小説の再編集とか、資料とか、必要な諸々を置いておくブログ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
■JUNE小説板に戻る■ 最後のレスまで飛ぶ レスを全部見る 最新レス50件を見る 記事1-50を見る
卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
91 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:28
☆73さま 色んなジャンルやってみようかなぁ~って思いまして・・
初の試みですが、よろしければお付き合いください。
結構ふざけた内容かもしれませんが・・(-ー;)
☆74さま 楽しんでいただけたみたいでうれしいです♪
少しずつ仲良くなっていきますので・・
またお時間ある時目を通してみてください♪
☆75さま ラブになれるといいなぁ~って思ってますが、
まだそこまで書いてないのでなんとも・・(><;)
とりあえず絆を修復していきます♪
☆76さま 聖のツンツン好きなんですよ~
そしてソレにも負けない田口さんも好き・・(笑)
☆77さま アゲありがとうございました♪
頑張りますvv
☆78さま うぅ・・すません(^^;)
固定カプになってしまって・・(><)
いつか、書いてみたいような・・・・??
☆79さま 前レスから読んでいただきありがとうございます♪
田口・・・(笑)ド鬼畜系も好きですが、
それをやると絆が壊れてしまいそうなので、今回は控えめです(^v^)
92 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:36
☆80さま アゲありがとうございます♪
☆ボボボーボさま 前レスよりお付き合いいただきありがとうございます♪
前回とはだいぶ雰囲気違いますが・・・
よろしくお願いいたしますvv
☆ののあさま ハート掴めて良かったです(^ロ^)
前回とは本当違うのでチコット不安だったので、嬉しいです
またよろしくお願いいたしま(><)
☆83さま 今回はギャグ+シリアス?ですが
またお付き合いくださいvv
☆84さま 全員ノーマルなのでハチャメチャなHになるとおもいます(笑)
たぶん可愛げ無いですよ(^^;)
☆雨さま 淳聖も頑張りますvv
また目を通してみてくださいvv
☆86さま 最後までお付き合いいただければ幸いです。
そんなお話をつくれるように頑張ります♪
☆真顔さま 見つかりました(笑)そして見つけていただけてありがとうございます♪
確実笑えるか・・は不明ですが、楽しめる作品を作りたいですvv
☆88さま たっちゃんが一番Sかも??ってくらい
竜雄大好きです(笑)
93 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:39
☆89さま 前作よりお付き合いいただきありがとうございますvv
身体から始まる愛もありますよね(><)b
☆90さま アゲありがとうございます♪
94 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:42
●卍●
更新させていただきます♪
今回はそこまで行くかわかりませんが、
仁亀→淳聖→竜雄
の順でHシーンは書かせていただきますvv
社長は腹黒です(><)メンバーに絡んでは来ませんが・・(笑)
●卍●
95 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:43
それが一ヶ月ほど前のコトだった。
96 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:45
その後オレらは仕事が各々忙しすぎて、
ケンカもソコソコに落ち着いていた。
そんなコトも忘れ始めていた頃、
マネージャーが言った。
「お前ら・・来月頭から1週間長期休業取れたから・・」
97 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:47
楽屋でそれぞれの時間を過ごしていたメンバーはその声に立ちあがり、
・・・ヤッター!!・・と喜んだ。
皆のテンションも上がり、目をキラキラさせながら
どう過ごそうかなぁ・・と考え始めていると、
マネージャーが重い口を開く。
「・・・わかってると思うが、社長からいただいた1週間だからな・・
ホテルでそれぞれ二人きり・・まぁ・・合宿?・・のようなもんだ・・」
98 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:49
・・・・・・・・・・・・・・・・???
・・・・・・・あっ・・・・・・・・・・。
99 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:51
一瞬にして皆のテンションが落ち、
そのままソファに倒れこんだ聖が呟く。
「・・・・・逃げたい・・・・」
その言葉に田口以外のメンバーが頷いた。
100 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:57
マネージャーは溜息を付きながら言う。
「・・・仕方ないだろ・・社長とお前らが決めたコトだ・・
まぁ・・仕事は無いからゆっくり休めると思うからさ・・・
1週間、ホテルから出れないみたいだけど・・。
あ・・着替え準備しとくようにな・・
・・・・・・・・・。
・・・その・・・すまんな・・力不足で・・・」
マネージャーは気まずそうに謝ると、静かに楽屋から出て行った
101 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:59
まるで全員死んでるかのような静けさが漂う。
・・・死刑を待つ囚人のような気分だった。
102 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:01
そして時はあっという間に流れ・・・・
・・・・・当日。
103 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:02
重苦しい沈黙の中、メンバーはマネージャーの車に乗せられ、
ある高級ホテルの前に降ろされた。
メンバー全員顔面蒼白で、中丸なんかはすでに震えていた。
104 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:02
最上階までエレベータで上ると、
その階のロビーで社長がコーヒーを飲みながら待っていた。
「おはよう・・・皆・・すごい顔だね・・・
死ねと言ってるわけじゃ無いんだから、もっと楽しみなさい・・
あ・・マネージャー・・例のカード引かせてやって?」
マネジャーは頷くと三枚のカードを取り出す。
「ペアの中から代表で一枚ずつこのカード引いて・・」
105 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:03
取り合えず、亀梨+赤西ペアから亀梨がマネージャーの手から一枚引く。
カードには『おもちゃ箱 2号室』と書かれていた。
次に田口+田中ペアから田中が一枚・・『SとM 1号室』と書いてある。
あまりに不吉な言葉に聖の持つ手が震えているのがわかった。
「わ・・・ヤバイ・・ヤバイ臭いがする・・・
誰か交換してくれ・・・か・・亀・・・!?」
聖は必死に亀梨の部屋と交換しようと、焦っていた。
106 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:05
亀梨は聖達の部屋の名前を見て、激しく首を横にフル。
「・・ヤダ・・絶対ヤダ!!・・・怖ぇーーーー!!」
赤西もさりげなく目をやり、あまりに必死な聖に含み笑いをした。
・・・・・・・コレはヤバイな・・・聖・・頑張れ・・・・
田口はどこか嬉しそうだし、
赤西の目には聖が更に小さな小動物のように見え、
なんだか可哀想というか、憐れだった。
・・・・つうかオレらの『おもちゃ箱』ってなんだろ?・・・
107 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:06
最後に上田+中丸ペアから上田が残りを引く。
カードには『イメクラ 3号室』と書かれてある。
それを見て中丸はホッと息を洩らす、
しかし上田はつまらなそうにチッと舌を鳴らした。
そんな上田に中丸は小さな不安を覚えた。
108 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:07
・・・・・た・・たっちゃん・・・・?・・
・・・・・な・・なんで・・・舌打ち・・・しちゃった・・???
109 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:08
「部屋の番号決まったね・・
じゃぁマネージャーは荷物チェックして、
携帯と音楽、ゲーム関係は取り上げだからね・・」
マネージャーはそれぞれのバッグから携帯とゲーム、
。Pod等を取り上げる。
箱にそれらを入れ、社長の側近に渡した。
110 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:10
「それでは1週間・・絆を深めてくださいね。
ドアには鍵をかけさせていただきます。
どうしても困ったコトがあったら
部屋に専用の電話が取り付けられてますから・・
あとカメラがソコら中に仕掛けてあります。
1週間以内に一組でもSEX出来なかったら解体・・・
・・という形になりますので・・。
インチキは出来ませんよ・・。
ちなみに撮らせていただいたテープは責任持って一週間後、
君たちにそれぞれ渡しますから、
自分達で好きに処分してください。
証拠は残しませんので安心なさい・・
また、生死に関わるようなコトが起きそうになりましたら、
中断の上、即全員クビです。」
111 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:11
淡々と喋る社長の言葉に亀梨が震えながら、声を出す。
「だ・・誰が見てるんですか・・・?」
社長はニッコリ微笑みながら、
「私と信頼できる2名の部下です・・
大丈夫・・他言は決してしませんから・・
ちなみにこの階には君たちしかいないからね・・
三食はきちんと定時に運ばせていただきますよ。
ドアに小さな開き戸がついてますので、
ソコで受け取ってください」
そう言いながら、社長は笑顔でエレベータに乗って行ってしまった。
112 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:14
マネージャーはそれぞれの部屋を、持っていた鍵で開け、
中へ入るように指示する。
フッと目をやれば、聖が肩を震わせ静かに泣いていた。
それを見て、中丸、赤西、亀梨も目を熱くさせる。
マネージャーは申し訳なさそうに、
ソレゾレのペアが部屋へ入ったのを確認し、外から鍵をかけていった。
「・・・皆・・・本当に・・すまない・・・。」
マネージャーは小さく呟くと頭をさげた。
113 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:15
エレベータの中では側近の一人が社長に尋ねた。
114 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:16
「社長・・本当にいいんですか?
・・・・それに、あの部屋にカメラなんて確か・・・」
「・・・うん・・・無いよ・・嘘だから・・
まぁ~・・あれだけ仲悪いから、これくらい強引じゃないとね・・
実際、身体を重ねるとね、例え男同士であっても、
男女のような感覚になって、『守りたい』って気持ちが湧くんだよ。
オスの本能ってやつだね・・
ましてや初めからノーマルの奴らなら特に、身体を繋げるってコトは
よほどの信頼がなければ出来ないコトでしょ・・?
しかも1週間もあれば嫌でも二人で話しなきゃいけないし、
冷静になるいい機会でしょ・・。」
115 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:18
「しかし・・・恋愛に発展なさったらどうなさるおつもりですか?
あのGのメンバーのように・・・」
側近の言葉に社長は不敵な笑みを溢す。
「表沙汰にならなければ、私は口に出さないよ・・
会社の利益にさえ繋がってくれればそれでいいんだよ・・・
KAT-TUNも勢いのあるGだから、
解体なんて始めからさせるわけないけどね・・・。
まぁ・・仲が良くなれば、Gもまとまるし会社にとっても有利でしょ?」
116 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:19
側近はそれ以上口には出さなかったが、
ここまで大きな会社にするには、
こんな事までしなくちゃいけないのかと・・
『社長』という存在に恐怖を抱いきながらも、
あの子らの不憫さを思って苦しくなった。
117 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:21
―――卍卍卍卍卍―――
赤西と亀梨の一週間・・・
・・・『おもちゃ箱』編
―――卍卍卍卍卍―――
118 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:22
赤西と亀梨がその部屋に入ってまず驚いたのは、
20畳の広い部屋にキングサイズのベッドが一つ。
そしてお風呂にトイレ、飲み物がギッシリ詰まった冷蔵庫と
小さなキッチン。
お菓子や乾麺も沢山用意されていた。
ベッドの目の前に大きなテレビが備えつけられてる。
テレビは何も移らなかったが、
テレビの棚に沢山のAVが揃えられていた。
どうやらビデオは映るようになってるらしい・・・。
しかもマニアックなモノから男同士のモノまでなんでもあった。
119 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:24
ベッドの周りの棚を開ければ、沢山の『大人のおもちゃ』がぎっしり
ローションも各種、色々な種類のコンドーム・・・
もう一つの棚を開けば、数百冊のエロ本や雑誌・・・
とにかくあらゆるエロぎっしりだった。
「・・・なるほど・・『おもちゃ箱』・・ね・・」
赤西は一つのディルドを片手に呟いた。
大小さまざまなバイブ、ディルド、アナル用のモノまで・・
120 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:27
憂鬱な溜息を洩らしながら、フッと見れば、亀梨が見当たらない。
ディルドを片手に移動すると、ドアの前で亀梨が小さく座り込んでいた。
「・・・何やってんの?」
赤西は言うと、亀梨は振り返り、
「・・・鍵閉められた・・・密室だよ・・
どうすんだよぉ・・・監禁じゃねぇか・・・・・っ
・・・・・・・・・・・?。
・・・って・・赤西・・テメー何持ってんだよ!!」
亀梨は太いディルドを指さしながら、蒼白したまま後ずさった。
削除スレッド移転スレッド削除
sage pre 等幅 書き込み後もこのスレッドに留まる
名前: メール:
私書箱ID:
■JUNE小説板に戻る■ ページの先頭まで飛ぶ
レスを全部見る 最新レス50件を見る 記事1-50を見る 50以降を見る
readres.cgi ver.1.64r
(c)megabbs (original)
卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
91 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:28
☆73さま 色んなジャンルやってみようかなぁ~って思いまして・・
初の試みですが、よろしければお付き合いください。
結構ふざけた内容かもしれませんが・・(-ー;)
☆74さま 楽しんでいただけたみたいでうれしいです♪
少しずつ仲良くなっていきますので・・
またお時間ある時目を通してみてください♪
☆75さま ラブになれるといいなぁ~って思ってますが、
まだそこまで書いてないのでなんとも・・(><;)
とりあえず絆を修復していきます♪
☆76さま 聖のツンツン好きなんですよ~
そしてソレにも負けない田口さんも好き・・(笑)
☆77さま アゲありがとうございました♪
頑張りますvv
☆78さま うぅ・・すません(^^;)
固定カプになってしまって・・(><)
いつか、書いてみたいような・・・・??
☆79さま 前レスから読んでいただきありがとうございます♪
田口・・・(笑)ド鬼畜系も好きですが、
それをやると絆が壊れてしまいそうなので、今回は控えめです(^v^)
92 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:36
☆80さま アゲありがとうございます♪
☆ボボボーボさま 前レスよりお付き合いいただきありがとうございます♪
前回とはだいぶ雰囲気違いますが・・・
よろしくお願いいたしますvv
☆ののあさま ハート掴めて良かったです(^ロ^)
前回とは本当違うのでチコット不安だったので、嬉しいです
またよろしくお願いいたしま(><)
☆83さま 今回はギャグ+シリアス?ですが
またお付き合いくださいvv
☆84さま 全員ノーマルなのでハチャメチャなHになるとおもいます(笑)
たぶん可愛げ無いですよ(^^;)
☆雨さま 淳聖も頑張りますvv
また目を通してみてくださいvv
☆86さま 最後までお付き合いいただければ幸いです。
そんなお話をつくれるように頑張ります♪
☆真顔さま 見つかりました(笑)そして見つけていただけてありがとうございます♪
確実笑えるか・・は不明ですが、楽しめる作品を作りたいですvv
☆88さま たっちゃんが一番Sかも??ってくらい
竜雄大好きです(笑)
93 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:39
☆89さま 前作よりお付き合いいただきありがとうございますvv
身体から始まる愛もありますよね(><)b
☆90さま アゲありがとうございます♪
94 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:42
●卍●
更新させていただきます♪
今回はそこまで行くかわかりませんが、
仁亀→淳聖→竜雄
の順でHシーンは書かせていただきますvv
社長は腹黒です(><)メンバーに絡んでは来ませんが・・(笑)
●卍●
95 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:43
それが一ヶ月ほど前のコトだった。
96 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:45
その後オレらは仕事が各々忙しすぎて、
ケンカもソコソコに落ち着いていた。
そんなコトも忘れ始めていた頃、
マネージャーが言った。
「お前ら・・来月頭から1週間長期休業取れたから・・」
97 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:47
楽屋でそれぞれの時間を過ごしていたメンバーはその声に立ちあがり、
・・・ヤッター!!・・と喜んだ。
皆のテンションも上がり、目をキラキラさせながら
どう過ごそうかなぁ・・と考え始めていると、
マネージャーが重い口を開く。
「・・・わかってると思うが、社長からいただいた1週間だからな・・
ホテルでそれぞれ二人きり・・まぁ・・合宿?・・のようなもんだ・・」
98 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:49
・・・・・・・・・・・・・・・・???
・・・・・・・あっ・・・・・・・・・・。
99 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:51
一瞬にして皆のテンションが落ち、
そのままソファに倒れこんだ聖が呟く。
「・・・・・逃げたい・・・・」
その言葉に田口以外のメンバーが頷いた。
100 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:57
マネージャーは溜息を付きながら言う。
「・・・仕方ないだろ・・社長とお前らが決めたコトだ・・
まぁ・・仕事は無いからゆっくり休めると思うからさ・・・
1週間、ホテルから出れないみたいだけど・・。
あ・・着替え準備しとくようにな・・
・・・・・・・・・。
・・・その・・・すまんな・・力不足で・・・」
マネージャーは気まずそうに謝ると、静かに楽屋から出て行った
101 卍寺 2008/02/12(Tue) 22:59
まるで全員死んでるかのような静けさが漂う。
・・・死刑を待つ囚人のような気分だった。
102 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:01
そして時はあっという間に流れ・・・・
・・・・・当日。
103 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:02
重苦しい沈黙の中、メンバーはマネージャーの車に乗せられ、
ある高級ホテルの前に降ろされた。
メンバー全員顔面蒼白で、中丸なんかはすでに震えていた。
104 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:02
最上階までエレベータで上ると、
その階のロビーで社長がコーヒーを飲みながら待っていた。
「おはよう・・・皆・・すごい顔だね・・・
死ねと言ってるわけじゃ無いんだから、もっと楽しみなさい・・
あ・・マネージャー・・例のカード引かせてやって?」
マネジャーは頷くと三枚のカードを取り出す。
「ペアの中から代表で一枚ずつこのカード引いて・・」
105 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:03
取り合えず、亀梨+赤西ペアから亀梨がマネージャーの手から一枚引く。
カードには『おもちゃ箱 2号室』と書かれていた。
次に田口+田中ペアから田中が一枚・・『SとM 1号室』と書いてある。
あまりに不吉な言葉に聖の持つ手が震えているのがわかった。
「わ・・・ヤバイ・・ヤバイ臭いがする・・・
誰か交換してくれ・・・か・・亀・・・!?」
聖は必死に亀梨の部屋と交換しようと、焦っていた。
106 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:05
亀梨は聖達の部屋の名前を見て、激しく首を横にフル。
「・・ヤダ・・絶対ヤダ!!・・・怖ぇーーーー!!」
赤西もさりげなく目をやり、あまりに必死な聖に含み笑いをした。
・・・・・・・コレはヤバイな・・・聖・・頑張れ・・・・
田口はどこか嬉しそうだし、
赤西の目には聖が更に小さな小動物のように見え、
なんだか可哀想というか、憐れだった。
・・・・つうかオレらの『おもちゃ箱』ってなんだろ?・・・
107 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:06
最後に上田+中丸ペアから上田が残りを引く。
カードには『イメクラ 3号室』と書かれてある。
それを見て中丸はホッと息を洩らす、
しかし上田はつまらなそうにチッと舌を鳴らした。
そんな上田に中丸は小さな不安を覚えた。
108 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:07
・・・・・た・・たっちゃん・・・・?・・
・・・・・な・・なんで・・・舌打ち・・・しちゃった・・???
109 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:08
「部屋の番号決まったね・・
じゃぁマネージャーは荷物チェックして、
携帯と音楽、ゲーム関係は取り上げだからね・・」
マネージャーはそれぞれのバッグから携帯とゲーム、
。Pod等を取り上げる。
箱にそれらを入れ、社長の側近に渡した。
110 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:10
「それでは1週間・・絆を深めてくださいね。
ドアには鍵をかけさせていただきます。
どうしても困ったコトがあったら
部屋に専用の電話が取り付けられてますから・・
あとカメラがソコら中に仕掛けてあります。
1週間以内に一組でもSEX出来なかったら解体・・・
・・という形になりますので・・。
インチキは出来ませんよ・・。
ちなみに撮らせていただいたテープは責任持って一週間後、
君たちにそれぞれ渡しますから、
自分達で好きに処分してください。
証拠は残しませんので安心なさい・・
また、生死に関わるようなコトが起きそうになりましたら、
中断の上、即全員クビです。」
111 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:11
淡々と喋る社長の言葉に亀梨が震えながら、声を出す。
「だ・・誰が見てるんですか・・・?」
社長はニッコリ微笑みながら、
「私と信頼できる2名の部下です・・
大丈夫・・他言は決してしませんから・・
ちなみにこの階には君たちしかいないからね・・
三食はきちんと定時に運ばせていただきますよ。
ドアに小さな開き戸がついてますので、
ソコで受け取ってください」
そう言いながら、社長は笑顔でエレベータに乗って行ってしまった。
112 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:14
マネージャーはそれぞれの部屋を、持っていた鍵で開け、
中へ入るように指示する。
フッと目をやれば、聖が肩を震わせ静かに泣いていた。
それを見て、中丸、赤西、亀梨も目を熱くさせる。
マネージャーは申し訳なさそうに、
ソレゾレのペアが部屋へ入ったのを確認し、外から鍵をかけていった。
「・・・皆・・・本当に・・すまない・・・。」
マネージャーは小さく呟くと頭をさげた。
113 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:15
エレベータの中では側近の一人が社長に尋ねた。
114 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:16
「社長・・本当にいいんですか?
・・・・それに、あの部屋にカメラなんて確か・・・」
「・・・うん・・・無いよ・・嘘だから・・
まぁ~・・あれだけ仲悪いから、これくらい強引じゃないとね・・
実際、身体を重ねるとね、例え男同士であっても、
男女のような感覚になって、『守りたい』って気持ちが湧くんだよ。
オスの本能ってやつだね・・
ましてや初めからノーマルの奴らなら特に、身体を繋げるってコトは
よほどの信頼がなければ出来ないコトでしょ・・?
しかも1週間もあれば嫌でも二人で話しなきゃいけないし、
冷静になるいい機会でしょ・・。」
115 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:18
「しかし・・・恋愛に発展なさったらどうなさるおつもりですか?
あのGのメンバーのように・・・」
側近の言葉に社長は不敵な笑みを溢す。
「表沙汰にならなければ、私は口に出さないよ・・
会社の利益にさえ繋がってくれればそれでいいんだよ・・・
KAT-TUNも勢いのあるGだから、
解体なんて始めからさせるわけないけどね・・・。
まぁ・・仲が良くなれば、Gもまとまるし会社にとっても有利でしょ?」
116 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:19
側近はそれ以上口には出さなかったが、
ここまで大きな会社にするには、
こんな事までしなくちゃいけないのかと・・
『社長』という存在に恐怖を抱いきながらも、
あの子らの不憫さを思って苦しくなった。
117 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:21
―――卍卍卍卍卍―――
赤西と亀梨の一週間・・・
・・・『おもちゃ箱』編
―――卍卍卍卍卍―――
118 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:22
赤西と亀梨がその部屋に入ってまず驚いたのは、
20畳の広い部屋にキングサイズのベッドが一つ。
そしてお風呂にトイレ、飲み物がギッシリ詰まった冷蔵庫と
小さなキッチン。
お菓子や乾麺も沢山用意されていた。
ベッドの目の前に大きなテレビが備えつけられてる。
テレビは何も移らなかったが、
テレビの棚に沢山のAVが揃えられていた。
どうやらビデオは映るようになってるらしい・・・。
しかもマニアックなモノから男同士のモノまでなんでもあった。
119 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:24
ベッドの周りの棚を開ければ、沢山の『大人のおもちゃ』がぎっしり
ローションも各種、色々な種類のコンドーム・・・
もう一つの棚を開けば、数百冊のエロ本や雑誌・・・
とにかくあらゆるエロぎっしりだった。
「・・・なるほど・・『おもちゃ箱』・・ね・・」
赤西は一つのディルドを片手に呟いた。
大小さまざまなバイブ、ディルド、アナル用のモノまで・・
120 卍寺 2008/02/12(Tue) 23:27
憂鬱な溜息を洩らしながら、フッと見れば、亀梨が見当たらない。
ディルドを片手に移動すると、ドアの前で亀梨が小さく座り込んでいた。
「・・・何やってんの?」
赤西は言うと、亀梨は振り返り、
「・・・鍵閉められた・・・密室だよ・・
どうすんだよぉ・・・監禁じゃねぇか・・・・・っ
・・・・・・・・・・・?。
・・・って・・赤西・・テメー何持ってんだよ!!」
亀梨は太いディルドを指さしながら、蒼白したまま後ずさった。
削除スレッド移転スレッド削除
sage pre 等幅 書き込み後もこのスレッドに留まる
名前: メール:
私書箱ID:
■JUNE小説板に戻る■ ページの先頭まで飛ぶ
レスを全部見る 最新レス50件を見る 記事1-50を見る 50以降を見る
readres.cgi ver.1.64r
(c)megabbs (original)
PR