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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
421  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:13


赤西は隣で眠る亀梨の髪の毛を、起こさないように優しく触れ
小さな声で何度も・・亀・・と呼びかけた。

亀梨はそれでも起きないで寝た振りをしていると、
やはり赤西は触れるか触れないかの羽のようなキスをしてきた。



・・・・ちゅ・・・・



思わず瞑っていた目から涙が滲んでくる。




422  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:15


赤西がベッドから下り、そのままシャワールームへ入った音を聞き、
ゆっくり上半身を起こした。


「・・・・仁・・・・なんで・・・?」


目尻に溜まった涙が零れ落ちる。

嬉しかったのに、それ以上に怖かった。


自分の感情が・・・そして赤西の見えない想いが・・。





423  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:16







424  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:18


・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・


赤西がシャワーから出ると、
亀梨はベッドの上でストレッチをしていた。


「お・・亀・・おはよー・・

何やってんの?」


いつもと変わりない赤西。


「はよ・・マジで・・オレ筋肉痛半端ねぇの・・・・」


いつもと変わらない亀梨。

赤西は拭いていたタオルを床に落とすと、亀梨のいるベッドへ近づく。

亀梨の心臓が高鳴るのがわかった。

どんなにポーカーフェイス装っても、心臓は嘘つけない。



425  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:20


「亀・・寝てみ?俺揉んでやんよ・・・」


「え・・?いいよ・・・」


「いいからいいから・・・」


亀梨は少し困惑したが、言われた通り、うつ伏せになる。


「お客さーん・・痛かった言ってくださいね~」


そんな赤西に思わず笑みが零れた。



・・・・この感じがいい・・・オレ達は・・・・・



亀梨はそう思いながら目を閉じる。




426  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:22


今日の赤西はやたらテンション高く、今まで共演したいい人や、
尊敬してたのに嫌な人間だったって話を笑いを交えながら話した。


・・・そして



「亀・・いつ行く?・・メシ食いに・・」


「ん~・・・明日って朝の10時に鍵開けてくれんだろ?

その後・・行くか?

この1週間のおかげで、明後日からほとんど休みねぇし・・」


それを聞いて赤西は憂鬱な溜息を洩らす。




427  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:23


「そうだよ・・・フル活動じゃん・・・マジ嫌だ・・

行くとしたら明日か・・・

じゃあさ・・・夕飯食べに行く前にさ、カラオケと映画に行こう

オレ、大声だして歌いてぇ気分」


「それ・・賛成!!」


やたらテンションの上がった二人は、
この時間を楽しんだ。

昔からの気の合う親友のように・・・。




428  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:27



・・・・仁・・気ぃ使ってくれて・・・ありがとな・・・・


・・・・・・・・・・。


・・・でも・・・明日の朝もどこかでキスを期待してるんだ・・・・




・・・そう思うオレは・・やっぱ・・おかしいよな?・・・





429  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:34

●卍●卍●卍


今回の更新はこの辺で・・・

なんてコトでしょう・・

ここまで長くなるとは・・・(;n;)

更新にも時間かかるしヘトヘトです・・

あまり締まりない感じになってしまい、心苦しい次第です。

これにて仁亀の一週間は終わりです

次回は淳聖編いきます!

あ・・仁亀に関しても他のカプに関しても続きますので・・
しくよろです♪


卍 返信分  >>355-356

卍 更新分  >>357-418 (5日目)
>>419-428 (6日目)


●卍●卍●卍



430  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:39


●卍●


【赤西と亀梨の1週間・・おもちゃ箱編】


卍一日目 >>118-124 >>138-149 >>151-160

卍二日目 >>161-171 >>185-222

卍三日目 >>244-288

卍四日目 >>306-338

卍五日目 >>356-418

卍六日目 >>419-428


●卍●




431  名無しさん  2008/02/22(Fri) 01:50

>>414-418


432  名無しさん  2008/02/22(Fri) 01:59

卍寺さま、大量更新お疲れ様&ありがとうございます~。
ハジメテに耐える亀ちゃんが痛々しくてほろりときちゃいました。
(まだ)気持ちが繋がってない、身体から入る?SEXはこんなに
苦しいものなんだなーとしみじみ思いました。
実際覚悟のいりそうな行為ですよねえ・・
でもでもその切なさと亀ちゃんの健気さ、仁のさりげない優しさに
すっごく萌えてしまってもいるのですが・・☆
最後はお互いに想いが芽生えていてほっとするやら、胸きゅんするやら。
今後の二人もまだ続きがあるということで楽しみにしてます!
&続きのCPも楽しみです!





433  水沙  2008/02/22(Fri) 01:59

はじめまして。
更新お疲れ様です。
数日前に卍寺様の文章に出会い、早くも大ファンです。

赤西の亀梨への思いが募っていく感じがリアルで…一緒にドキドキしちゃいました。
なんかもう赤西の優しさがHesitate+careそのまんまって感じですね(*´∀`*)
ステキですv

この後は淳聖編、竜雄編と続くのですね。
個人的にはひっそりと上田攻め推奨派なので楽しみです。笑

卍寺様のペースでこれからも更新頑張って下さい。


434  水沙  2008/02/22(Fri) 02:01

はじめまして。
更新お疲れ様です。
数日前に卍寺様の文章に出会い、早くも大ファンです。

赤西の亀梨への思いが募っていく感じがリアルで…一緒にドキドキしちゃいました。
なんかもう赤西の優しさがHesitate+careそのまんまって感じですね(*´∀`*)
ステキですv
赤西大好きです(ヲイ)

初めてなのにこんなテンションですみません;;

この後は淳聖編、竜雄編と続くのですね。
個人的にはひっそりと上田攻め推奨派なので楽しみです。笑

卍寺様のペースでこれからも更新頑張って下さい。


435  水沙  2008/02/22(Fri) 02:05

↑重複すみません(>_<)
このコメントと共に削除していただけるとありがたいです。


436  ののあ  2008/02/22(Fri) 02:33

卍様、大量更新本当にお疲れさまでした!!
今まで行き違いだった思いがこの期間にちゃんと
伝わり出しなんですね(感動)
すれ違いで、見えなくなってしまったお互いの気持ちが
思いやる気持ちに変わる心の動きがとっても
染みました。。。
亀チャン、本当に辛かったけど頑張りましたね…。
あと、2組の秘密の1週間も早くも気になってます!!
そして、すべてが終了してカツンとしての
動きも、3組の気持ちもきっとラブラブになってるんでしょうね~vvv



437  名無しさん  2008/02/22(Fri) 04:07

お疲れ様です!
2人の、微妙な心の動きや気持ちがひしひしと伝わってくるので
「が、がががんばれーー!」と応援しながら読ませて頂きました。
このあとから…ほんの~りラブになってくんのかなーー?
あ、竜雄、楽しみです!


438  名無しさん  2008/02/22(Fri) 06:12

>>216-222


439  名無しさん  2008/02/22(Fri) 06:27

>>272-288


440  名無しさん  2008/02/22(Fri) 06:46

>>333-338


441  名無しさん  2008/02/22(Fri) 06:59

>>385-418


442  名無しさん  2008/02/22(Fri) 07:09

>>410-418


443  名無しさん  2008/02/22(Fri) 08:35

緊張しているカメちゃんを読んでるうちに
私まで体に力が入っちゃって、
貧血でひっくり返りそうでした(ゼーゼー
ジンくんは自分の気持ちにはっきり気づいたのかな?
カメちゃんは・・まだ微妙ですかね?
後の二組も、仁亀ちゃん達のその後も
とっても気になります。
卍さま、更新いつもありがとうございます。


444  ベンジン  2008/02/22(Fri) 08:47

いたそーですが、なんかなんか、ほーって。
なんで癒された気分になんでしょうね…不思議。
すてきな文章で、ほんとに、ありがとうございます。


445  名無しさん  2008/02/22(Fri) 09:37

更新お疲れ様でした
読み終わり、亀ちゃんに感情移入しすぎ私まで腕が筋肉痛になりました笑
亀ちゃんは仁くんの気持ちに??と気付いてそうな、いやでもやっぱり??
という微妙な感じですね
仁くんはまさか亀ちゃんが心開いてきてるとは思ってないし
朝チュー気付かれてるとも思ってないし、このもどかしい二人の距離が
ズキュンズキュンきます
甘々もいいですが想いが通じ合うまでの歯がゆいところが凄く楽しみです
仁亀続編期待大です!


446  雨  2008/02/22(Fri) 09:42

こんにちは!とうとう淳聖ですね!頑張ってください!


447  雨  2008/02/22(Fri) 09:45

さっき書くの忘れました。Hな淳聖小説楽しみに待ってま~すo(`▽´)o


448  名無しさん  2008/02/22(Fri) 10:28

淳聖も竜雄も楽しみです。


449  名無しさん  2008/02/22(Fri) 10:44

仁亀~!2人ともの気持ちが痛いくらい伝わってきて・・!
もう、この2人大好きです!!!
続編、もしも書かれるなら、すっっごく楽しみにしております♪
じれったくて、切ないけど、凄くかわいくて、お互いが大切な2人の関係が
たまらないですねv
亀の頭を優しくなでて、キスする仁・・・素敵すぎます!!!
想いが伝わって、2人が幸せになりますように・・v


450  名無しさん  2008/02/22(Fri) 10:48

いやー二人はどうなっていくのか気になりまくりです!
三組の中では一番難しい関係で無器用だと思うので
歩みよっていても気がぬけません;
亀は仁の言葉や態度が心にグサリと刺さって
それを仁が察してもどかしくて
すごい切なかったです!

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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
391  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:00


赤西の全てが埋まった瞬間、
亀梨の足が大きく痙攣した。


「・・つぁぁ・・・・っ」


心臓がありえないくらいバクバク音を鳴らし、
頭をより一層混乱させる。


「亀・・・コッチに集中しろ!!」


赤西はペニスを扱きながら言う。

まだ半分も勃ちあがって無い亀梨のペニス・・

しかし亀梨の頭の中は、腹の中に埋められてる赤西の存在が大きくて
それどころではなかった。



392  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:03


反応を見せない亀梨に焦れ、赤西はゆっくり動きだす。

それに合わせ内部も引き攣れるように軋んだ。


「い・・・ぁ・・・っ・・・・じ・・・んっ」



・・・・・動くな・・・じ・・んっ・・



嫌だ・・・もう・・・・助け・・・っ・・



内部まで隅々ローションが行きわたり、
滑りが良くなった所で次第に早くなっていく腰の動きに、
ついに亀梨は子供のように泣き声を上げた。


「うぁぁぁぁ・・っ・・・・ひっ・・ぐ・・・

ふっ・・・・・ツゥ・・・・・・」


その声を聞いて、慌てて赤西の動きが止まる。



393  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:05


「か・・亀・・ごめん・・大丈夫か・・?」


「ふ・・っ・・・く・・っ・・・は・・ぁっ・・・・

・・・・・・・っ・・。


・・ハハッ・・ご・・ごめんっ・・・も・・慣れた・・」


亀梨は涙に震える声で小さく笑いながら言った。

顔はマクラで見えないが、
きっと大人になってからここまで泣いたコトは無いくらい
泣いてるに違いない・・。


「いい・・よ・・動けよ・・・っ」


「・・・ごめん・・・ゆっくりにするから・・・」


赤西は再び静かに亀梨を揺らす。



394  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:08


ギシ・・ギシ・・・


ベッドも揺れる・・。




・・・・・・・・・・・っ・・・


・・・・ま・・だ・・・?・・・っ・・


・・・まだ・・・イけね・・・の・・?


・・・・・つれぇ・・・よ・・




限界が近い亀梨は薄れ始めた意識の中で思った。



395  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:10


痛みも苦しみも麻痺し始めた頃、
中で熱い何かが腸内を満たし始めた。


・・・・・・おわった・・・?・・


「・・あ・・・わり・・中で出しちまった・・」


赤西の言葉に薄れかかった意識が覚醒する。


「ば・・・か・・

・・・・っ・・お前・・・ゴム・・しろよ・・

腸は・・・細菌多いんだぞ・・・さっさと風呂行け・・」


「ゴム・・・ベッドの側に用意すんの忘れちゃって・・

本当にゴメン・・・・」


赤西は申し訳なさそうに微笑んだが・・・



396  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:12



・・・それは・・・嘘だった・・・・




397  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:14




赤西は敢えて中で出した。

亀梨の細胞の隅々に自分を染みわたらせたかったからだ。




398  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:16




暗い雄の本能・・・






399  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:18


それに気がつかない亀梨はただ赤西の身体を気遣うだけ・・。

今だ、亀梨の内部に残るオレのペニス

もっとこのままでいたかったが、亀梨が苦しそうだったので
ゆっくり引き抜いた。


「クッ・・・・」


その瞬間亀梨が辛そうに仰け反り、
胸から汗が綺麗に流れ落ちる。

赤西は脱力したまま動かない亀梨を見ながら、
一度もイけなかったペニスを掴み咥えた。

初めて男のものを咥えるわけだから、かなり抵抗あったが
亀梨を気持ちよくさせたい、一心だった。




400  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:20


亀梨は顔を覆ってたマクラを外し、困惑した顔で赤西を見つめる。


「やめろ!!仁・・・っ・・

・・・お前がそんなことすんな!!頼むから・・」


亀梨は大粒の涙を溢れさせながら怒鳴る。

赤西は口から外すと、勃ちあがった亀梨の亀頭に舌先を入れこむ。

亀梨と目を合わせながら、丁寧にペニスへ舌を絡ませた。


「仁・・・っ・・・オレはいいから・・・」


亀梨は下半身を襲う痛みに顔を引きつらせながら上半身を起こし、
赤西の髪の毛を掴む。



401  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:23


「・・・放せよ・・!

いいから感じてろ・・・」


「ヤダ・・・お前に・・・そんなコトして欲しくねぇ・・・」


亀梨は必死に頭を振る。


「オレは・・お前も気持ちよくさせてぇんだよ!!」


赤西はそれだけ言うと再び、慣れない口淫を再び行う。


じゅぶ・・じゅぶ・・・



亀梨は痺れるような快感に腰を震わせる。


「仁・・出ちまう・・口・・はなっ・・・」


赤西は亀梨の言葉を無視したまま、
口の中でソレを受け止めた。



402  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:26


ノドに絡む粘性の苦い液・・・

初めて飲んだソレは、
とても美味いとはとても言えなかったが満足だった。

ただ・・亀梨はあまりにショックだったみたいで、
顔を蒼くさせ、涙を一生懸命手で拭う。


「・・・ごめん・・仁・・・っ」


赤西は唇を手の甲で拭きながら言った。


「・・・・なんでそうやって謝るんだよ。

オレはさ・・亀だから気持ちよくさせてかったし、
亀のだから・・・っ。

つうか・・いい加減わかれよ・・・」



403  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:27


亀梨は俯いてた顔を上げると、
涙で紅くさせた目を優しく微笑ませた。


「・・おう・・・・・・気持ちよかった・・・ありがとな・・・・」


ずっと不安だったが、
赤西にそう思われたことが素直に嬉しかった。

そして純粋に男のコノ身体で赤西が感じてくれたコトが唯一の救いだった。

赤西はベッドから下りると、シャワールームへ行き、
亀梨の為に湯船に風呂を溜め始める。




404  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:29


亀梨もベッドメイキングし直そうかと、起き上がろうとするが
腰が全然立たず、ベッドから転げ落ちた。

その大きな音に赤西も顔を出し、腰にタオルを簡単に巻きながら、
亀梨を抱き起こす。


「大丈夫か・・・?」


「わり・・・腰が立たねぇの・・ビックリ。」


赤西はそのままベッドに座らせた。


「亀・・風呂入っちゃえよ・・・

オレ手伝うか?」




405  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:31


亀梨は頭を横に振り、笑顔で言う。


「全然大丈夫!

でも良かった・・・SEX無事に終わって・・

赤西が丁寧にヤッてくれたから、血も出なかったみたいだし・・

ありがとな・・。」


それから、ふらふらっと立ち上がり、腰を押さえながら
足を引きずるようにシャワールームへ向った。




406  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:35


赤西は亀梨を見送った後、クシャクシャになったベッドをメイキングし直す。

その時初めて、ベッドサイドの棚の下に小さな引き戸があることに気がつき、
開くと、沢山のボタンが付いていた。

一つを押すと波のように激しくベッドが揺れる。


「わっ・・スゲー・・亀梨にも教えてやろ・・」


そう言いながらボタンを押して楽しんでいると、
いきなり・・ガ・・・ガ・・ガ・・・と重い音をさせながら
シャワールームの壁が折りたたむように動きだし、
まるでスケルトンのように中の様子がわかった。

亀梨自身は全く気がついてないみたいだから
マジックミラーのような構造なんだろう。




407  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:38



・・・・・へ~・・・・


まじまじ近づいて覗くと、
風呂の縁に腰を下ろし、
タオルを噛締めながら声を殺して泣いているのがわかり
見てはいけないものを見てしまった気がして
深い溜息を洩らした。


・・・・・亀・・ごめんな・・・


それから亀梨は片足を胸に抱えると、足を広げ
恐る恐る手で自分の秘肛へ触れ、きつく目を瞑り、何度か深呼吸をすると
指を挿入し、中のローションや精液を掻き出し始める。

肩が大きく震え、余計に涙が溢れ出していた。
歯を食いしばり指を何度か動かしていると
亀梨の指を伝い精液が零れ落ちた。




408  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:39


赤西は目も逸らさず、ずっと亀梨を見つめる。



どく・・・どく・・・どく・・・



胸に落ちた熱いこの感情・・気づいてはいけない感情が・・・
切なくて痛かった。



・・・・やべぇ・・・どうすんだよ・・・・


・・・・・つれぇ・・・・亀・・・っ・・・


・・・・報われねぇよ・・どう考えても・・・・・



しばらくボ~ッと見てると亀梨が湯船からあがり、
お湯を入れ替えてるところだった。

そして鏡で顔を顔の腫れを気にしながら、
両手で頬を叩き気合入れてる。



409  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:41


赤西はハッとしてベッドサイドへ向い
ボタンを見つめる。


・・・どれだっけ~・・・え~・・?・・


何個か間違いながらも、見つけると再び大きな音を立てながら、
ゆっくり閉まっていった。

間一髪で亀梨もシャワールームから出てくる。


「・・・・?・・何やってんの・・仁・・・」


「ふぇ・・・?・・はぁはぁ・・・運動・・・っ」


赤西は肩で荒く息を吐きながらそう言うと、
亀梨は不思議そうに頭を傾げた。

それから慌ててベッドを直し、
シャワールームへ逃げるようにかけこんだ。




410  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:43


・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・。


亀梨がベッドで横になってると赤西も寝る準備を整え、
部屋の電気を落とし、隣へ入る。


「・・・仁・・・」

「ん?・・・」

「・・・今日は・・その・・ありがとな・・・」


亀梨がそう穏やかな声で呟く。


・・・どく・・・・


再び胸が大きく高鳴りだす。



411  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:45



「・・オレの方こそ・・無理させて悪ぃ・・

本当に・・ごめん・・痛かっただろ?」


「・・・思ったより平気・・・やっぱ勉強した甲斐あったな・・」


そう言いながら亀梨はふっ・・と笑った。


「・・だな・・!!でもまだまだ・・・・・

やっぱ難しいよ・・」



・・・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・





412  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:47


・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・。


「・・仁・・その・・・オレのこと嫌いになった?」


亀梨は身体の向きをオレの方へ変えながら聞いた。

もちろん顔までは暗闇で分からない。


「・・・嫌いになるわけねぇだろ?・・・」



・・・むしろ惚れちまった・・・



「そっか・・・良かった・・・」


赤西も向き合うように身体を動かす。




413  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:48



「・・・・あとさ・・・・・っ・・」


亀梨は言いづらそうに、言葉を詰まらせた。


「わかってる・・メンバーにも・・他の誰にも

何があっても言わない。」


「・・・・・・・・・・うん・・。

・・ありがと・・。」


それを聞いてホッとしたのか、
亀梨はす~っと寝息をたて眠ってしまった。




414  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:49


「・・・亀・・?」


「・・・・・・。」


「・・寝た・・?」


「・・・・・・。」


赤西は寝たのを確認すると、亀梨の頭を優しく撫で、
そっと身を乗り出し、啄ばむような優しいキスを数回繰り返した。


「・・・おやすみ・・・亀・・・」


・・・・・・・・・・

・・・・・・。


415  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:59



・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・え・・・・っ・・・・・?


亀梨はゆっくり自分の唇に手を持っていった。


・・・な・・・なんで・・・?・・仁・・・・


胸の鼓動が早くなる。




416  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:04


さっき赤西に確認の声を掛けられた時、
睡魔が襲って来てたので、答えなかった。

この心地良い睡魔の中で溶け込むように眠りたかったから・・

しばらくすると、赤西に頭を撫でられ、
昔を思い出し顔がニヤけた。

それから・・・・キス・・・・

心臓が千切れるくらいドキドキしている。



・・・・・・どうして・・・・・




417  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:05


頭に巡るのは疑問ばかり・・

・・そして嬉しいと思ってしまった自分自身・・


・・・・・・やべぇよ・・・・・仁・・・・なんでだよ・・・・


気がつきたくなかった、
自分の奥底に隠れていた感情に・・。




418  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:08





・・・・オレを・・惑わすんじゃねぇよ・・・バカ野郎・・・っ。






419  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:10



・・・・・6日目




420  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:11


ギシギシ軋み、身体に激痛が走る中、
顔を顰めながら目を覚ました。


・・・・イテェ・・・・身体が・・・筋肉痛・・・・


隣に目をやると、綺麗な寝顔の赤西が
軽く口を開けて寝ていた。


・・・・・昨日のことは・・・夢だよな・・・・


赤西の紅いぽってりとした唇を見ながら、そう思う。

しばらく見ていると、いきなり赤西は背伸びをし始めた。

とっさに亀梨は寝た振りをする。


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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
361  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:42


・・・・・・・・・・・。


・・・ハッと目覚めれば、隣に赤西がいない。

時計を見れば13時を回っていた。

亀梨が慌てて起きると、
赤西はソファに座りイヤホンを耳につけたままAVを鑑賞していた。

マクラを胸に抱き、鼻の下を伸ばしばがら
ヘラヘラ観ている。




362  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:44


亀梨は赤西と向かい合わせに座ると、
「うわぁ・・っ!!か、亀・・?」と飛び上がって耳からイヤホンを外した。

「か、亀・・おはよ・・」


赤西は気まずそうにAVを消しながら言う。


「はよ・・。・・気にしなくていいから観てろよ

オレ腹減ったから昼飯食べてるから・・。」


・・・・・・・・。


・・・・・・この沈黙が痛い。


・・・・・・・・。


亀梨は箸を口に咥えたまま、
立ち上がると自分好みのAVをセットし
赤西の隣に座って見始めた。



363  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:46


「お・・おい・・亀・・?」


「あんだよ・・悪ぃか?

オレはやっぱこっちのが好きなんだよね・・」


亀梨がそう笑うと、赤西も釣られて笑う。

さっきまでの気まずい雰囲気が消え、
赤西と自然に会話をするようになっていた。

しばらくすると突然赤西は黙り込み、
亀梨の目を見つめる。

その真剣な目に亀梨は苦笑いを浮べた。


「・・ど・・どうした?

んな怖い顔して・・・・」



364  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:48


「・・・マジでいいのか・・?

・・今夜・・・・」


赤西の言いたいコトがわかり、顔を歪めた。


「・・・い・・いいも何も・・・

どうしようもねぇじゃん・・

・・・だって・・オレ・・このグループじゃねぇと・・・・・

・・・・・・っ・・。


つうか・・お前・・オレなんかで勃つのか?

ま・・頑張れ・・オレも手伝ってやるから・・。」


左手を上下に動かしながら、亀梨は笑った。

でも赤西は見逃さなかった。


箸を持っていた手が小さく震えていたことに・・




365  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:50



「・・・じゃぁ・・夕飯食べたら・・始めるから・・」


「おう!!・・」


亀梨は視線を床に落としたまま、
声だけテンションを上げながら頷いた。





366  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:53



・・・・たががSEXじゃねぇか・・・・



・・・オレは・・・女じゃねぇんだ・・・・・



・・・・仁を・・困らせるな・・・・






367  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:55


亀梨は半分も食べれなかった昼食を残し、
多きく背伸びをしながら言った。


「よっしゃー!!気合入れて風呂はいねぇとな・・・

もっかいゲイビデ観て勉強すっかな~・・?」


亀梨は緊張を隠すかのように喋り始めた。


「亀・・・・」

「・・仁さ~マジ上手い店連れてけよな~

・・オレの口結構うるさいよ?」

「・・・亀・・・っ」

「あぁ・・早くこの部屋出て仕事してぇ・・・」

「亀っ!!」


いきなり大きな声を出した赤西に、
亀梨は言葉を詰まらせた。



368  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:58



「・・・・・無理すんな・・・っ・・

見てて痛いんだよ・・」


赤西の言葉に亀梨は作ってた笑顔が、
仮面が剥がれるみたいに崩れた。





369  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:59



「・・・・っ・・・無理・・させろよ・・・っ

オレ・・男だから・・・

こんなことなんでもねぇよ・・・つうか・・・

少しぐらいお前の前で格好つけさせろよっ!!・・・・」


亀梨はそう呟くと、寝る・・と言いながらベッドへ向う。

その後ろを赤西は叫んだ。


「亀・・!!お前格好いいよ。

本当はずっとお前の仕事に対する姿勢・・スゲー尊敬してんだ・・」


亀梨は振り向かず、軽く手だけ上げた。




370  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:01



・・・・本当だよ・・・亀・・・・

・・・・・・信じろよ・・・・・っ・・

・・・・・・っ・・


・・・ってこんな時言ってもダメだよな・・・



赤西は顔を両手で覆いながら、小さく溜息を洩らした。




371  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:04



18:30・・・夕飯が運ばれる。



赤西はソレをテーブルに運ぶと、
今だ、ベッドで眠ってる亀梨を起こす。


「・・・亀・・・夕飯・・・」


亀梨は一瞬ビクッと肩を揺らしながら、飛び起きた。


「え?・・嘘・・?・・寝すぎた・・!!」


ボサボサになった髪の毛を手で直し、
そのまま・・ガンガンと頭の即頭部を叩きながら、
・・・寝すぎて頭痛い・・と呟きソファに座る。



372  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:09


亀梨がいつも通りに見え、赤西はホッと安心しながら、
隣に座った。


「お・・美味そう・・・。」


亀梨は両手を合わせながら、食べ始める。

赤西も一緒に食べ始めたが、
しばらくすると亀梨はいきなり口を押さえトイレへ駆け込んだ。

やはりストレスが酷すぎて身体が食べることに拒否反応を起していた。




373  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:12


水で濡れた口を手の甲で拭き、
気まずそうに笑いながら戻ってくる。


「気管に入りそうだった・・ビビッた!吐くかと思ったもん」


赤西には分かっていたが気がつかないふりをした。


「・・・そうか・・・大丈夫か?」


とそれ以上は聞かず、心配そうに微笑む。

それが亀梨には嬉しかった、
自分の弱さを気づかれたくなかったから・・

長年一緒にいた赤西にも、それがわかっていた。



374  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:15


結局、亀梨はほとんどを残し、先にシャワールームへ行く。

その間、もう一度本やDVDを見直し、
ベッドの側にタオル、ティッシュBOX、ローション等を用意しといた。

バイブ等も沢山あるが、きっとコレは使わない。

プライドの高い亀梨にそんなコトはとても出来なかった。

そして万が一切れた時の為に、傷薬用の軟膏も用意する。


「・・よし・・」


SEXに赤西自身、こんなに緊張したことも準備したことも無い。

亀梨が出てきた所で、赤西もシャワールームへ行った。




375  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:17


・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・


そして・・・・

・・・・・・・・・




376  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:19


・・・・・・・・・


・・・・・









377  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:21


ベッドサイドの明かりのみを付け、
赤西と亀梨の素肌が絡み合う。

二人の心臓が張り裂けそうなくらい大きく高鳴り、
お互い触れ合ってる所からそれが響いてくるのがわかった。


「じゃ・・・さ、触るから・・・」


「お・・おう・・どんとこい!」


亀梨は昨日までの愛撫には素直に受け入れていた。

ときどき苦しげに喘ぐ口元とか、
辛そうに寄せられた眉が、とても艶っぽく、
まるでTVで見てるような、セクシーさで赤西を誘う。




378  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:27


秘肛に指を3本入れながら、ローションをよく馴染ませ、
ペニスを扱く。

昨日よりは慣れたのか、
ペニスに与えられてる快楽を上手く感じとっていた。


「亀梨・・もう・・・入れるけど・・」


赤西は内部で指をバラバラと動かしながら言う。

その言葉に亀梨は蒼褪め、ゆっくり赤西と視線を合わせたあと
唇をキュッと噛締め小さく頷いた。

秘肛から指が抜かれ、赤西の腰が大きく動くのがわかる。

そして赤西の右手は亀梨の左膝下を掴み大きく広げ、
腰を挿入しやすい位置へ移動させた。




379  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:29


息が上手く吸えないくらい、心臓が動く。


「・・・・入れるよ・・・」


「た・・た、勃つのか?ちゃんと・・」


亀梨は冷や汗を溢しながら、何とか笑顔を作った。


「うん・・・大丈夫・・」



・・・・・っ・・・・・・



亀梨はこれから来るだろう衝撃にマクラを抱きしめ、顔に押し付けた。



380  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:32



ぬるっ・・




赤西の熱く勃起したペニスが亀梨の秘肛に当てられる。




381  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:35



・・・・熱・・・っ・・・





382  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:37


思わずビクッと亀梨の身体が揺れる。


「亀・・ゆっくり息吐いて・・・」


赤西に言われた通り、何度か深呼吸を繰り返し、
タイミングに合わせ、亀梨の萎えてしまったペニスを扱きながら
ゆっくり挿入させていった。


「・・ツっ・・・・・・・ああっ・・・・っ」


亀梨は酷い衝撃にマクラをきつく抱きしめた。

抱きしめた両手はよほど力を入れてるのだろう・・
白く震えている。




383  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:42



・・・・いた・・ぁ・・・やめ・・・・



・・・こえ・・ぇ・・・・っ・・・




マクラは涙で濡れ始めた。





384  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:46


亀梨自身パニックになってるのだろう、
ペニスが全く反応しない。

赤西はそれでもゆっくり中へ押し進めていく。


ぎち・・ぎち・・・


嫌な軋みをあげながら、奥へ・・・奥へ・・・・

赤西もこんなに慎重に挿入していくのは初めてだった。

それくらい亀梨のソコはきつい。

亀梨の身体はありえないくらい痙攣し、
嗚咽を洩らしていた。

こんな亀梨を見たのは初めてだったが、
赤西は亀梨によって包まれてくコトが嬉しかった・・

もっと自分を知って欲しいとさえ思う、異常な感情。




385  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:48


しばらく腰を進めると半分ほど挿入したとこで、
止まってしまう。

そこから先は指では触れてない未通の場所・・。


「・・亀・・・これ以上は・・痛いかも・・

止めとくか・・・?」


赤西は心配そうに尋ねた。




386  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:50



・・・うん・・・・っ



・・・・・もうやだ・・・・やめてくれ・・・



そう泣きつきたいのに、亀梨は小さく頭を横に振り
「・・大・・・丈夫・・っ」と答える。

愚かな自分に更に涙が溢れた


「・・わかった・・・本当に力抜いてろよ・・・・」




387  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:52


ぎ・・・ちゅ・・・



388  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:54



「ひ・・ぁぁああっ!!・・う・・・っ・・はっ・・」


亀梨は想像していた以上に痛みに、
マクラで押さえてもなお、悲鳴が零れた。



・・・いてぇ!!・・・やだ・・よ・・・


・・・も・・入れないで・・・じん・・っ・・・


・・・・いてぇ・・・よ・・・・・


・・・・じ・・ん・・・



亀梨は心の中で必死に叫びながら、身体を捩らせた。

腹部の圧迫も痛みも半端なくて、
気が違いにそうだった。



389  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:56


それでも小さなプライドは守る。


『赤西に・・・迷惑かけない・・・。』


・・・・・・・・・。




390  卍寺  2008/02/21(Thu) 23:58


ぐ・・・ちゅんっ・・!


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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
331  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:03


シャワーのコックを捻り、熱いお湯を頭から浴びながら、
自分のペニスを掴み扱いた。

あのままあそこにいたら、きっと犯していたと思うくらい・・
男の亀梨に酷く欲情している自分に、思わず舌打ちをする。



・・・・クソッ・・・なんで・・・


・・・・オレ・・・変だ・・・・っ・・・。






332  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:04



その頃、ベッドに残された亀梨は酷く落ち込んでいた。





333  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:05



・・・絶対、仁に軽蔑された・・・・。


・・・・・やっぱ・・気分悪ぃよな・・・・っ・・・


・・・・・・ごめん・・・・



まず内部に指を入れられた状態で射精した自分が恥ずかしかった。

そしてその際赤西の手を汚してしまったコトも・・・。

何より終わったとたん無言でシャワールームへ行ってしまったコトが
辛かった。



334  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:07


亀梨はベトベトになった下半身をティッシュで拭いながら、
ベッドをメイキングし直そうと起き上がる。


・・・ドロッ・・・・


立ち上がった瞬間、零れ落ちてきたローションが
足を伝い溢れ出てきた。


「・・・っ・・・」


亀梨は慌ててティッシュでソレも拭い取る。


・・・・だせぇ・・・・


堪らなく惨めだった。



335  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:08


腰にタオルを巻き、赤西が出てくる。


「・・先に風呂ごめんな・・・

新しくお湯溜めておいたから、ゆっくり浸かれよ・・」


いつもの笑顔で赤西は言う。


「お・・おう・・悪ぃな・・・」


亀梨も慌てて笑顔を作りながら頷き、
赤西の横を通り過ぎようとしたとたん、腕をきつく捕まれた。

亀梨の心臓が跳ね上がる。



336  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:10


「・・・身体・・大丈夫だったか?・・

・・・無理させて悪い・・・」


赤西は心配そうに呟く。


「・・・ん・・・大丈夫・・・

オレの方こそ・・ごめん・・・・」


亀梨はへろっと微笑むと、シャワールームへ消えた。

綺麗にメイキングされたベッドに腰掛、
溜め息を付きながら顔を覆う。



明日はいよいよ本番だ・・・・・



赤西は抑えられないくらい湧き上がる欲情が怖かった。




337  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:11


シャワールームの中で亀梨は、湯船に身体を浸かりながら
ベトベトになってる内部へ指を這わす。

ピリッと痺れる感覚に顔を顰めながら、中のローションを掻き出し
明日を思って溜息を洩らした。



とにかく無様なコトはしたくない、
赤西を困らせたくない・・・。



ただそれだけを思って、頬に気合をいれる。



338  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:12






・・・・・どうか・・・仁に・・・軽蔑されませんように・・・・・。







339  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:19


卍●卍●卍●


本日の更新はこの辺で・・

仁と亀・・二人とも思い違いしてますね(--;)

とくに亀梨さん自己嫌悪満載中(苦笑)

明日はえっと切れのいいとこまで、書き終わりましたら
更新させていただきますが・・・
終わらなかったら明日か明後日には・・

何せHシーン苦手なんです(;v;)
B’でも結構手こずらせてくれて・・(笑)

それでは・・・


卍 返信分  >>303-304

卍 更新分  >>305-338


●卍●卍●卍



340  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:38


●卍●

ちょっと読み返してみて、誤字の多さに凹みました(--;)
読み辛くて大変もうしわけございません。
たぶんこう書こうとしたのかな・・・?
と想像フル回転でお願いします(><)

それでも意味不明な部分は遠慮なく聞いてください♪

載せる前に読み返しているのになぁ・・(;;)
本当申し訳ないです。

●卍●


341  ののあ  2008/02/19(Tue) 01:22

卍様、今回の馬と鹿の本能のお話で超超超激萌えでしたぁ!!
亀チャンに不敏萌えvvv
本当に、仁を想ってるんですね。 それに、とうとう仁も開発されちゃって!!きっと、ラブなH出来ちゃいますね☆
もう、卍様はどストライク過ぎですvvv
今日も、幸せありがとうございます!!


342  名無しさん  2008/02/19(Tue) 03:10

age


343  名無しさん  2008/02/19(Tue) 03:24

うわーん!仁亀Hもっともっと堪能したいですー!
他CP編後も続編期待してまーす
いよいよ合体ですかー!楽しみです
仁ー優しくね!亀ー仁を信じてれば大丈夫!


344  名無しさん  2008/02/19(Tue) 08:13

すんごい萌えました!
卍様の更新の早さに頭が下がる思いです
すれちがいのまま本番になるのか楽しみにしてますv


345  うーた  2008/02/19(Tue) 09:27

卍寺さまv更新お疲れ様です^^
うわーん。。。すれ違ってますね、仁と亀・・。
自己嫌悪で落ち込んでる亀も好物ですが^^;
淳聖は甘いんですかvスイッチオフの田口さんかな?
どちらにしても楽しみですv



346  名無しさん  2008/02/19(Tue) 15:01

あげ


347  Kirsche  2008/02/19(Tue) 19:06

やっぱりこちらにコメントしますね☆
カメちゃんと仁のすれ違いがもどかしいです(>_<)
読んでてすごくじれったい!じれったいけど面白い!
卍寺様のお話はやっぱりサイコーです\(^o^)/
お体に気をつけてがんばってください(^_^)v


348  名無しさん  2008/02/20(Wed) 00:36

age


349  名無しさん  2008/02/20(Wed) 01:37

あげ


350  名無しさん  2008/02/20(Wed) 01:45

亀ちゃんが幸せになりますように


351  名無しさん  2008/02/20(Wed) 03:22

続き凄く楽しみに待ってます!!
毎回ドキドキして読んでいます☆
これからも頑張って下さい!


352  名無しさん  2008/02/20(Wed) 08:45

始まりからは想像できないような
愛のあるHが期待できそうな展開!!!
卍さま、素敵です~~~!


353  卍寺  2008/02/20(Wed) 20:26


●卍●

やはし仕事が忙しくてまだ半分くらいしか書けてません(汗)
書き終わりましたらageさせていただきますので
それまでsageといてくださいませませ(^^;)
なかなか自分的に納得できる形にならなくて・・
やはしHは苦手です!!がおっ!!
頑張ります!!

返信は後ほどさせていただきます。
応援してくださる皆様・・・
感謝感謝です!!

●卍●



354  blue  2008/02/21(Thu) 15:03

更新&お仕事お疲れ様です。
2人の心がお互いを気遣って、より近づいていっている様子が伝わってきます。
卍様ですから、きっと素敵なHシーンになると思いますよ!


355  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:19

☆ののあさま  良かったですよ~vv
私Hシーン系苦手なんで不安なんす(;;)
ラブHを期待ですか?
今回もすれ違ってます・・
でも亀も気づきますからvv

☆342さま  アゲありがとうございます♪

☆343さま  今回長いです!!
上手くまとまらなくて(><;)
もう自分が嫌~
でもそれぞれの1週間が終わったあとも
それぞれのその後がありますので・・
ってまた長いですね・・(YY)

☆うーたさま  淳聖の1週間はオフで・・その後はオンな部分もあり・・
って感じで脳内プレーしております
私の中では田口は聖には優しいかも?って思ってまして・・(笑)

☆346さま  アゲありがとうございます♪

☆Kirscheさま  ありがとうございますvv
今回もすれ違ってますよ~(^^;)
その後編ではなんとかラビュ~にしたいんですが

☆348さま  アゲありがとうございます♪

☆349さま  アゲありがとうございます♪



356  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:28

☆350さま  メンバー全員幸せにしようとは目論んでます(笑)

☆351さま  いつも読んでいただきありがとうございます
Hシーンがヘタなので満足いただけるかは疑問ですが、
頑張ってみましたvv

☆352さま  愛はあるんですが・・
お互いすれ違ってます(^^;)

☆blueさま  ギクッ・・・
なんだかダラダラ長くて大雑把なコトになってそうです(><;)
わぁぁぁ・・・
申し訳ない感じです・・(YxY)
でも頑張ったんですよ・・コレでも・・(涙)
 


357  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:32


●卍●


更新させていただきます♪

今回は『Hアリ要注意』で『18禁』!!結構長いです。(――;)

しかも亀ちゃん初なので『痛い』です

仁も出来るだけ頑張ってますが・・

『痛い』といってもレ●プでは無いですが・・(^^;)

それを踏まえた上でよろしければ読んでみてください。


●卍●





358  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:33




・・・・・5日目






359  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:35


あの後、赤西はいつも通りのテンションだったけど、
亀梨と視線を合わせることは無かった。

ぎこちない空気の中、一生懸命会話をしようとするがなかなか続かない。

亀梨は不安だった、このままSEXなんてしたら
また元の関係に戻ってしまうのではないかと・・。

赤西の寝息が聞こえてきてもなお、
眠ることが出来なかった・・・




360  卍寺  2008/02/21(Thu) 22:37


・・・・そして朝。



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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
301  名無しさん  2008/02/18(Mon) 22:00

あげます☆


302  名無しさん  2008/02/18(Mon) 22:16

うまーい。仁の優しさ、亀ちゃんの気遣い。
険悪な二人が徐々に気持ちを繋げてく感じが身体の行為の進み具合と
一緒に自然に伝わってきますねv
亀ちゃんプライド高そうだし実際男同士だったらやっぱりこういう
感じになるかなあ・・とか想像しちゃいました。
続き楽しみにしてます☆




303  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:04

☆ベンジンさま  なんと!!私も鉄腕ダッショ見てましたよ(笑)
漁師のご飯も美味しそうだな・・なんて思いながら・・。
私も健気好きなんですよ・・つい・・きゅんっ・・って・・
ばかなんだから・・って思っちゃう(笑)
すみません病気ですね私・・(^^;)

☆JIN-JINさま  もう仁亀はラブ決定ですよ・・(笑)
仁は落ちつつありますvvあと亀・・
亀はまだ混乱中なので・・(><)

☆blueさま  こんな話ですが大丈夫でしたか?
ちと不安こいてました(笑)ラブ道まっしぐらですよ・・♪

☆ののあさま  レス感謝感激雨嵐ですvv
今回はB’です・・指挿入です・・(苦笑)
Cは次回で仁亀編はとりあえず終了かな?たぶんですが・・

☆294さま  今回も引き続き切ないです・・(;v;)

☆ゆーさま  毎日覗いていただきありがとうございますvv
実は私エロス苦手なんです(YvY;)
エロスに時間かかるんですよね・・困った

☆296さま  アゲありがとうございます♪





304  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:14

☆297さま  前作から読んでいただきありがとうございます♪
だいぶ雰囲気変えてしまったので、ガッカリさせてしまったのでは?
と不安でした(;;)
引き続きよろしくお願いいたしますvv

☆うーたさま  他の二人・・淳聖は糖度高めの予定なんです(^^;)
あんな部屋ではありますが・・
竜雄はまだ上手くかたまってないのですが、糖度低めにしたいんですよね・・
悩んでしまいます・・(><)
レスありがとうございましたvvうーたさまの更新楽しみにしてます♪

☆299さま  1週間後もそれぞれの様子を書かせていただきます♪
なので再び長編です・・(--;)申し訳ないです・・

☆真顔さま  そうなんですよ最強の絆ですよね(笑)
仁亀、淳聖は形が決まってきたのですが・・
竜雄が上手く動かないんですよー(^^;)

☆301さま  アゲありがとうございます♪

☆302さま  亀のプライドは山のように高いと思ってるので、
こう屈辱に涙する亀ちゃんに・・どきどきなんですよ(笑)
本当は愛ある鬼畜系も大好きなんです(>v<)
今回の仁亀は糖度高いですが・・♪



305  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:20


●卍●


ちょっとコノ時間重いですが、更新させていただきます♪

今回はB’です・・(^^:)

つまり指を・・・(苦笑)

で次回はCになりまして、
たぶんですが仁亀編は終わるかな?

って感じですがまだソコまで書いて無いので・・・なんとも・・

とりあえず、今日は仕事が休みだけあって
キレのいいとこまで書き終わりましたので、
更新させていただきます♪


●卍●


306  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:21




・・・・・4日目






307  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:23


昨日はあれから目が覚めた時はすでに夕飯の時間だった。

赤西はいつもと変わりなくて、ホッとしながら
一緒に夕飯を食べ、
その後は二人で仕事の話やコンサートの構成について、
熱く語り合いながら眠った。



そして今日・・・・





308  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:27


昼食を食べた後、赤西はローションがゴムをベッドに並べながら
言った。


「亀・・悪いけど今日は、お前の中慣らさせてもらうから・・。」


覚悟はしていたけど、ザッと血の気が失い、
冷や汗が吹き出す。

赤西も気マズそうにしてたので、わざとテンションをあげ
笑いながら軽く答えた。


「お・・・わかった。

じゃぁ・・俺、もう一度シャワー浴びてくるわ!!

ちょ、腸内洗浄ってのもしなきゃいけねぇしな・・」


「・・・か、亀・・・っ」


亀梨は赤西が何か言おうとしてるのがわかったが、
聞こえない振りしてシャワールームへ向う。



309  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:28


唯一オレが素に戻れる場所・・・。

シャワーで音を消しながら、口を押さえ蹲った。

恐る恐る・・今まで自分で直にあまり触れたことの無い場所に手を伸ばす。

中を洗うって言ったって・・DVDではシャワー口のノズルを突っ込んでだけど、
とてもそんなものが入る気配がない。

とりあえず石鹸で擦りながら、中に指を入れた。

そんなコトをしてる自分が虚しくて、切なくて・・格好悪かった。

でも赤西に不快な思いをして欲しくなくて、
懸命に処理をする。



310  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:30


いつもの倍以上の時間をシャワーに費やし、
バスローブを羽織って亀梨は出てきた。

そして気まずそうに視線を逸らしながら、赤西に言う。


「仁・・・こんなオレのこと嫌いにならないで・・・

またこの部屋出たあとも昔みたいに・・・」


最後まで言い切る前に、赤西は亀梨の腕をとり、
引き寄せた。


「嫌いになんてなるもんかよ!!

昔みたいに・・・プライベートも沢山遊ぼうな・・

・・・・とりあえず・・美味い店知ってるから・・ソコ連れていく。」


亀梨と視線を合わせながら優しく微笑む。



311  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:31


「・・・・うん・・・・」


ホッと息を洩らし、亀梨も嬉しそうに笑った。

赤西はそのまま亀梨をベッドに寝かせる。


「・・亀は・・何もしなくていいから・・・ベッドに身を預けてて・・

オレ・・・いろいろ触るけど、痛かったら言ってな・・?」


亀梨は少し引きつりながら、軽く頷いた
そして自身でバスローブの紐を取り、床に脱ぎ落とす。

赤西はかたく目を閉じた亀梨の身体に手を伸ばした。



312  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:33


ギシッ・・と二人分の体重を受けたベッドが揺れる。

顔や首筋に優しく触れながら、ソッと顔を近づけ唇を落とした。

赤西の熱い吐息が首筋に触れ、ゾクッと背筋が震える


「・・・・あっ・・・」


小さく自分の声が洩れ、亀梨は慌てて唇を噛締め言った。


「・・・・仁・・・いいよ・・そんなコトしなくて・・

女じゃないから気を使うな・・・

・・・痛くてもいいから・・・」




313  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:34


その言葉に赤西は軽く不機嫌にながら言う。


「・・亀を気持ち良くさせていって思って悪いのかよ?

お前を便所みたいに扱う気ねぇから・・

・・・嫌なら黙って目を瞑ってろ・・・」


亀梨は赤西がキレたコトがわかり困惑した。

ただ・・赤西にそんなコトをさせたく無かっただけだったのに・・。


「・・・っ・・・ごめん・・・」


亀梨は慌てて小さく呟いた。



314  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:35


そして赤西が昔、処女が嫌いと言ってたコトを思い出す。



確か理由は面倒くさいから、つまらないから・・・

亀梨自身も笑いながらそれに同意していた。




315  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:37




でもこの現状・・・






316  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:38


マグロみたいに横たわり、赤西に男のこの身体を愛撫させてる。

それが辛かった。


「あ・・赤西・・オ、オレ・・自分で慣らすよ・・」


亀梨は起き上がると、枕もとにあったローションを手に取る。

それをすがさず、赤西に取り上げられた。


「何?・・何なのお前は・・・

自分で出来ねぇだろ!!

・・・・・マジ・・お前のそういうとこ嫌い・・」


赤西は溜息をつきながら、亀梨を睨む。




317  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:39


亀梨の顔が一瞬歪んだのがわかった。

泣くかな・・って内心焦ったけど、あいつは笑顔でゴメンと謝る。


「・・・もういいから・・黙ってろ・・」


亀梨は小さく頷くと、再びベッドに横たわり、
両腕で自分の顔を覆った。

肩が小刻みに揺れてることから、きっと泣いてるんだろうな・・
と思い、赤西は内心舌打ちする。

そして上手く言葉を選べない自分に腹が立っていた。



318  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:41


「・・・亀・・・その・・ごめん・・・

・・・言い過ぎた・・・。」


亀梨はそのままの状態で頭を横に振る。


「じゃぁ・・・もう慣らし始めるけどいいのか?」


「・・・うん・・・っ」


赤西はローションを手に取ると、
ネチャネチャ両手で絡めはじめた。


「亀・・両膝立てて足広げてくれる?」


亀梨は言われた通り、ゆっくり膝を立て、
肩幅に足を広げる。



319  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:43


両足の太ももが震えてるのがわかったが、
そこには触れなかった。

きっと亀梨も触れられたくないだろうし・・。

赤西は人肌に暖まったローッションを亀梨の秘肛に垂らし、
人差し指を1本ゆっくり入れていった。


「・・・っ・・・・・ぁ・・」


亀梨から小さな声が洩れ、余計に身体を硬くする。

何回か出し入れをしながら、前立腺を探るが
やはりよくわからなかった。

亀梨のペニスは勃起することなく、ただ身体を振るわせるだけ・・




320  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:45


1本がスムーズになったとこで、2本目を入れる。


「・・ふぅぅ・・っ・・・」




・・・・仁・・・く・・るし・・っ・・・・



・・・気持ち・・悪ぃ・・・っ・・





腕の下で顔を歪めながら、そう言いそうになるのを必死に堪える。

そして無意識に亀梨は逃げるように腰を揺らし始めた。




321  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:47


「・・亀・・痛いか・・?」


亀梨は小さく横に頭を揺らしてはいるが、
きっと酷い違和感はあるのだろう・・。

荒く吐き出される息が苦しそうだった。

なんとか2本目を根元まで入れると、
しばらく馴染むまで動かさず、亀梨の息が落ち着くのを待つ。

それからゆっくり腸壁を擦るように動かし始めた。

決して爪で中を傷つけないように、優しくローションを塗りたくる。




322  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:48




にちゃ・・にちゃ・・ぐぷ・・っ・・






323  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:50


卑猥に濡れた音が、室内に響く。

亀梨は自分の中から聞こえてくる音が、
酷く恥ずかしくて悲しかった。

しかも誰にも見られたくない場所を、
メンバーの赤西に見られ、しかも内部まで触られている。


どうしようもない羞恥・・・・


もう止めてくれ!!って叫びたかった・・

たぶん・・この部屋に入る前の赤西のままだったら、
オレは赤西を殴り飛ばしてでも逃げたと思う。



・・・それくらい今のこの状態はきつかった。





324  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:52


「・・・亀・・・3本目入れるけど・・・大丈夫か・・?」


赤西の言葉に息が止まる。

2本でもきつくて苦しいけど、無理・・なんてとても言えなかった。


「・・大丈夫・・」


「身体に力を入れるな・・深呼吸して落ち着け・・」


赤西は優しく腹部や胸をマッサージしながら、
優しく声をかける。

そしてもう一度ローションを手に取ると、
直接、秘肛の中へ細い口先を入れ流し込んだ。


「ひ・・っ・・・あぁ・・・」


腹部がローションで圧迫され、苦しげに身を捩る。




325  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:53


再び涙が滲むのがわかった。

それからもう1本・・赤西はゆっくり中へ挿入してくる。


「ふ・・くぅぅ・・っ・・・あっ・・・ツ・・ゥ・・」



・・・痛っ・・・いてぇ・・・よ・・・



・・・・・じ・・ん・・・仁・・・っ・・・・




亀梨は顔を覆っていた腕を強く噛締めた。




326  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:56


「亀・・もっと力抜け・・・入らない・・」


赤西も焦る。

亀梨の腹筋も痙攣し始め、息も荒く途切れがちになっていて
酷く辛い状態と言うことが目に見えてわかっていた。

赤西はDVDの内容を思い出す。


・・・・・・・・・・。


・・・・・あ・・・っ・・・そうだ・・



赤西は思い出した内容に笑みを溢し、
萎えていた亀梨のペニスに指を絡ませた。




327  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:57


いきなり触れられた敏感な場所に、
亀梨は慌てて上半身を起こし、赤西を見つめた。


「な・・・何?・・」


案の定、目元を紅くさせた亀梨が不安そうに目を泳がせる。


「大丈夫・・こうすればいいんだった・・」


赤西は嬉しそうに空いてる手で、亀梨のペニスを扱き始めた。

扱きながら、3本の指はゆっくり収縮されるタイミングを見ながら
内部へ挿入されていく。



328  卍寺  2008/02/18(Mon) 23:59

亀梨自身も快感と痛みを両方与えられ、
何がなんだか分からない状態になっていた。

ペニスから先走りの液が滴り始める頃には
内部もだいぶ柔らかくなり、スムーズに動けるようになる。

亀梨は喘ぎを必死に殺しながら、腰を揺らし始めた。


「・・っ・・じ・・・仁・・・っ・・

もう手・・放して・・イきそ・・っ・・」


「いいよ・・イって・・?」


ぶんぶん頭を横に振りながら、亀梨は辛そうに顔を顰めた。


「・・手・・っ・・・放せ・・・・・っ・・

お前に付いちまうから・・・・っ・・」


「・・気にしなくていいから!!そんなコト!!」


赤西はグリッと内部深く指を押し込みながら、
亀頭の先爪で軽く擦った。



329  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:01


「つぁぁ・・っ・・」


亀梨は指の入った内部を痛いほど締め付けながら、
苦しそうに、赤西の手の中で射精する。

肩で荒く息を吐きながら、亀梨は再び両腕で顔を覆った。

赤西はゆっくり指を引き抜くと、
ソコは小さな口を開けたまま、数回開閉を繰り返す。

紅くテラついたソコに、
先ほどから痛いほど張り詰めた赤西のペニスは
今すぐにでも挿入したくて腰を揺らした。


・・・っ・・・まだ・・ダメだ・・・


いやらしく蠢く亀梨の媚態から逃げるように、
慌てて腰にシーツを巻きつけシャワールームへ向う。



330  卍寺  2008/02/19(Tue) 00:02




ジャーッ





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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
271  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:55


何より赤西と誤解が解け、
またこうして『仁』『亀』呼びに戻れたコトが嬉しかった。

この時亀梨は強く思う。


・・・これからの3日間、
絶対に赤西を困らせないようにすることを・・・。




272  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:56




・・・本当は怖い・・スゲービビッてる・・・


・・・・でもソレを悟らせないように・・・一生懸命演技をしよう・・


・・・・コレが終わったあと、赤西に気を使わせたくないから・・・


・・・きっとオレが泣いたりしたら、あいつは優しいから・・・


オレを思って苦しむ・・。


・・・・・・それだけは何としても避けたいから・・・・・。




そう自分の中で強く決めたとたん、役者としてのスィッチが入る。




273  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:57


「赤西・・オレ・・よく同性の行為わかんねぇから、
お前の言うとおりにするから・・・

・・後・・どうすればいい?」


いきなり豹変した亀梨に赤西はちょと驚きながら、


「あ・・そうだな・・・・

とりあえず、お互いの『モノ』に触れてみっか・・?」


「うん・・わかった。

じゃあ・・・オレからでいい?」


赤西と亀梨は向き合い、胡坐をかく赤西の股間へゆっくり手を伸ばした。

亀梨の緊張がMAXになる。



274  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:58


いきなり挫けそうになったが、なんとか奮い立たせ、
赤西のペニスに触れた。

自分のモノとは少し違う形に、指を優しくなぞらせる。


「・・・・っ・・・・・く・・ははっ・・・!!

・・亀の触り方くすぐってぇよ・・」


赤西がいきなり笑い出したので、ビックリして思わず指を離す。


「わ・・わりぃ・・・」




275  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:59


「じゃ・・今度オレの番ね・・」


赤西はそう言うといきなり、亀梨のペニスを掴み、
上下に扱き始めた。


「お・・おい・・仁・・っ・・・

な、何やって・・・・」


赤西はペロッと紅い舌をみせ、悪戯っ子のように笑う。


「ん~?・・亀梨のモノが勃起してる所が見たい・・。」


「うぅ・・んっ・・・バ・・カっ・・この・・」


亀梨は人から与えられた強い快楽に、
鼻の奥がツンとし涙が滲んできた。

しかも同じ同性だけあって、ポイントを上手くついてくる。



276  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:01


そして何より気になったのが、
先走りの液が赤西の手を汚してしまってること・・。


「じ・・ん・・・手・・手が汚れる・・・っ・・」


「あ?・・・んなこと気にしてんなよ・・集中しろ・・」



ぐちゅぐちゅ・・・っ・・



亀梨の腰が卑猥に動き出す。

苦しそうに顔を顰めながら、声を押し殺し、
涙がツー・・ッと頬を伝い零れ落ちた。



277  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:02


男のイクところなんて気持ち悪いものだと思っていたのに、
とてもそんな風に思わなかった。


「も・・放せ・・・っ」


亀梨は無意識に赤西の手に爪を立てる。


「・・・・っ・・・・」


赤西はチリッとした痛みに顔を顰め、手をゆっくり放すと
亀梨は安心したのか、その瞬間精を吐き出した。

吐精された液は亀梨自身の足を白く汚す。

まるで誰かに犯されたような様に、
赤西の背筋がゾクッと震えた。

見れば自分のペニスが痛いほど勃起している。



278  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:03


亀梨はソレに気がつくと、ゆっくりソコに手を伸ばし、
同じように扱き始めた。


「ちょ・・亀・・いいよ・・・」


「・・・・こ、今度はオレの番だから・・・」


ぎこちなく手を動かしながら、
自分が感じたポイントを同じように触る。

あのプライドの高い亀梨が足を汚したまま、
男のペニスに震えながら触る様子が、堪らなく赤西を発情させた。




279  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:03




亀梨なのに・・・・・


いや・・・亀梨だからか・・・・・。






280  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:05


「・・・っ・・・亀・・・放せ・・出る・・」


赤西はきつく眉を寄せた。


「・・い、いいよ・・・オレの手の中で出して・・

仁の身体に付いちまうし・・」



・・・こ・・の・・・・ばか・・・っ・・・



亀梨の頭の一つでも引っ叩いてやろうと思ったが、
限界だったので、そのまま亀梨の手に吐き出した。

亀梨は手の中で出された赤西の精液を零さないように
ティッシュで拭く。




281  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:06


なんだかそんな亀梨を無償に抱きしめたくなって、
後ろから抱きしめた。


「・・・お・・おい・・仁・・・

どうした・・お前・・脳やられたか・・?

・・つうかオレ風呂行くからどいて?」


亀梨は引き攣りながら笑みを溢し、
赤西と視線を逸らしながら、グイッと後ろへ押す。

赤西も無言のまま手を放した。




282  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:07


気まずい雰囲気に亀梨は慌ててシャワールームへ駆け込む。

亀梨を見送った後、赤西は体育座りをし
その膝の間に顔を埋めた。




283  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:08



・・・はぁ~~~っ・・・・


・・・・・何やってんの・・・オレ・・・・・


・・・いつの間にか・・亀を女扱いしてた・・・


・・・・最低・・・だな・・・・・


・・・・・・ごめん・・亀・・・・っ




284  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:09


その頃シャワールームで亀梨は熱いお湯に打たれながら、
今だ頭にガンガン響くほど鳴り続く心臓の音に何度も深呼吸を繰り返した。

手を見れば、まだ振るえが止まらない・・


それを見てなんだか笑えてきた・・・




285  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:10



・・そして・・泣けてきた・・。




286  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:11


亀梨は両頬を力いっぱい叩くと、気合をいれ、
鏡を見ながら笑顔を作る。


・・・・笑え・・・笑え・・・・


呪文のように繰り返しながら、
ザッと身体を流しシャワールームから出た。


「仁・・もし次入るなら入れよ・・」


ベッドで寝そべって本を読んでる赤西に笑顔で声をかける。


「・・・ん・・・そうだな・・・」


赤西はグッと背伸びしながら、肩を回しシャワールームへ消えた。



287  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:16


亀梨は深い溜息を付きながら、ベッドに身を預けた。

そしてそのままいつの間にか眠ってしまう・・・。



シャワールームから出てきた赤西は
ベッドで眠る亀梨に静かに近づき、柔らかい髪の毛を優しくかきあげた。

それから風邪を引かないように、上掛けをソッと掛ける。

少し紅い目元に触れると、目尻に溜まってた涙が零れ落ち
シーツに染みを残す・・。



・・亀梨が無理をしてるのは痛いほどわかっていた。





288  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:16



「・・・・・・・ごめん・・・亀・・・・・

今だけは・・・気づかなかった振りをさせて・・・・。」





289  卍寺  2008/02/17(Sun) 20:21


卍●卍●卍●


わぁーヤバイ・・長くなってきたぁ(^^;)

悪い癖が・・・。

昨日は更新できなくてすみません。

明日は更新できるかはチッと不明ですvv

しばらくシリアス風かもしれまんせん。

痛い表現は無いと思いますが・・・

亀がめちゃくちゃ健気になってます・・(><;)


卍 返信分  >>241-242

卍 更新分  >>243-288


●卍●卍●卍


290  ベンジン  2008/02/17(Sun) 20:24

超グッジョブ!!!!!
鉄腕ダッシュ見ながらリロード繰り返しました笑
更新、ありがとうございます!健気な男の子大好き!!



291  JIN-JIN  2008/02/17(Sun) 20:28

大量更新ありがとうございます☆
仁くんの『あひゃぁ~』は、亀ちゃんだけでなく私もツボっちゃいました♪
なんだかとってもいい雰囲気になってきましたね(≧▽≦*)ゞ
亀ちゃんを思いやる仁くんにうっとりですvv


292  blue  2008/02/17(Sun) 20:35

おおー大量更新されてる!!
ありがとうございます☆
以前の仲に戻れて、それをなくしたくない2人の想いと、
男同士とか関係なくなりつつある気持ちが痛いほど伝わってきますー(>_<)



293  ののあ  2008/02/17(Sun) 20:51

亀の仁への迷惑掛けないように、仁も、亀を傷付けないように思い合ってて、なんだかウルウル(;_;)しました。
卍様の冒頭の今回はBでが、かなりツボです!!(笑) もうすぐCですね(。-∀-)ニヒ♪ 卍様、今日も更新ありがとうございます!!


294  名無しさん  2008/02/17(Sun) 21:58

切ない><
仁と亀の気持ちがすごくリアルです


295  ゆ-  2008/02/18(Mon) 01:57

初です(・∀・)
…嘘です毎日覗いてます。
おもしろすぎです~!
なんか、やらしさを感じませんでした!
いい意味で♪笑
eros<友情 ですね~★笑
他の人にはかけないものだと思います!
淳聖も楽しみにしてます。
頑張って下さい。



296  名無しさん  2008/02/18(Mon) 03:33

age


297  名無しさん  2008/02/18(Mon) 10:22

カメちゃん、頑張ってますね。
それを気遣うジンくんもかっこいいです!
前作に引き続き、卍さまの作品に夢中です。



298  うーた  2008/02/18(Mon) 13:45

更新お疲れ様ですv卍寺さま^^
仁くんが鎖骨を触られて「あひゃあ~」て叫ぶとこがツボでしたv
他の二組に比べればノーマルな雰囲気になりそうですね。
というか他の二人が怖すぎる。。。(上田くん&田口くんです)
続きも楽しみにしてますv


299  名無しさん  2008/02/18(Mon) 16:08

面白すぎます!卍寺様
この楽しみがあと2カップリングも
あるなんて幸せです~!一週間後の
後も続けばいいのに~~
仁亀大好き担ですが、他の2組も楽しみv


300  真顔  2008/02/18(Mon) 16:19

お互いを思いやる気持ちに身体の繋がりが加われば・・・
最高の愛の形ではありませんか!
他の2カップルも?
愛の絆で結ばれたGになる事を社長と共に期待しながら待ってます!

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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
241  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:18

☆225さま  亀梨さん・・前向きに健気に頑張りますVV

☆ののあさま  萌えました??ヤッターvv
今回はシリアス雰囲気な仁亀です♪

☆blueさま  『不都合3』にレスありがとうございます。
sageで返事を書かせていただきました(^v^)
blueさまの好みの話であればいいのですが・・(--;)
またお時間ある時読んでみてください♪

☆228さま  初レスありがとうございますvv
嬉しいです♪私の脳は妄想でグルグルですよー痛い話です(YvY)

☆229さま  アゲありがとうございますvv

☆230さま  ヤッター萌えていただき嬉しいです♪
良かった・・私の萌えが皆様も同じみたいで・・・(^v^)

☆231さま  わほ~いvv最高ありがとうございますvv
今回は笑えるシーンはそんなに無いかもしれませんが・・
しっぽりな仁亀で・・頑張ってます♪

☆雨さま  淳聖・・もうしばしのお待ちを・・(^v^)
あと2~3回の仁亀更新後すぐに書かせていただきます♪





242  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:24

☆233さま  しぶしぶ決定しました♪
亀梨さん不服な感じですが・・・
今回は仁さんの気持ちが動きます。

☆234さま  ニタニタ歓迎です(笑)
私も書きながらニタニタしてますもんvv

☆さやさま  なんと!!淳聖派なのに『不都合な~』シリーズ読んでいただき
ありがとうございます♪
両性設定だったので・・驚いたのではないでしょうか?
も、申し訳ないです(^^;)
応援していただきありがとうございます♪
嬉しいですvv

☆236さま  アゲありがとうございます♪

☆237さま  アゲありがとうございます♪

☆うーたさま  読んでいただきありがとうございます。
大雑把な文章なので・・ちと恥ずかしいです(苦笑)
読み辛かったらすみませんvv
仁亀はラブラブ道へ行進中です(笑)

☆239さま  アゲありがとうございます♪

☆240さま  頑張ります!!力強いお言葉嬉しいです(^v^)v



243  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:27


●卍●


更新させていただきますvv

今回はシリアス気味の仁亀です

Hに向けて・・今回は軽いBです

そして仁の気持ちも少し動く予定です(^^)


●卍●



244  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:28




・・・3日目






245  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:29


二人とも目が覚めたのはお昼ちょっと前だった。


「・・おはよ・・『亀』・・・・」


「・・・・お、おはよ・・・・」


赤西は欠伸をしながら、いつものように風呂場へ向う。

昨夜のコトが夢じゃないとわかって、すごく嬉しかった。

つい顔がニヤけるのが分かり、顔を叩く。


「・・・よし!!」


亀梨はベッドをメイキングしなおし、
赤西が出てから自分も交代で入る。




246  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:31


タオルで頭を拭きながら出てくると、
赤西が遅い朝食を食べながら、
昨日途中までみたゲイDVDを観ていた。


「・・・おい・・仁・・オメー気持ち悪くねぇの・・?」


亀梨は顔を引きつらせながら聞く。


「んー・・慣れた・・全く勃たねぇけど・・勉強しとかないとさ・・

亀のコト出来るだけ傷つけたくないし・・」



・・・・・・・・・・・・。



なんて答えていいか分からず、亀梨はビデオが目に入らないように
赤西と向かい合わせに座り、朝食を食べ始めた。




247  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:32



「・・つうか・・亀で良かったわ・・・

コレでさ変なおっさん相手だったら、舌噛んで死んじゃうよ・・?

オレらビジュはまぁいいもんな・・・」


「・・・まぁ・・・な・・・。

・・つうかさ・・・あいつらもうヤッたかな・・」


さりげなく言った亀梨の言葉に、赤西は持っていた箸を落とした。




248  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:32


「そう・・じゃん・・・そうじゃんそうじゃん!!

オレ自分のコトで一杯一杯で忘れてた・・」


赤西はギャハギャハ笑いながら腹を抱える。


「聖・・・大変だろうな・・田口だしな・・・。

よく考えればさ・・田口と一週間耐えられねぇわ・・」


赤西の言葉に亀梨も激しく頷く。


「・・・聖・・・大丈夫かな・・・

あいつ男気が人一番強いじゃん・・しかも部屋の名からして・・・」


亀梨の身体がゾクッと震えた。




249  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:33


「あと上田と中丸・・・どうなってかな・・・

上田は女顔だけど・・Sだからなぁ~・・」


そう呟きながら赤西は腕を組む。


「確かにな・・・超Sだよね・・

あいつさ・・中丸がビビッてんの見て、よく嬉しそうにしてたもんな・・」





250  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:34




・・・・・・・・・・・・・。



・・・・・・中丸・・・ご愁傷様です・・・・。




この時感じた二人の胸内はきっと同じだっただろう。





251  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:35









252  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:36


食後しばらくして、赤西が言った。


「亀・・今日入れて3日以内にSEXしよう。

・・残りの1日はゆっくり休めるようにしたいしさ・・。」


赤西の言葉に亀梨はギコチなく頷いた。


「ってことで、まずはお互い裸に慣れようぜ?

ベッドに来いよ・・」


赤西はソファから立ち上がるとベッドへ向い、
途中で服を脱いでいく。

撮影やコンサートで見慣れてるはずの裸体なのに、
直視ができない。


「早く・・亀も脱げよ・・・」


亀梨は力の上手く入らない手で、ゆっくり上着を脱いでいった。



253  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:37


上半身裸になったとこで、赤西のいるベッドへあがる。

俯く亀梨に赤西は優しく顎を持ち上げ、
唇を重ねた。

チラッと視線を赤西に向ければ、今まで見たことのない様に
思わず背筋が震えた。

むせる返るような良質なオスのフェロモンの匂い・・・

赤西に抱かれたがる女が多い理由がよくわかる。

舌を絡ませながら、燻ぶるような快楽に頭が逆上せあがっていた。




254  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:38


「・・亀・・今度は亀からキスして・・」


赤西は目を静かに閉じ、唇を軽く突き出していた。

ぽったりとした赤西の唇に人差し指で触れる。

それから両手で頬を押さえ、少し触れる程度に唇を重ねた。

赤西は目を閉じたまま薄っすら微笑み、


「そのままオレの身体・・好きに触れよ・・」


頬を押さえてた亀梨の手のひらに唇を落とす。



255  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:38


撮影では近づいたコトのある距離なんだけど・・
こう言う意味で触れるのは初めてで緊張する。


硬い男の身体・・・オレと同じ・・・・・


優しく指で触れながら、
心臓の音が逆上せ上がってる頭の中をガンガン叩く。

赤西の身体を同性なのに、気持ち悪い・・という感じにはならなかった。

しっとり指に吸い付く肌を首筋から鎖骨へ触れた。




256  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:39




「あひゃぁ~~!!」






257  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:40


いきなり赤西から甲高い声がして、飛び上がった。

亀梨は驚いて手を放す。


「亀!!オレが鎖骨弱いの知ってんだろ?」


赤西は鎖骨を自分でゴシゴシ擦りながら、不機嫌そうに言う。


「・・・ぷっ・・・・・・

お前・・・『あひゃぁ~~・・』って何だよ・・」


亀梨は赤西の悲鳴が妙にツボに入ったようで、爆笑した。

そんな亀梨を見て赤西はホッとして、微笑む。




258  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:41


ずっと真っ青な顔で辛そうな亀梨を見てるのか痛かった。

そしたら無意識に亀梨を抱きしめてる自分がいた。

その行為にさっきまで笑っていた亀梨が、オレの腕の中で固まる。


「亀・・・ごめん・・お前に嫌な思いさせて・・」


亀梨はその言葉に、仁の胸の中でふわっと微笑んだ。




259  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:42


「・・じゃぁ・・仁が代わってくれんのか?


・・・・・・・・・・・・。

・・・なんて・・・・嘘だよ・・。


仁にこそごめん・・オレなんかを抱く破目になっちゃって・・

オレ・・絶対困らせないようにするから・・

その・・・嫌かもしれないけど・・・我慢してな・・?

・・・オレの身体なんかで・・仁が感じるかわからないけど・・」


そう言いながら、亀梨は気まずそうに頬を掻く。





260  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:43




・・・どくっ・・






261  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:45


胸の奥で小さく落ちた何かに、赤西は嫌な不安を覚えた。

ソレを打ち消すかのように、赤西は何度か頭を振る。


「・・・仁・・?どうした?」


赤西は無言のまま亀梨をベッドに押し倒す。


「ちょ・・じ、仁なんだよ!!」


亀梨は慌てて体を捩ろうとした。


「亀・・亀・・・落ち着け・・

今度はオレに触らせて・・

触るだけだから・・」


赤西の静かな物言いに、亀梨も動きを止める。



262  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:46


「・・・・・うん・・・・っ」


亀梨はゆっくり目を閉じると、震える身体を必死に押さえながら、
深く息をついた。

赤西は驚かせないように、亀梨の身体に手を滑らす。

10代の頃とは全然違う、少し筋肉がつき逞しくなった身体・・。

首筋・・胸・・腹筋・・オレとほとんど変わらないのに、
なんだか、綺麗に見えた。

亀梨の身体が硬く縮こまってるのがわかっていたが、更に指を滑らせる。

そしてジーンズの膨らみを指でなぞった。



263  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:47


「・・ん・・・っ・・・」


亀梨は辛そうに顔をシーツに擦りるける。


「・・・亀・・・気持ち悪い?」


赤西の言葉に亀梨は首を横に振った。



264  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:48




・・・・・嘘つき・・・・・






265  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:49


「なら・・・直接触れていい?」


亀梨の身体がビクッと震え、赤西と視線を合わせる。


「・・・き、汚ねぇよ・・・そんなとこ・・・っ・・」


「・・・汚くねぇよ・・・?」


亀梨は瞳を大きく潤ませ、呟いた。


「・・・じ、仁が・・・気持ち悪くないなら・・い、いいよ・・っ」


そして、ガタガタ震える手で自分のベルトを外そうとするが、
上手く力が入らないみたいで、何度も手を滑らせていた。


「あ・・れ・・?・・あ・・れ・・っ?」


亀梨の目から涙が零れ落ちそうなくらい歪む。



266  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:50


「オレが外そうか?」


「・・・・ご・・・ごめん・・・っ

・・・迷惑かけて・・・っ」


そう言うと両手で目を覆い赤西に身を任せた。

ベルトを引き抜き、ジーンズをゆっくり下ろしていく。

ボクサーパンツに手をかけた所で、亀梨は顔を覆ったまま身体を捩った。


「・・・・・・っ・・・・・」




267  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:51


「・・・亀・・・?」


「・・・ご・・・ごめん・・・ちょっと驚いただけ・・

・・・悪い・・じ、自分で脱ぐよ・・っ」


亀梨は赤西にわからないように、涙を拭い
へろっと笑いながらボクサーパンツを脱ぎ捨てた。


「・・萎えたっしょ・・へへっ・・ごめんな・・・」


そう笑いながら、目元を紅くさせた亀は言う。

強がってるのが見え見えで・・・・・

赤西は軽く舌打ちをした。



268  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:51


その舌打ちを勘違いした亀梨は、苦笑いを浮かべながら、
赤西の視線から自分の股間を隠すように膝を立て、


「・・・・・ごめん・・・っ・・」


と再び小さく呟いた。




269  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:52

すると赤西はいきなり大きな声を出し、
自分の身体に触れながら言う。


「あ~あ!!負けた!!亀のが綺麗に筋肉ついてんじゃん・・ちぇ・・

オレもちっと鍛えようかな・・」


赤西は自分の体を触りながら、悔しそうに笑う。

そしてそのまま明るい声で、


「んん?・・でもチンコはオレの勝ちな・・」


と嬉しそうに見比べた。


「む・・そんなコトねぇだろ・・」


亀梨はいつもの赤西にホッとしてながら、
慌てて股間を手で隠す。




270  卍寺  2008/02/17(Sun) 19:54



・・・・・・・・・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・。



「・・・亀・・・お前の身体綺麗だよ?・・」



赤西はいきなり真面目な顔で言いながら亀梨の髪の毛に軽く触れる。


「・・オレ・・・亀で良かった・・・」


赤西の言葉に亀梨は再び涙を滲ませた。


「・・・・・オレも・・・・仁で・・・良かった・・っ」


・・・・それは亀梨の本音だった。


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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
211  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:41



「ちょ、ちょっと待って・・・オレ受身は嫌だからね・・・」


亀梨はソファに座り、赤西を睨む。


「オレも イ ヤ だ!!」


赤西も視線を逸らさず断言する。


・・・・・・・・・・・・・・・・。


嫌な沈黙が続く。




212  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:42


テレビではちょうど挿入してるトコだった。

受身の男が苦しそうに喘ぐ。


『・・おふっ・・おう・・っ・・・・・ブチンッ!!・・///』


亀梨はしょっぱい様な顔をしながら、電源を切り、
自分の耳を手で、何度も擦っていた。


「つうか決めようか・・どっちがどっちか・・・」


赤西は真剣な顔で見つめる。


「・・・・そうだな・・・」


亀梨もココは譲れないと、視線を逸らさなかった。




213  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:43


「男らしく・・ジャンケン一回一発勝負!!・・・どうよ?」


赤西の提案に視線が揺らいだ。

ぶっちゃけジャンケンあまり強くないからだ・・。


「つうか・・どうせ1回だけでいいんだろ?

女じゃねぇんだからグチャグチャ考えるの止めにしね?」


「わかった!!泣いても笑っても一発勝負な!!」


赤西にバカにされたような気がして、勝負に乗る。




214  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:44


・・・・・・・・・。



「「最初はグー・・・ジャンケン・・・ポン!!」」





215  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:45


・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・っ・・・・・・・。


結果に亀梨が一気に蒼褪める・・・。



「じゃぁ・・悪いけど・・・そういうコトで・・・

・・・オレ・・トイレ行ってくるわ・・」


赤西はポーカーフェイスを装い、トイレへ向う。

亀梨はそのままソファに倒れこんでいた。




216  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:46


トイレの中で、赤西は無言の喜びにジタバタしていた。


・・・・やったど~~~~!!オッシャー!!神様ありがとー・・・



ニヤける顔を何度か引っ叩き、トイレから出ると
亀梨はソファに蹲ったまま動かない。


「・・・亀梨・・大丈夫か・・?」


・・・・・・・・・・・・・。


「・・・もっかい・・・もう一回勝負しねぇ・・・?」


その言葉に赤西はバカにしたようにハッと鼻で笑うと、


「・・お前・・意外と女々しいんだな・・」


亀梨に皮肉を投げかける。



217  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:47


「・・・・・なんだと!!・・っ・・」


赤西の言葉にガバッとソファから起き上がると、
きつい視線を投げつけながら、胸倉掴んだ。


「いい加減、覚悟決めろや・・・亀梨・・」


「・・・・っ・・・・・・・・・クソッ・・」


亀梨は赤西から手を放すと、目を涙で滲ませた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「・・・・オレを信用しろよ・・・・」


赤西は極力優しく声をかける。


「・・・うっせぇ・・・・バカ・・・・・」


亀梨は顔を俯かせながら、
目尻に溜まった涙を親指で押さえた。



218  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:48


「・・赤西さ・・ピ、Pとかさ・・他の奴らに絶対言うなよな・・・」


「あたりまえだろ・・何があっても・・言わない!!

男同士の約束は絶対だもんな・・・」


そう言いながら亀梨の頭を軽く叩き、照れくさそうにはにかんだ。


「まだ時間あるし・・・今日は普通に話さない?

今までのコトとかさ・・あと亀梨がオレの嫌いなトコとか・・

そうすれば直せるじゃん?」


亀梨は無言のまま立ち上がると、キッチンからお菓子やおつまみ、
ビールを用意し始めた。



219  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:49


赤西もフッと微笑みながら、テーブルの上を片付け
いろいろ準備を手伝う。

こうやって二人きりで語り合うコトが久しぶりで、
お互いむず痒いような・・なんだか嬉しい気分になった。

色々話をしてる内に、お互い誤解してる部分も沢山あって・・
いつの間にか呼び方も昔のように『仁』『亀』と言うようになっていた。




220  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:50




ただこの時間が嬉しかった。






221  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:51


堤防が決壊したかのように、お互い深夜遅くまで語り合う。

今夜は眠りたくなかった。

寝てしまったら起きた時、元の仲の悪い関係に戻ってしまいそうで・・





222  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:51




・・・・怖かった・・・・。






223  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:54


卍●卍●卍●


今回の更新はこの辺で・・

Hに向けて、仁亀の心が通じあってきました・・。

もうしばらくお付き合いください。

また淳聖、竜雄に関しましても、
全く違った形の1週間を書かせていただきます!!

淳聖はだいぶ固まってきてるのですが、
問題は竜雄・・・(^^;)

ま・・頑張ります!!


●卍●卍●卍




224  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:57


●卍●


卍 返信分  >>173 >>183

卍 更新分  >>184-222


●卍●



225  名無しさん  2008/02/15(Fri) 20:05

亀梨さん・・・ご愁傷様です・・
でも私も赤西さんと同じくらい喜んでます。
取り敢えず?前向きな二人に一安心です。
卍様、更新ありがとうございます。



226  ののあ  2008/02/15(Fri) 22:16

卍様~~~ 最初っから激萌えです・゜・(PД‘q。)・゜・
嫌々ながらの、キスに。2人でのエロビ鑑賞会。
でもって、やっぱり運の強い仁(爆
もう、目が離せません!!!!!
しかも、淳聖・竜雄も全く違ったパターンだなんて
美味しすぎます!!!!!
楽しみにしてます♪ そして、今日も更新ありがとう
ございましたvvv


227  blue  2008/02/15(Fri) 22:48

お久しぶりです、卍様!
遅ればせながら新スレスタートおめでとうございます☆
「ありえない」と思いつつ急接近なCPにどきどきですね!!!
かなり早い更新ペース嬉しいですが、大丈夫ですか?
無理なさらないで下さいね。
…と言いつつ続きを楽しみにしています(笑)


228  名無しさん  2008/02/16(Sat) 00:02

初めて書かせていただきます。
このありえない設定でのリアルさは何ですか!!
しかも全CP違う形の1週間なんて・・
ほんと卍寺さまのすごい発想力・構成力・・その才能に脱帽ですっ。
脳みそ貸してほしいくらいです~。
とりあえず仁亀の初Hまで楽しみにしてますー。
(しかも結ばれるときまでノーマルな二人ていうのがすごい新鮮ですねv
仁は絶対ああいうときじゃんけん負けなそうですよね。)



229  名無しさん  2008/02/16(Sat) 02:22

age


230  名無しさん  2008/02/16(Sat) 09:01

どうわぁああ!!!ものすごい萌えました!!!
続き超超楽しみにしてますっ!!!!


231  名無しさん  2008/02/16(Sat) 11:07

最高!!


232  雨  2008/02/16(Sat) 15:14

淳聖の超エロ②小説期待してます!仁亀も良いですね!
淳聖頑張ってください!


233  名無しさん  2008/02/16(Sat) 15:14

しぶしぶ役割が決定(笑)
次の日がどうなるのか楽しみです☆


234  名無しさん  2008/02/16(Sat) 17:11

読みながらニタニタしてました‥面白すぎます(*´∀`)
続きが楽しみです。


235  さや  2008/02/16(Sat) 19:07

面白くてどの組も続きが楽しみすぎです
展開早いのに描写が丁寧で引き込まれますし
ギャグとシリアスのバランスが絶妙で…
トップバッター(笑)の仁亀が良すぎて気になって
『不都合な真実』も遅ればせながら
一気に拝見させて頂きました。
思わず泣いてしまったくらい…素敵なシリーズですね。
232s同じ淳聖好きとしては少々作者様を急がせてる
レスが気になりますよ~?卍寺様のペースや
仁亀・竜雄好きさんの事も考えましょうね^^
これからも影ながら応援してますv
長々とコメすみませんでした~失礼しました




236  名無しさん  2008/02/16(Sat) 23:18

あげます!


237  名無しさん  2008/02/17(Sun) 01:30

age


238  うーた  2008/02/17(Sun) 10:36

更新お疲れ様です♪
やっぱりこういう時の運の強さはピカイチですね、仁くん。
さすがです・・・!
二人のやり取りが切なかったり笑えたり可愛かったり・・・。
ドキドキしながら拝見させて頂きました。
続きもとっても楽しみにしてますね^^


239  名無しさん  2008/02/17(Sun) 12:54

age!!


240  名無しさん  2008/02/17(Sun) 14:40

頑張って下さい!!age!!

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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
181  名無しさん  2008/02/15(Fri) 09:19

age


182  ベンジン  2008/02/15(Fri) 12:45

それ、おれのチンコな…
っていうのが妙にウケました。←変なとこでツボってすみません(^^;)
おもしろいです!!!!


183  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:11

☆174さま  楽しんでいただけて嬉しいですvv
これかたもハチャメチャな感じですが、
お時間ある時目を通していただければ幸いです♪

☆雨さま  す、すみません(^^;)
もうしばらく仁亀続きます。
仁亀の後は淳聖書かせていただきますのでよろしくお願いします♪

☆ののあさま  この二人・・少しづつ溶け合ってきました!!
頑張りますvvまだドタバタしてますが・・(--;)

☆177さま  亀ちゃん・・大混乱です(笑)
引き続き今回も大混乱!!

☆178さま  はい!!頑張りますvv
しばしお待ちを・・(><)

☆179さま  まだ書き落としてないですが、H後の亀ちゃんに
私自身キュンとしてます(笑)

☆うーたさま  ははは(^^;)そうなんですよ・・
思い立ったらすぐ書かないとダメなんです・・私・・(><)
更新早すぎてちょっと恥ずかしいですもん(笑)

☆181さま  アゲありがとうございます♪

☆ベンジンさま  良かった(笑)前回のポイントはソコでした(^ロ^)
今回も暴走してますので・・よろしくお願いしますvv


184  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:13


●卍●


更新させていただきます。

まだしばらく仁亀編が続きます・・

淳聖、竜雄派の皆様・・しばしお待ちください(^v^;)


●卍●



185  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:14


朝食を食べた後、
赤西か重い口を開く。




186  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:15




「・・・・で・・・どうする?」


「・・・な、何が・・・・?」


「・・・・SEX・・・・」






187  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:16



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・無理・・・っ・・・・・・。




亀梨は顔を手で覆い、か細い声を出して呟く。


「・・・無理・・・・だろ・・・どう考えても・・・」


「なら・・G・・諦めるか・・?」


赤西の言葉に亀梨は緩く頭を横に振る。




188  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:17



「・・・・・とりあえず・・・キスしてみっか・・?

・・・キスなら・・雑誌とかでもシてっから大丈夫だろ?」


赤西は自分の顔を覆っていた亀梨の手を掴みながら、言った。

亀梨はふ~っと息をつくと、ゆっくり目を閉じ、
赤西の唇に顔を近づける。

あと数センチ・・ってとこで、それ以上顔が進まない。




189  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:21


・・・・・・・


・・・・・・・・っ・・・・。



「・・やっぱ・・・出来ねぇ・・・!!・・はぁはぁ・・苦し・・っ」


亀梨は顔を逸らして、止めていた息を吐き出した。

そして・・・ポロッ・・・と涙を溢す。





190  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:22


赤西はそんな亀梨をバカにするわけでも無く、
黙ったまま、自分の手で涙に濡れる亀梨の両眼を覆う。


「・・オレを女と思えよ・・・・」


亀梨はコクッと頷くと、更に手の平が熱く濡れるのがわかった。

それから優しく唇を重ねる。


ちゅ・・・ちゅっ・・・・


何度か啄ばむようにキスをし、
亀梨の緊張が解けた所でゆっくり舌を差し込んだ。

湿った音が自分達の耳を犯す。

それからゆっくり唇を離し、亀梨の目を覆っていた手を外した。




191  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:24


目元が紅く染まった亀梨は気まずいのか視線を逸らしたまま、
顔を隠すように俯く。


「・・・気持ち悪かった?」


赤西が心配そうに聞くと、
亀梨は髪の毛が軽く揺れるくらい小さく顔を横に振った。


「・・・赤西・・気持ち悪くねぇの・・?

オレのコト嫌いじゃん・・・

嫌いな奴とそんなコトして、気持ち悪くねぇの・・?」


赤西はポンッと亀梨の頭を叩きながら、呟く。


「・・別に・・嫌いじゃねぇよ・・・

・・・オメーが誰よりもプライド持って、頑張ってんの知ってるし・・・」





192  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:24




・・まぁ・・・普段からこれくらい可愛げあればな・・・・






193  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:25


「・・・そっか・・お前が気分悪くならなければ、
オレはいいんだ・・・」


亀梨は涙で紅くさせた目元を手で隠しながら、力なく微笑む。


「・・・・・・っ・・・・・」


あの頃と全然変わらない亀梨に、赤西は苦しくなった。




194  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:26





・・・・テメーはオレとキス出来ねぇくらい、ビビってんのに・・


・・・・・っ・・・オレのコトなんかイチイチ気にすんなよ!!・・







195  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:28


そう口に出そうだったが、何とか心内に留めた。

またケンカするのも面倒くさいし・・

そう思いながら、ソファに寄りかかったとたん


メキッ・・・


腰にあったマクラの下から無機質な音が響いた。




196  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:29




・・・・・・・・?






197  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:30



「わ・・・バカ・・見るな!!」


いきなり亀梨が慌て始める。

マクラの下に手を忍ばせると、DVDのパッケージ・・



『桃尻女の潮吹き』・・・・



・・・・・プッ・・赤西は思わず吹き出す。



亀梨は真っ赤な顔をして、ソレを奪い取る。


「・・つうか・・亀梨って尻フェチ?それとも潮吹き好き?

クククッ・・・面白ぇ・・・」


赤西はニヤニヤしながら、冷やかす。



198  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:31


「テ・・テメーは相変わらす洋モノばっかなんだろ・・・

・・・どこがいいんだよ・・なんか全てがデカクてヤダ!!」


いきなり性嗜好論が始まる。


「バッカ・・オメー下の毛もパッキンってよくない?

黒って卑猥じゃん・・

しかも外人は乳首がピンク・・・」


「女はさ・・でか過ぎず締まってのがいいんだよ!

やっぱ日本人でしょ!!」


意見の食い違いにお互い睨み合い、
それから吹き出した。



199  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:32


「・・・クククッ・・たまにはいいな・・こういう話・・っ・・」


赤西が口を押さえ笑った。


「・・・そうだな・・っ・・・ぷっ・・ははは・・

そういやメンバー全員違うもんな嗜好・・・」


赤西は腹を抱えながら笑い、何度も頷いた。


「・・今日は久しぶりにAVでも鑑賞するか?」


赤西の提案に亀梨もホッとして頷いた。


「自分の好きなタイプ5作ずつ用意しようぜ~」




200  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:32









201  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:33


お互いソファに隣同士で並び、テレビに向き合って座り、
持ってきたAVを交互で見始める。

最初はセリフがどうの、女優がどうの・・と言っていたが、
いつの間にか無言になり膝を内股っぽくしながら、腰を揺らし始めた。


「亀梨・・・テメー勃起してんだろ・・・」


赤西が横目でチラリと見ながら言った。




202  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:34


亀梨は貧乏揺すりをしながら、


「お前もな・・・」


と視線を赤西の股間に流す。


「便所・・・行ってくれば?」


赤西がそう言うと、亀梨はフッと口角を吊り上げながら呟く。


「・・・オレ早漏じゃねぇんだ・・・赤西行ってくれば?」


「・・・・悪いなオレもまだ全然!!半勃ちだから・・」


そして意地の張り合いが勃発した。




203  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:34


4作目に入る頃には、亀梨の貧乏揺すりは激しくなるわ・・
赤西なんて身体を上下に揺らし始めた。

ソファがありえないくらい動きだす。


「か・・亀梨・・・便所行ってこいよ・・・

冷や汗すげーぞ・・・」


「・・・オレはまだ大丈夫・・・赤西こそ・・冷や汗、尋常じゃないけど?」


・・・・・・・・・・・・。




204  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:35


・・・・・・・・・・・・・・・。


「そういや・・亀梨さ・・・男同士のやり方しってんの?」


赤西の問いに亀梨の貧乏揺すりがピタッと止まる。


「・・・け・・ケツに突っ込むんだろ?

・・詳しくはわかんね・・・」


亀梨は首を傾げた。




205  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:37


「・・・観てみる?・・・

オレら同性は初心者じゃん・・・しかも下手やると、
一生病院通いなんだって・・・・・」


赤西の言葉に、亀梨の顔色が変わる。


「マ・・・マジで!?

こ・・怖ぇ・・・・聞いただけで、萎えそう・・・」


亀梨はちょっと元気の無くなった自分の股間をみながら呟く。




206  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:37


赤西は棚から『♂×♂  初心者講座』というものを取り出し、
ビデオにセットする。




207  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:38


角刈りのムチ系の男が裸で正座し頭を下げた。


『よろしくお願いします・・・。

まず、受身の子は腸内を洗浄しましょう・・。

使うモノはぬるま湯1リットルほど・・・

三回やれば綺麗になります。』


すると丸坊主のグラサンをかけた男が、
ムチ系の男をシャワールームへ連れて来ると、
シャワーのノズルを外し男のケツへ、その先を突っ込んだ。




208  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:39


「おぇぇ・・・・っ・・・オレ完璧萎えた・・。」


亀梨は手で口を押さえ、震えだす。


「・・・はは・・オレも萎えた・・・・」


赤西も自分の股間を叩きながら、カラ笑いをする。

それでもビデオは続いた。




209  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:39


腸内洗浄を終わった男はベッドへあがり、
赤西や亀梨によく見えるように、足を広げる。

ソコへ丸坊主の男がやってきて、手にたっぷりのローションを絡め始めた。


『ローションは人肌に温め、肛内にたっぷり入れ、
指が3本楽に入るようになるまで、根気よく慣らしてください・・。』


そして男は指をソコへ埋めて行った。




210  卍寺  2008/02/15(Fri) 19:40


「わぁぁぁ!!オレもうダメ!!吐く・・吐くから・・」


亀梨は口を押さえたまま便所に駆け込む。

赤西はソレをチラッと横目で見ながら、真剣に覚えていた。


「・・・なるほど・・・・だいたい人差し指入れたトコに前立腺あるのか・・・」


指を動かしてると、便所から出てきた亀梨がそれに気がつく。


「・・・お、おい・・赤西・・・その指何?・・」


「・・え・・?あ・・・・・っ・・」


赤西は慌てて手を隠す。



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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
151  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:18


赤西はふっ・・と息をつくと、
シャワールームからタオルを持ってきて、
亀梨の夕飯にサランラップをかけた後、さらにタオルで覆った。


「・・・よし・・・コレで冷めにくくなったっしょ・・・」


と満足気に見つめ、早めの風呂に入り、
やることが無いので、寝る準備をはじめる。

まず真ん中で眠ってる亀梨を足で隅に押しやり、
自身も反対側の隅っこに亀梨に背を向け眠った。




152  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:20











153  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:20


・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・ん・・・・・・っ・・・・



早く寝たせいで、変な時間に亀梨は目が覚めた。

時計を見ればまだPM23時すぎ・・・


・・・・・・腹減った・・・・・


亀梨は隣で眠る赤西をチラッと目でやりながら、
大きな欠伸をし、ソファーに座る。



154  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:22


テーブルの上になぜかタオルに包まれた、自分の夕飯があった。


・・・・・・・なんだ・・?これ・・・・


・・・・・赤西・・・だよな・・・・何の為に・・・?


・・・・嫌がらせか・・・?


とりあえずタオルを剥がし、サランラップもとりながら
モソモソ夕飯を口に運んだ。

音が無いのも寂しいので、目の前のテレビをつけるが
砂嵐で何も映らない。



155  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:23


仕方無いので棚の中から好みそうなタイトルAVの見つけ、デッキに入れる。


タイトル『桃尻女の潮吹き』


音を小さくしながら、一人モンモンと見始める。

こうやってAVを観るのも久しぶりだった。

10代の頃は赤西達と一緒にギャーギャー騒ぎながら、
観たことを思い出す。




156  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:24



・・・・・あの頃は楽しかったよな・・・・・・


・・・・つうか・・・なんでオレは赤西に嫌われたんだっけ・・・



今日みたいに面と向って『嫌い!』って言われるのって
やっぱすごく辛い・・。


AVを観ながら重い溜息を洩らす。




157  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:25


そしてフッと弁当を覆ってたタオルに目をやりながら、
昔の記憶がチラッと蘇った。



・・・・そう言えば、赤西がタオルで夕飯を包んだのって・・・


・・・保温の為だったな・・・


・・・あの頃も、赤西はオレの残した弁当をタオルで厳重に包み、


自慢気に『コレで冷めないだろ?』って笑っていた・・・


・・・あんまり意味無いって言ったのに・・・・



亀梨はソレを思い出し、優しく微笑む。

赤西は不器用だけど、優しかった・・・。

それは今も変わり無いみたいで、なんだか嬉しかった。



158  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:26



・・・・・・・・。


「・・・このAV、ハズレだったな・・・・・・・」




159  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:26


亀梨は溜息洩らしながら、AVを消し
風呂に入った後、再び赤西に背を向け眠った。




160  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:27









161  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:27




二日目の朝・・・・・






162  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:28


・・・・・・。


・・・亀梨は寝惚けていた。






163  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:29


隣で眠る甘い香水の『女』に寄り添い、ボケた頭で目を瞑ったまま
その子のパンツに手を忍ばせる。

朝勃ちついでにSEXをしようと思ってのコトだった。

茂みを掻き分け、膣に触れようとしてた手が思わず止まる。



・・・・ん・・・?・・・なんだ・・これ・・・・



太く熱い棒を緩く触りながら、眉を顰める。




164  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:30


指で形をなぞりながら、慌てて目を擦った。

ボヤッっとした視界に飛び込んできたのは、
不機嫌そうな赤西の顔・・。




「・・亀梨・・・それ・・オレのチンコな・・・」






165  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:31




・・・ひっ・・・・・・・






166  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:32


声が出ないくらい驚き、握りしめていた赤西のソレからゆっくり手を放す。


・・・・・・・・・・・・っ・・。



「・・・・わぁーーーーーーーっ!!!

き、汚ねぇ!!・・嘘・・え・・・なんで・・赤西が・・?・・」


亀梨はシーツに手を擦りつけながら、ボケた頭をフル回転させる。



167  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:33



「テメーが勝手に触っておいて汚ねぇは無いだろ・・・

あと6日・・・いつまでもボケてんなよ・・」


「・・・てか・・・何で勃ってんの・・・・?」


亀梨は赤西のチンコに触れてた手を見ながら、恐る恐る尋ねる。


「・・朝だから・・・・つかオメーも勃ってんじゃん・・」


亀梨のスェットの脹らみを指さしながら言った。




168  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:34


「え・・あ・・っ・・オレも朝勃ち・・・」


「だろ?・・健康男子の証拠じゃんか!

ソコに亀梨が触れるから、完勃ちしたけどな・・・」


赤西はハハッと笑いながら、


「オレ・・風呂入ってこよ・・・ふぁぁ・・」


大きな欠伸をし、ボサボサの頭を掻きながら風呂へ向った。




169  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:34




亀梨はだた呆然といつまでも手をシーツに擦りつけていた。






170  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:36



・・・・そうだった・・・SEX・・・・どーすんだよ・・・



・・・しかも赤西と・・・わぁぁぁ!!吐く・・・





171  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:36


とりあえず赤西が風呂から出てすぐ、亀梨も入り、
特に念入りに手を石鹸で洗った。




172  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:40


卍●卍●卍●


本日はこの辺で・・・

明日は更新できません。

えっと・・少しずつお互いが見え始めてきたと思います。

今回の亀梨さん・・ちょっと失礼ですね(^^;)

自分で触っておいて・・・

それでは・・・vv


卍 返信分  >>135-136

卍 更新分  >>137-171


●卍●卍●卍



173  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:42

☆JIN-JINさま  前回からお付き合いいただきありがとうございますvv
えぇ!!たぶん360度回転する気がします。
仁亀はそんな感じで進んできました(笑)



174  名無しさん  2008/02/13(Wed) 20:53

おもしろいです!
これからどうなるのか気になります。
続き楽しみに待ってます(*^_^*)


175  雨  2008/02/13(Wed) 21:33

どうも!淳聖やっぱり好きです!はやく、淳聖のエロ②見たいです(^O^)淳聖最高~!


176  ののあ  2008/02/13(Wed) 21:47

なんだか、お互いを見つめなおすシーンで
ジーンとしました。
近くだとわからなくなるんですよね・・・。
なのに、亀ちゃんたら(≧ω≦。)プププ
この後本当にエッチに持ち込めるのか!!
卍様、今日も更新ありがとうございます!!


177  名無しさん  2008/02/14(Thu) 09:08

仁くん落ち着いてる・・・
それに比べて亀ちゃんは混乱し始めましたね(笑)
続き楽しみにしてます☆



178  名無しさん  2008/02/14(Thu) 10:01

淳聖楽しみです。


179  名無しさん  2008/02/14(Thu) 10:14

頑張ってかめちゃん!あなたなら大丈夫よぉ。


180  うーた  2008/02/14(Thu) 11:46

更新お疲れ様ですv卍さまv
スピード更新すごいです!
仁と亀の気持ちがじんわり切なかったです・・。
お互いのことよくわかってんじゃん、二人とも^^
そうそう社長に見せるのはイヤだけど秘蔵VTRとかで売ってくれないかしらv
これからも更新楽しみにお待ちしてますねv

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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
121  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:28



「あ・・コレ・・・違う違う・・ベッドの棚に山ほどあってさ・・・」


そう言いながら、大人のおもちゃをそこら辺に放り投げながら、
冷蔵庫から冷えたビールを二本取り出し、
一本を亀梨に渡しながら、いっきに飲み干した。

亀梨は震える手でビールを開け、
ソコから立ち上がるとソファに座る。

赤西も向い合わせに座り、もう一本取り出しながら飲んでいった。




122  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:30



「あ、赤西・・・なんでそんなに平然としてられるんだよ・・」


「・・・・・・・・・・・。

・・・・つうか・・・考えても仕方ねぇじゃん・・

ヤらなきゃGは終わるだけ・・

つうか・・どうすっかな・・・マジで・・・」


赤西が一人でブツブツ言ってるが、
亀梨は疲れたような顔でまだ半分も残ってるビールをテーブルに置き
ベッドへ向う。




123  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:31


まだ夕方だったが、精神的に疲れていた。


「赤西・・・取り合えず・・今日はオレ休むわ・・・

何も考えたくねぇ・・・・」


そう言いながらベッドを見れば、上には赤西が散らかした、
バイブやらディルドやらが転がっていた。

ついイライラして亀梨が怒鳴る。


「赤西・・テメー!!変なもん出しっぱなしにすんじゃねぇよ!!」


亀梨はそれらを掴むと赤西の方に投げつける。




124  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:35


赤西の横を何個かのバイブが飛んできた。

赤西もソレにイラつき、ビールの缶をガンッ!!と机に置くと
亀梨に怒鳴りつけた。


「お前、マジムカつく!!

本当嫌い・・半端ねぇくれぇ・・」


赤西の言葉に亀梨は泣きそうに顔を歪めた。


「・・・そんなこと知ってるわ!!

もう喋りかけるな・・ムカつくから!!」


亀梨は薄い上掛けを頭まで覆い、眠った。




125  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:38


卍●卍●卍●


本日の更新はこの辺で・・・

しばらく仁亀編になります!!

そのあとは淳聖の一週間→竜雄の一週間を書かせていただきますので
よろしくお願いいたします♪


卍 返信分  >>91-93

卍 更新分  >>94-124


●卍●卍●卍



126  名無しさん  2008/02/12(Tue) 23:43

更新おつかれです!
仁亀→淳聖→竜雄・・・楽しみにしてます(笑)

個人的に淳聖が好きなのですが、他の部分も気になります^^
うれしそうな田口におびえる聖が楽しみで仕方ありません!

更新がんばってください!


127  名無しさん  2008/02/12(Tue) 23:53

皆の1週間…気になります!
どうやって仲良くなっていくのか楽しみです!


128  名無しさん  2008/02/12(Tue) 23:57

生きてきてよかたよーー。
卍寺さま、テラさいこーーです!


129  ののあ  2008/02/13(Wed) 00:01

もう、卍様素敵過ぎます・゜・(PД`q。)・゜・
ノーマルなのが余計萌えですvvv
ガクガク震えるゆっち、聖が裸〇のプールに
飛び込む前の時を思い出しました(笑
竜チャンの、不敵な笑みも(▼∀▼)ニヤリッ
それぞれのCPの展開がワクワクですvvv
更新ありがとうございました!!!


130  Kirsche  2008/02/13(Wed) 01:24

こんなに早く卍寺様とまたお会いできるなんて感激です!!

一週間も監禁なんて仁とカメちゃんかわいそぅ…(あっ他の4人もか!)
みんなおかしくならなきゃいいケド…(ーー;)

いつまでも応援してます!!がんばってください(^^)/





131  名無しさん  2008/02/13(Wed) 07:37

ageまーーーす!!!


132  名無しさん  2008/02/13(Wed) 08:37

いつもは勝ち気な亀梨さんの慌てっぷりに爆笑!!
赤西さんの落ち着き方をみると
ぜ~~~ったい!!自分が攻めだと決めてるんですよね。
卍さまの小説、最高です。


133  うーた  2008/02/13(Wed) 08:55

遅ればせながら・・・
新スレおめでとうございます♪卍さまっv

今回はまた予想できない展開満載のストーリー・・・。
最初から大爆笑でした。
もう社長はどこまで本気なんだか・・・(笑)
隠しカメラと聞いて「えっ録画して!」とか真剣でしたよ、うーたは(笑)

これからも楽しみに更新お待ちしますね^^


134  名無しさん  2008/02/13(Wed) 09:25

仁亀大好きなんでとっても楽しみです☆
それにしても大嫌い同士でちゃんと仲良くなれるのかな・・・笑


135  卍寺  2008/02/13(Wed) 18:53

☆126さま  淳聖私も好きですvv
本当はド鬼畜にしたいけど・・以外と淳之さん優しいかも・・(笑)

☆127さま  仁亀・淳聖はだいたいまとまってるのですが、
問題は竜雄です(笑)
だってもとから仲悪くないから・・
むしろ4人のトバッチリ・・(^^;)

☆128さま  そんな風に言っていただけると嬉しいです!!
頑張りますvv

☆ののあさま  何とノーマル萌えしてくれました??
私もメチャクチャノーマル萌えなんですよvv 
嬉しいなぁ~♪

☆Kirscheさま  そうなんですよ!!パッと閃いたんで書かねば!!
って思いまして(笑)
精神的に一番追い込まれそうなのは聖かな?
でも淳之は聖には優しいので、癒してくれるハズ!!

☆131さま  アゲありがとうございます♪
 


136  卍寺  2008/02/13(Wed) 18:54


☆132さま  赤西さん・・人の動揺してるのを見て、
自分は安心するタイプですねvv
これから少しずつ仲が修復されていきます♪

☆うーたさま  わぁ~・・うーたさま・・・ドキドキ・・
嬉しいですvv私も録画・・して欲しいです♪
でも社長に見せたくない(笑)
なんか読んでいただきありがとうございますvv

☆134さま  なれますよ♪ってか仲良しにさせます!!(^^;)
なので強引プレーにはなりませんvv




137  卍寺  2008/02/13(Wed) 18:58


●卍●


更新させていただきますvv

って再び頻繁更新?(笑)

今のトコ仕事が落ち着きはじめましたので・・(^^;)

それでは・・・

再び仁亀編・・

お願いしますvv


●卍●



138  卍寺  2008/02/13(Wed) 18:59




PM18:30 (一日目)






139  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:00


玄関の小さな開き戸が開き、夕飯が届けられた。

結構豪勢な夕飯に赤西は嬉しそうにそれらを受け取る。

とりあえずテーブルに亀梨の分を置き、一人でもくもくと食べ始めた。




140  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:01


一人で食べ始めたは良かったが、
どんどん亀梨の夕飯が冷めてくるのが気になって仕方無い。

チッと舌打ちをし、怒鳴られるのを覚悟で亀梨を起こす。


「亀梨・・夕飯・・冷めちまうぞ・・・」


赤西はソッと上掛けを捲ると、
亀梨は目から涙を溢したまま眠っていた。




141  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:02


何か、見てはいけないようなモノを見た気がして、
そのまま上掛けを亀梨に被せ、静かにその場を離れた。

赤西はソファに座り、溜息を洩らす。


・・・・いつからだっけ・・・亀梨と仲が悪くなったのは・・・


デビュー前は親友のように仲が良かったはずなのに・・。

落ち着いて考えると、
亀梨だけにやたらイラつく理由がよくわからなかった。


「・・・なんでだっけ・・・・?」


余りある時間の中で、ゆっくり思い出す。




142  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:03


デビュー前の亀梨はオレの後ばっか付いてきて、
素直で可愛い奴だった。

でも『ごくせん2』の撮影の辺りから、
オレ達は急激に人気が出てきて、
元からプライドの高い亀梨はオレらの誘いにも乗らず
仕事に打ち込むようになった。

それは別にいいんだけど、
あいつは生き方の上手い奴で、
上役に媚びたり、やたら共演者を誉めたり・・

また利用できる者は徹底的に利用するタイプ・・。

オレはそうゆうのが根本的に大嫌いで、
その辺からズレてきたのかもしれない。




143  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:04


あんな自分らのコトしか考えてないような
上役にニコニコ機嫌を取るあいつがムカついてしかたなかった。

デビューからは『不仲の2TOP』とまで言われ、
オレ自身も亀梨から離れ、Pや他の友達とばっか遊び始めていた。

亀梨もオレのマイペースなトコや、
上手く媚びれないトコが嫌いだったらしく、
よく疎ましいような目で見ているのがわかった。


それがまたムカついてケンカになるんだけど・・・


でも今日、玄関で蹲って怯えてるあいつを見て、
実際は一人で色々辛かったのかな・・って思えた。




144  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:10



・・・・そうだよ・・・そういう奴だったよな・・・・



・・・・確かに合理主義な奴だけど、

・・メンバーを落としたコトはなかった・・・



・・・やり方は下手だけど・・Gの為にいつも必死だった・・・・・・





145  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:11


赤西は自分の顔を両手で覆いながら、
深い溜息を洩らす。

いつの間にか見えなくなっていた亀梨の本来の姿・・。

本当は小心者の怖がりで、でもプライドが邪魔して強がって・・


・・・・あいつバカじゃん・・・・・





146  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:13



・・・・・・・・・。


「・・・あ・・・そう言えば・・・・」





147  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:15


亀梨が15の時、初めて女とHしようとする日・・・
デートの時間になるまで、
オレの家で不安そうに何度も聞いていた。

しかも自分のコトじゃなくて、彼女がどうすれば気持ち良くなるのか、
とか痛がらせない為にどうすればいいか・・とか・・。


全部相手のコトばかり・・


オレの初体験なんて、
とりあえず自分さえ気持ちよければ良かったから・・

その後、笑顔でやって来た亀梨は、


「仁の言うとおりにヤッたら、気持ちいいって言ってくれたよ・・

ありがと・・」


と照れくさそうに笑った。




148  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:16


「亀はどうだった?」


「・・ん~イケたけど・・緊張しすぎて、
気持ちいいとか良くわからなかった・・。

でも彼女が満足してくれたから・・
・・何て言うか、オレとシテくれただけで嬉しいから・・」


・・・・・・・・・ばか・・・・・・・・・・・・。


・・・あんなヤリマン女なんかの為に・・・


この時感じた苛立ちは今でも思い出すだけで、気分悪くさせる。


「・・・チッ・・・・」




149  卍寺  2008/02/13(Wed) 19:17


きっとこれからの一週間を思って、ビビッてたのはオレだけじゃない
たぶん亀梨の方が何倍も眠れない日を過ごしたんだろう・・。


お互いノーマルな性嗜好を歪めるのだから・・。





150  JIN-JIN  2008/02/13(Wed) 19:18

頻繁更新(?!)あっざーす☆
また卍寺さまの小説が読めるなんて……夢みたいです♪
ひそかに『不都合な真実』の信者でした(*^^)v
キャラや話の内容は前作とがらっと180度違いますが、最終的にぐるっと360度回ってラブラブなカツンメンが見たいです♪
私を萌えさせてくだぱいvv




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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
91  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:28

☆73さま  色んなジャンルやってみようかなぁ~って思いまして・・
初の試みですが、よろしければお付き合いください。
結構ふざけた内容かもしれませんが・・(-ー;)

☆74さま  楽しんでいただけたみたいでうれしいです♪
少しずつ仲良くなっていきますので・・
またお時間ある時目を通してみてください♪

☆75さま  ラブになれるといいなぁ~って思ってますが、
まだそこまで書いてないのでなんとも・・(><;)
とりあえず絆を修復していきます♪

☆76さま  聖のツンツン好きなんですよ~
そしてソレにも負けない田口さんも好き・・(笑)

☆77さま  アゲありがとうございました♪
頑張りますvv

☆78さま  うぅ・・すません(^^;)
固定カプになってしまって・・(><)
いつか、書いてみたいような・・・・??

☆79さま  前レスから読んでいただきありがとうございます♪
田口・・・(笑)ド鬼畜系も好きですが、
それをやると絆が壊れてしまいそうなので、今回は控えめです(^v^)


92  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:36

☆80さま  アゲありがとうございます♪

☆ボボボーボさま  前レスよりお付き合いいただきありがとうございます♪
前回とはだいぶ雰囲気違いますが・・・
よろしくお願いいたしますvv

☆ののあさま  ハート掴めて良かったです(^ロ^)
前回とは本当違うのでチコット不安だったので、嬉しいです
またよろしくお願いいたしま(><)

☆83さま  今回はギャグ+シリアス?ですが
またお付き合いくださいvv

☆84さま  全員ノーマルなのでハチャメチャなHになるとおもいます(笑)
たぶん可愛げ無いですよ(^^;)

☆雨さま  淳聖も頑張りますvv
また目を通してみてくださいvv

☆86さま  最後までお付き合いいただければ幸いです。
そんなお話をつくれるように頑張ります♪

☆真顔さま  見つかりました(笑)そして見つけていただけてありがとうございます♪
確実笑えるか・・は不明ですが、楽しめる作品を作りたいですvv

☆88さま  たっちゃんが一番Sかも??ってくらい
竜雄大好きです(笑)



93  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:39

☆89さま  前作よりお付き合いいただきありがとうございますvv
身体から始まる愛もありますよね(><)b

☆90さま  アゲありがとうございます♪



94  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:42


●卍●


更新させていただきます♪

今回はそこまで行くかわかりませんが、
仁亀→淳聖→竜雄
の順でHシーンは書かせていただきますvv

社長は腹黒です(><)メンバーに絡んでは来ませんが・・(笑)


●卍●


95  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:43



それが一ヶ月ほど前のコトだった。





96  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:45


その後オレらは仕事が各々忙しすぎて、
ケンカもソコソコに落ち着いていた。

そんなコトも忘れ始めていた頃、
マネージャーが言った。



「お前ら・・来月頭から1週間長期休業取れたから・・」






97  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:47


楽屋でそれぞれの時間を過ごしていたメンバーはその声に立ちあがり、
・・・ヤッター!!・・と喜んだ。

皆のテンションも上がり、目をキラキラさせながら
どう過ごそうかなぁ・・と考え始めていると、
マネージャーが重い口を開く。



「・・・わかってると思うが、社長からいただいた1週間だからな・・

ホテルでそれぞれ二人きり・・まぁ・・合宿?・・のようなもんだ・・」





98  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:49




・・・・・・・・・・・・・・・・???



・・・・・・・あっ・・・・・・・・・・。






99  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:51


一瞬にして皆のテンションが落ち、
そのままソファに倒れこんだ聖が呟く。


「・・・・・逃げたい・・・・」


その言葉に田口以外のメンバーが頷いた。




100  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:57


マネージャーは溜息を付きながら言う。


「・・・仕方ないだろ・・社長とお前らが決めたコトだ・・

まぁ・・仕事は無いからゆっくり休めると思うからさ・・・

1週間、ホテルから出れないみたいだけど・・。

あ・・着替え準備しとくようにな・・


・・・・・・・・・。


・・・その・・・すまんな・・力不足で・・・」


マネージャーは気まずそうに謝ると、静かに楽屋から出て行った




101  卍寺  2008/02/12(Tue) 22:59



まるで全員死んでるかのような静けさが漂う。



・・・死刑を待つ囚人のような気分だった。





102  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:01




そして時はあっという間に流れ・・・・





・・・・・当日。





103  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:02


重苦しい沈黙の中、メンバーはマネージャーの車に乗せられ、
ある高級ホテルの前に降ろされた。

メンバー全員顔面蒼白で、中丸なんかはすでに震えていた。




104  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:02


最上階までエレベータで上ると、
その階のロビーで社長がコーヒーを飲みながら待っていた。


「おはよう・・・皆・・すごい顔だね・・・

死ねと言ってるわけじゃ無いんだから、もっと楽しみなさい・・

あ・・マネージャー・・例のカード引かせてやって?」


マネジャーは頷くと三枚のカードを取り出す。


「ペアの中から代表で一枚ずつこのカード引いて・・」





105  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:03


取り合えず、亀梨+赤西ペアから亀梨がマネージャーの手から一枚引く。

カードには『おもちゃ箱 2号室』と書かれていた。

次に田口+田中ペアから田中が一枚・・『SとM 1号室』と書いてある。

あまりに不吉な言葉に聖の持つ手が震えているのがわかった。


「わ・・・ヤバイ・・ヤバイ臭いがする・・・

誰か交換してくれ・・・か・・亀・・・!?」


聖は必死に亀梨の部屋と交換しようと、焦っていた。




106  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:05


亀梨は聖達の部屋の名前を見て、激しく首を横にフル。


「・・ヤダ・・絶対ヤダ!!・・・怖ぇーーーー!!」


赤西もさりげなく目をやり、あまりに必死な聖に含み笑いをした。



・・・・・・・コレはヤバイな・・・聖・・頑張れ・・・・



田口はどこか嬉しそうだし、
赤西の目には聖が更に小さな小動物のように見え、
なんだか可哀想というか、憐れだった。



・・・・つうかオレらの『おもちゃ箱』ってなんだろ?・・・





107  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:06


最後に上田+中丸ペアから上田が残りを引く。

カードには『イメクラ 3号室』と書かれてある。

それを見て中丸はホッと息を洩らす、
しかし上田はつまらなそうにチッと舌を鳴らした。

そんな上田に中丸は小さな不安を覚えた。




108  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:07



・・・・・た・・たっちゃん・・・・?・・



・・・・・な・・なんで・・・舌打ち・・・しちゃった・・???







109  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:08



「部屋の番号決まったね・・

じゃぁマネージャーは荷物チェックして、
携帯と音楽、ゲーム関係は取り上げだからね・・」


マネージャーはそれぞれのバッグから携帯とゲーム、
。Pod等を取り上げる。

箱にそれらを入れ、社長の側近に渡した。




110  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:10


「それでは1週間・・絆を深めてくださいね。

ドアには鍵をかけさせていただきます。

どうしても困ったコトがあったら
部屋に専用の電話が取り付けられてますから・・

あとカメラがソコら中に仕掛けてあります。

1週間以内に一組でもSEX出来なかったら解体・・・
・・という形になりますので・・。

インチキは出来ませんよ・・。

ちなみに撮らせていただいたテープは責任持って一週間後、
君たちにそれぞれ渡しますから、
自分達で好きに処分してください。

証拠は残しませんので安心なさい・・

また、生死に関わるようなコトが起きそうになりましたら、
中断の上、即全員クビです。」




111  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:11


淡々と喋る社長の言葉に亀梨が震えながら、声を出す。


「だ・・誰が見てるんですか・・・?」


社長はニッコリ微笑みながら、


「私と信頼できる2名の部下です・・

大丈夫・・他言は決してしませんから・・

ちなみにこの階には君たちしかいないからね・・

三食はきちんと定時に運ばせていただきますよ。

ドアに小さな開き戸がついてますので、
ソコで受け取ってください」


そう言いながら、社長は笑顔でエレベータに乗って行ってしまった。




112  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:14


マネージャーはそれぞれの部屋を、持っていた鍵で開け、
中へ入るように指示する。

フッと目をやれば、聖が肩を震わせ静かに泣いていた。

それを見て、中丸、赤西、亀梨も目を熱くさせる。

マネージャーは申し訳なさそうに、
ソレゾレのペアが部屋へ入ったのを確認し、外から鍵をかけていった。


「・・・皆・・・本当に・・すまない・・・。」


マネージャーは小さく呟くと頭をさげた。




113  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:15




エレベータの中では側近の一人が社長に尋ねた。






114  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:16



「社長・・本当にいいんですか?

・・・・それに、あの部屋にカメラなんて確か・・・」


「・・・うん・・・無いよ・・嘘だから・・

まぁ~・・あれだけ仲悪いから、これくらい強引じゃないとね・・

実際、身体を重ねるとね、例え男同士であっても、
男女のような感覚になって、『守りたい』って気持ちが湧くんだよ。

オスの本能ってやつだね・・

ましてや初めからノーマルの奴らなら特に、身体を繋げるってコトは
よほどの信頼がなければ出来ないコトでしょ・・?

しかも1週間もあれば嫌でも二人で話しなきゃいけないし、
冷静になるいい機会でしょ・・。」




115  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:18



「しかし・・・恋愛に発展なさったらどうなさるおつもりですか?

あのGのメンバーのように・・・」


側近の言葉に社長は不敵な笑みを溢す。


「表沙汰にならなければ、私は口に出さないよ・・

会社の利益にさえ繋がってくれればそれでいいんだよ・・・

KAT-TUNも勢いのあるGだから、
解体なんて始めからさせるわけないけどね・・・。

まぁ・・仲が良くなれば、Gもまとまるし会社にとっても有利でしょ?」




116  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:19


側近はそれ以上口には出さなかったが、
ここまで大きな会社にするには、
こんな事までしなくちゃいけないのかと・・

『社長』という存在に恐怖を抱いきながらも、
あの子らの不憫さを思って苦しくなった。




117  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:21


―――卍卍卍卍卍―――



赤西と亀梨の一週間・・・


・・・『おもちゃ箱』編



―――卍卍卍卍卍―――




118  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:22


赤西と亀梨がその部屋に入ってまず驚いたのは、
20畳の広い部屋にキングサイズのベッドが一つ。

そしてお風呂にトイレ、飲み物がギッシリ詰まった冷蔵庫と
小さなキッチン。

お菓子や乾麺も沢山用意されていた。

ベッドの目の前に大きなテレビが備えつけられてる。

テレビは何も移らなかったが、
テレビの棚に沢山のAVが揃えられていた。

どうやらビデオは映るようになってるらしい・・・。

しかもマニアックなモノから男同士のモノまでなんでもあった。




119  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:24


ベッドの周りの棚を開ければ、沢山の『大人のおもちゃ』がぎっしり
ローションも各種、色々な種類のコンドーム・・・

もう一つの棚を開けば、数百冊のエロ本や雑誌・・・

とにかくあらゆるエロぎっしりだった。


「・・・なるほど・・『おもちゃ箱』・・ね・・」


赤西は一つのディルドを片手に呟いた。

大小さまざまなバイブ、ディルド、アナル用のモノまで・・




120  卍寺  2008/02/12(Tue) 23:27


憂鬱な溜息を洩らしながら、フッと見れば、亀梨が見当たらない。

ディルドを片手に移動すると、ドアの前で亀梨が小さく座り込んでいた。


「・・・何やってんの?」


赤西は言うと、亀梨は振り返り、


「・・・鍵閉められた・・・密室だよ・・

どうすんだよぉ・・・監禁じゃねぇか・・・・・っ


・・・・・・・・・・・?。


・・・って・・赤西・・テメー何持ってんだよ!!」


亀梨は太いディルドを指さしながら、蒼白したまま後ずさった。


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