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卍 馬と鹿の本能 卍 (仁亀 淳聖 竜雄)
391  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:00


赤西の全てが埋まった瞬間、
亀梨の足が大きく痙攣した。


「・・つぁぁ・・・・っ」


心臓がありえないくらいバクバク音を鳴らし、
頭をより一層混乱させる。


「亀・・・コッチに集中しろ!!」


赤西はペニスを扱きながら言う。

まだ半分も勃ちあがって無い亀梨のペニス・・

しかし亀梨の頭の中は、腹の中に埋められてる赤西の存在が大きくて
それどころではなかった。



392  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:03


反応を見せない亀梨に焦れ、赤西はゆっくり動きだす。

それに合わせ内部も引き攣れるように軋んだ。


「い・・・ぁ・・・っ・・・・じ・・・んっ」



・・・・・動くな・・・じ・・んっ・・



嫌だ・・・もう・・・・助け・・・っ・・



内部まで隅々ローションが行きわたり、
滑りが良くなった所で次第に早くなっていく腰の動きに、
ついに亀梨は子供のように泣き声を上げた。


「うぁぁぁぁ・・っ・・・・ひっ・・ぐ・・・

ふっ・・・・・ツゥ・・・・・・」


その声を聞いて、慌てて赤西の動きが止まる。



393  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:05


「か・・亀・・ごめん・・大丈夫か・・?」


「ふ・・っ・・・く・・っ・・・は・・ぁっ・・・・

・・・・・・・っ・・。


・・ハハッ・・ご・・ごめんっ・・・も・・慣れた・・」


亀梨は涙に震える声で小さく笑いながら言った。

顔はマクラで見えないが、
きっと大人になってからここまで泣いたコトは無いくらい
泣いてるに違いない・・。


「いい・・よ・・動けよ・・・っ」


「・・・ごめん・・・ゆっくりにするから・・・」


赤西は再び静かに亀梨を揺らす。



394  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:08


ギシ・・ギシ・・・


ベッドも揺れる・・。




・・・・・・・・・・・っ・・・


・・・・ま・・だ・・・?・・・っ・・


・・・まだ・・・イけね・・・の・・?


・・・・・つれぇ・・・よ・・




限界が近い亀梨は薄れ始めた意識の中で思った。



395  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:10


痛みも苦しみも麻痺し始めた頃、
中で熱い何かが腸内を満たし始めた。


・・・・・・おわった・・・?・・


「・・あ・・・わり・・中で出しちまった・・」


赤西の言葉に薄れかかった意識が覚醒する。


「ば・・・か・・

・・・・っ・・お前・・・ゴム・・しろよ・・

腸は・・・細菌多いんだぞ・・・さっさと風呂行け・・」


「ゴム・・・ベッドの側に用意すんの忘れちゃって・・

本当にゴメン・・・・」


赤西は申し訳なさそうに微笑んだが・・・



396  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:12



・・・それは・・・嘘だった・・・・




397  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:14




赤西は敢えて中で出した。

亀梨の細胞の隅々に自分を染みわたらせたかったからだ。




398  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:16




暗い雄の本能・・・






399  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:18


それに気がつかない亀梨はただ赤西の身体を気遣うだけ・・。

今だ、亀梨の内部に残るオレのペニス

もっとこのままでいたかったが、亀梨が苦しそうだったので
ゆっくり引き抜いた。


「クッ・・・・」


その瞬間亀梨が辛そうに仰け反り、
胸から汗が綺麗に流れ落ちる。

赤西は脱力したまま動かない亀梨を見ながら、
一度もイけなかったペニスを掴み咥えた。

初めて男のものを咥えるわけだから、かなり抵抗あったが
亀梨を気持ちよくさせたい、一心だった。




400  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:20


亀梨は顔を覆ってたマクラを外し、困惑した顔で赤西を見つめる。


「やめろ!!仁・・・っ・・

・・・お前がそんなことすんな!!頼むから・・」


亀梨は大粒の涙を溢れさせながら怒鳴る。

赤西は口から外すと、勃ちあがった亀梨の亀頭に舌先を入れこむ。

亀梨と目を合わせながら、丁寧にペニスへ舌を絡ませた。


「仁・・・っ・・・オレはいいから・・・」


亀梨は下半身を襲う痛みに顔を引きつらせながら上半身を起こし、
赤西の髪の毛を掴む。



401  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:23


「・・・放せよ・・!

いいから感じてろ・・・」


「ヤダ・・・お前に・・・そんなコトして欲しくねぇ・・・」


亀梨は必死に頭を振る。


「オレは・・お前も気持ちよくさせてぇんだよ!!」


赤西はそれだけ言うと再び、慣れない口淫を再び行う。


じゅぶ・・じゅぶ・・・



亀梨は痺れるような快感に腰を震わせる。


「仁・・出ちまう・・口・・はなっ・・・」


赤西は亀梨の言葉を無視したまま、
口の中でソレを受け止めた。



402  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:26


ノドに絡む粘性の苦い液・・・

初めて飲んだソレは、
とても美味いとはとても言えなかったが満足だった。

ただ・・亀梨はあまりにショックだったみたいで、
顔を蒼くさせ、涙を一生懸命手で拭う。


「・・・ごめん・・仁・・・っ」


赤西は唇を手の甲で拭きながら言った。


「・・・・なんでそうやって謝るんだよ。

オレはさ・・亀だから気持ちよくさせてかったし、
亀のだから・・・っ。

つうか・・いい加減わかれよ・・・」



403  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:27


亀梨は俯いてた顔を上げると、
涙で紅くさせた目を優しく微笑ませた。


「・・おう・・・・・・気持ちよかった・・・ありがとな・・・・」


ずっと不安だったが、
赤西にそう思われたことが素直に嬉しかった。

そして純粋に男のコノ身体で赤西が感じてくれたコトが唯一の救いだった。

赤西はベッドから下りると、シャワールームへ行き、
亀梨の為に湯船に風呂を溜め始める。




404  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:29


亀梨もベッドメイキングし直そうかと、起き上がろうとするが
腰が全然立たず、ベッドから転げ落ちた。

その大きな音に赤西も顔を出し、腰にタオルを簡単に巻きながら、
亀梨を抱き起こす。


「大丈夫か・・・?」


「わり・・・腰が立たねぇの・・ビックリ。」


赤西はそのままベッドに座らせた。


「亀・・風呂入っちゃえよ・・・

オレ手伝うか?」




405  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:31


亀梨は頭を横に振り、笑顔で言う。


「全然大丈夫!

でも良かった・・・SEX無事に終わって・・

赤西が丁寧にヤッてくれたから、血も出なかったみたいだし・・

ありがとな・・。」


それから、ふらふらっと立ち上がり、腰を押さえながら
足を引きずるようにシャワールームへ向った。




406  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:35


赤西は亀梨を見送った後、クシャクシャになったベッドをメイキングし直す。

その時初めて、ベッドサイドの棚の下に小さな引き戸があることに気がつき、
開くと、沢山のボタンが付いていた。

一つを押すと波のように激しくベッドが揺れる。


「わっ・・スゲー・・亀梨にも教えてやろ・・」


そう言いながらボタンを押して楽しんでいると、
いきなり・・ガ・・・ガ・・ガ・・・と重い音をさせながら
シャワールームの壁が折りたたむように動きだし、
まるでスケルトンのように中の様子がわかった。

亀梨自身は全く気がついてないみたいだから
マジックミラーのような構造なんだろう。




407  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:38



・・・・・へ~・・・・


まじまじ近づいて覗くと、
風呂の縁に腰を下ろし、
タオルを噛締めながら声を殺して泣いているのがわかり
見てはいけないものを見てしまった気がして
深い溜息を洩らした。


・・・・・亀・・ごめんな・・・


それから亀梨は片足を胸に抱えると、足を広げ
恐る恐る手で自分の秘肛へ触れ、きつく目を瞑り、何度か深呼吸をすると
指を挿入し、中のローションや精液を掻き出し始める。

肩が大きく震え、余計に涙が溢れ出していた。
歯を食いしばり指を何度か動かしていると
亀梨の指を伝い精液が零れ落ちた。




408  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:39


赤西は目も逸らさず、ずっと亀梨を見つめる。



どく・・・どく・・・どく・・・



胸に落ちた熱いこの感情・・気づいてはいけない感情が・・・
切なくて痛かった。



・・・・やべぇ・・・どうすんだよ・・・・


・・・・・つれぇ・・・・亀・・・っ・・・


・・・・報われねぇよ・・どう考えても・・・・・



しばらくボ~ッと見てると亀梨が湯船からあがり、
お湯を入れ替えてるところだった。

そして鏡で顔を顔の腫れを気にしながら、
両手で頬を叩き気合入れてる。



409  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:41


赤西はハッとしてベッドサイドへ向い
ボタンを見つめる。


・・・どれだっけ~・・・え~・・?・・


何個か間違いながらも、見つけると再び大きな音を立てながら、
ゆっくり閉まっていった。

間一髪で亀梨もシャワールームから出てくる。


「・・・・?・・何やってんの・・仁・・・」


「ふぇ・・・?・・はぁはぁ・・・運動・・・っ」


赤西は肩で荒く息を吐きながらそう言うと、
亀梨は不思議そうに頭を傾げた。

それから慌ててベッドを直し、
シャワールームへ逃げるようにかけこんだ。




410  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:43


・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・。


亀梨がベッドで横になってると赤西も寝る準備を整え、
部屋の電気を落とし、隣へ入る。


「・・・仁・・・」

「ん?・・・」

「・・・今日は・・その・・ありがとな・・・」


亀梨がそう穏やかな声で呟く。


・・・どく・・・・


再び胸が大きく高鳴りだす。



411  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:45



「・・オレの方こそ・・無理させて悪ぃ・・

本当に・・ごめん・・痛かっただろ?」


「・・・思ったより平気・・・やっぱ勉強した甲斐あったな・・」


そう言いながら亀梨はふっ・・と笑った。


「・・だな・・!!でもまだまだ・・・・・

やっぱ難しいよ・・」



・・・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・





412  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:47


・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・。


「・・仁・・その・・・オレのこと嫌いになった?」


亀梨は身体の向きをオレの方へ変えながら聞いた。

もちろん顔までは暗闇で分からない。


「・・・嫌いになるわけねぇだろ?・・・」



・・・むしろ惚れちまった・・・



「そっか・・・良かった・・・」


赤西も向き合うように身体を動かす。




413  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:48



「・・・・あとさ・・・・・っ・・」


亀梨は言いづらそうに、言葉を詰まらせた。


「わかってる・・メンバーにも・・他の誰にも

何があっても言わない。」


「・・・・・・・・・・うん・・。

・・ありがと・・。」


それを聞いてホッとしたのか、
亀梨はす~っと寝息をたて眠ってしまった。




414  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:49


「・・・亀・・?」


「・・・・・・。」


「・・寝た・・?」


「・・・・・・。」


赤西は寝たのを確認すると、亀梨の頭を優しく撫で、
そっと身を乗り出し、啄ばむような優しいキスを数回繰り返した。


「・・・おやすみ・・・亀・・・」


・・・・・・・・・・

・・・・・・。


415  卍寺  2008/02/22(Fri) 00:59



・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・え・・・・っ・・・・・?


亀梨はゆっくり自分の唇に手を持っていった。


・・・な・・・なんで・・・?・・仁・・・・


胸の鼓動が早くなる。




416  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:04


さっき赤西に確認の声を掛けられた時、
睡魔が襲って来てたので、答えなかった。

この心地良い睡魔の中で溶け込むように眠りたかったから・・

しばらくすると、赤西に頭を撫でられ、
昔を思い出し顔がニヤけた。

それから・・・・キス・・・・

心臓が千切れるくらいドキドキしている。



・・・・・・どうして・・・・・




417  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:05


頭に巡るのは疑問ばかり・・

・・そして嬉しいと思ってしまった自分自身・・


・・・・・・やべぇよ・・・・・仁・・・・なんでだよ・・・・


気がつきたくなかった、
自分の奥底に隠れていた感情に・・。




418  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:08





・・・・オレを・・惑わすんじゃねぇよ・・・バカ野郎・・・っ。






419  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:10



・・・・・6日目




420  卍寺  2008/02/22(Fri) 01:11


ギシギシ軋み、身体に激痛が走る中、
顔を顰めながら目を覚ました。


・・・・イテェ・・・・身体が・・・筋肉痛・・・・


隣に目をやると、綺麗な寝顔の赤西が
軽く口を開けて寝ていた。


・・・・・昨日のことは・・・夢だよな・・・・


赤西の紅いぽってりとした唇を見ながら、そう思う。

しばらく見ていると、いきなり赤西は背伸びをし始めた。

とっさに亀梨は寝た振りをする。


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