」
仁はちょっと困惑した顔をしていたが、頷いた。
25 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:15
とりあえ先に風呂へ仁を入れ、
仁が入ったのを確認してから服を脱ぎ始めた。
血のついたトランクスをナイロン袋に入れ、ゴミ箱へ捨てる。
気味の悪いオレの身体・・・。
やっぱり言うのは不安だった。
風呂に入り、身体をお湯で流してから、
仁と向かい合わせになり浴槽へ沈んだ。
お湯がザバァーと排水溝へ流れていく。
「おお!!わりかし広いな・・カメの風呂。」
仁は無邪気に喜び、水鉄砲を手でつくりオレの顔に飛ばしてきた。
「わ・・やめろ!子供か!!お前は・・。
もういいから背中流してやる。出ろよ!」
「ほ~い。」
仁はイスに腰を下ろし背中を向け、
上機嫌に鼻歌を歌っていた。
26 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:17
オレはスポンジに泡を立てながら、
まだ成長仕切れてない仁の身体を隅々洗う。
「お客さ~ん。痒いとこありませんか?」
「ありませーん。」
「では・・今度は前洗いますね~。こっち向いてください・・。」
「アホ!前はいいよ!!ほれ・・今度オレが洗ってやる。
スポンジ貸して。」
仁はオレからスポンジを取ると、反対向いてと言ってきた。
なかなか反対を向かない俺に仁は頭を傾げる。
オレはどうしても調べてみたかった。
もしかしたらオレだけじゃないかもしれない。
「仁!ごめん!!」
仁に怒られるのを覚悟で、思いっきり仁の足を持ち上げた。
27 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:19
「わ・・・何すんだよ!!危ねぇなぁ!」
後ろに転ぶ寸前、オレは仁の手をとり足を下ろした。
少ししか見る時間なかったけど、
仁のケツと睾丸の間には何もなかった。
仁が怒ってるのがわかったけど、どうでも良かった。
やっぱショックすぎる。
「・・マジで何考えてるんだよ!恐かったぁ
・・・って・・カメ・・・お前・・・なんで泣いてるの?」
自分でも気がつかないうちに涙が零れていた。
不安で不安でしょうがない。
恐くて恐くて・・気が変になりそうだった。
28 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:20
「仁・・やっぱオレ・・違う。
どうしよう・・オレ・・気持ち悪いよ・・どうしよう・・。」
「・・何が?・・言って?俺は絶対お前を裏切らないから!!
誰にも言えないことは、死んでも誰にも言わないから・・。
そんなに辛いならオレが少しでも負担してやるから・・。」
「・・・・・・・オレ・・両性体なんだって・・・・」
仁は意味がわからなのかキョトーンとしていた。
29 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:22
「・・え?・・・どうゆうこと?」
「オレ男なんだけど、女でもあるみたでさ・・、
あの血・・生理だった。」
「・・・・は?・・・え・・・よくわからない・・」
オレは意を決して、足を広げ片足を胸に抱えた。
「・・まだ見てないんだけど、どうなってる?オレのココ・・」
いくら男同士といえ、あまりの恥ずかしさに顔が赤くなる。
それにも関わらず、仁は嫌な顔一つせず、そこを覗きこんでいた。
30 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:23
「え・・・?あっ、本当だ・・これ・・女の子のだ・・・・。
普通の子よりはちょと小さいかな?・・触ってみてもいい?」
「え・・・?でも・・・・」
「・・大丈夫・・入れないから・・。」
露骨な言い方に、いっそう顔が赤くなりのぼせそうになる。
仁の指がソコを優しくなでていった。
「・・あっ・・・っ・・」
小さくもれた自分の声に、慌てて唇を噛締め、足をおろす。
「・・恥ずかしい・・もう・・いいだろ。」
オレは慌てて立ち上がり湯船に浸かる。
31 名無しさん 2007/10/29(Mon) 21:30
凄いーーーー!
大好きな感じで頼みです!頑張て下さい!
楽しみにしています。
32 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:30
卍●卍●卍
すんごい途中なのですが、今日はこの辺で・・。
進み具合が悪いですね・・(><)
それでは失礼します。
●卍●卍●
33 卍寺 2007/10/29(Mon) 21:32
☆31さま 拙い文章ですが、また読んでください。
ありがとうございます。
34 ゆめ 2007/10/29(Mon) 21:34
なんか新感覚の設定がいいですね!!
それにしても亀ちゃん・・・辛いんだろうな・・・
そこはしっかり仁が支えないと!!
でも現在の仁は、今の仁じゃないし・・・
とにかくハッピーエンドを祈ります♪
次の更新、楽しみに待ってます!
35 あか 2007/10/29(Mon) 21:47
続きが読みたいです!!!!!!!!
36 名無しさん 2007/10/29(Mon) 21:52
うわぁ~素敵ですよー!
上手いの一言ですー♪
ドキドキで…す…
早く続きがまちどーしーです。
37 名無しさん 2007/10/29(Mon) 23:59
続き気になります(*○>UAGE!!
38 2007/10/30(Tue) 02:08
すっごい気になる!
続きが楽しみ~
39 黒狐 2007/10/30(Tue) 16:03
卍寺さま、またお邪魔させていただきました!
まさかのりょ、両生体ネタがっ!!
ファンタジーやSFじゃ良く見かけるこのネタで仁亀小説を読めるなんて…
卍寺さま有難うございます!!(笑
うはーこれからどうなるんでしょう!?めっちゃ続きが楽しみです♪
40 卍寺 2007/10/30(Tue) 21:38
☆ゆめさま ありがとうございます。
もちろん最後はハッピーエンド確実ですよ(^^)
☆あかさま 続き書かせていただきます。
なかなかHシーンまではじれったいかもしれませんが(--;)
がんばりますVV
☆36さま ドキドキ・・・私もドキドキ(><)
☆37さま AGEありがとうです♪
続き書きますが、まだなかなか進まないかも(汗)
☆38さま わぁ~ありがとうございます♪
☆黒狐さま 二度目のレスありがとうです(^^)
両性ネタ・・ずっと書きたかったのです(苦笑)
読んでくださってうれしいです。
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